メンタル疾患と健常者の相対関係

私は、鬱病ですが一般就労に関して不安要素で一杯です。あくまでも私個人の見解ですが、就職するにあたり「障害者枠」と、「一般就労」の2種類の就労の方法がありますが、「障害者枠」で就職すると、何となく引け目を感じてしまいます。例えば10ある仕事の中で、半分くらいしか任せてもらえない気がします。それは、気を遣ってくれているのだと思うのですが何故か申し訳なく思ってしまうのです。
だからと言って、健常者の仮面を被り普通に仕事をこなせたとしても、ストレスが溜まるのです。
健常者と一緒に働けたとしても、人の倍をこなさなければと勝手に思ってしまいます。健常者の中にはメンタル疾患をわかってくれる人も居ますし、全く分からず相対関係がギクシャクする場合もあります。与えられた仕事を人より早くこなす事を意識してしまい気がつけば、メンタルが疲弊してしまう。

私の理解力が、劣っているので時間がかかってしまう、それをカバーするには人より早く出社して1日の段取りを決めなければスタート出来ないのです。
理解してもらえない同僚や上司に囲まれると、「何故、早く出来ないのか?」や、「早くしてくれ」と言われるとパニックになり、自分の段取りが狂ってしまうのです。就職すると、健常者に合わせようとしてしまい、その相対関係が続くと「無理なのかもしれない」とネガティブ思考になってしまいます。健常者の人に、メンタル疾患の全てを分かってほしいわけではなく心の余裕を見せてほしいのです。
私は、何に対しても劣等感しかなく自信が持てない。健常者の人からしてみれば理解ができないのかもしれません。相対関係は、健常者が正しくて間違えるとメンタル疾患者のせいにされる気がして働く事も難しいのかも知れない。でも、健常者の皆さんがそうではないのも事実です。暖かい目で指導してしてくださったり、寄り添って考えてくれる人も居ます。でも、いきなり自分の経験をカミングアウトしても相手は引いてしまうので人を見る目を養わなければならないのだと思います。健常者との相対関係をバランス良く保たなければ就職は、難しいのかもしれません。その、バランスの取り方は人それぞれ違うだろうし、取れない人も居ます。

それでも、引き込もっていてはいけないと皆思っているはずです、そんな人達にエールを送れたらと、私の経験を赤裸々に綴っています。

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