精神疾患の心のわだかまり

私は、鬱を発症して25年になります。この25年間心のどこかで「死にたい」と言う気持ちはあります。こんな事を言ってると「バカだな」と思われるかもしれませんが、昔程強い「死」ではありません。私の周りの人達のお陰で薄くなっています。

何作か前に、私は「養女」だと話したと思うのですが、私には血の繋がった兄2人と姉1人がいます。
ただ、この3人の兄や姉と何十年も連絡をしていない。今更ながらどうでいいことだが、1度だけ長男と連絡を取ったことがある17年ほど前にどうしても連絡をしなければならなかったのです。何十年ぶりで会いました。私が産まれてからの事など話していました、そして時々は連絡できるようにと連絡先の交換もし亡き実父の永代供養の話しもしたのに、突如音信不通になったのです。せっかく会って話しもして、少しわだかまりが溶けたのかと思っていた矢先でした。私は「また、裏切られた」と言う気持ちで一杯でした、やはり「健常者」である彼らには私の存在が疎ましかったようです。そこで、以前よりもカチコチのわだかまりができてしまったのです。

やはり、精神疾患者は「厄介者」なのだと痛感させられました。人は、何かしら誰かに対して心に対してわだかまりを持っているのかもしれません。私は特に変わっているのかも知れません。こだわり過ぎているのかもしれませんが、1度光が差し込みかけたのに見るも無惨に分厚い壁に阻まれたのです。
誤解しないで下さい。精神疾患者だから、物事をまともに取れないのではなく逆に、ピュア過ぎて何でも信じてしまうのです。だから、わだかまりが出来てしまうとどうしても相手を受け入れられなくなってしまうのです。

健常者の方なら、何ともない石の欠片でもメンタル疾患者にとっては、大怪我をする事もあります。人は決して強くないから友を求め、情にすがりたくなったりするのではないでしょうか?それは、決して恥ずかしい事でもなく自然の節理なのではないのでしょうか。ただ、メンタル疾患者はその表現が苦手なのです。

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