櫻坂46 デビューカウントダウンライブを見て

 さて、この投稿がされている頃には、櫻坂46がデビューを果たしているでしょう。最も、その前日の夜に行われたデビューカウントダウンライブの感想の捌け口となるのが、このブログになるわけです。

 客観性皆無、主観性を貫き、ライブビューイングにソロで参戦した、社会人一年目の感情書きブログです。ファン以外が見ないことを想定して、メンバーも私の呼び方で書きます。自分の人生の一分一秒でも時間を大事にしたい方は、ここでブラウザバックを推奨致します。


 今回も、セットリストを箇条書きで感想をずらずらと述べていくだけになります。既に記憶の破片が剥がれ落ちてきていますが、覚えている限りを言葉にしていきたいと思います。拙い文章ですが、参戦した方は「そんなことあったなぁ」とか、参戦していなかった方は「こんなことがあったんだー」程度で見てやってください。

開演前

 ライブビューイングとはいえ、久しぶりの現地感を少しだけ味わうことができました。櫻坂の好きなBuddiesと同じ空間で、感情の共有ができたのは、どこか懐かしい感触でした。私は着席したのが、開演が19時30分に対し、19時28分ぐらいだったので、影ナレをまともに聞けませんでした。恐らく、天ちゃんと夏鈴がいて、立ち上がっての声援はおやめ下さい。みたいなアナウンスだったと思います。私のライビュ会場は、本当に物静かで、ペンライトを構える人もいなければ、タオルを掲げる人も居ませんでした。そんな静けさの中、ようやく開演です。


OP映像

 ラストライブのアンコール前の友香さんの挨拶から。あのラストライブで抱いた気持ちを思い起こし、櫻坂として歩き出す明日への一歩を予感させる映像でした。


M00.Overture

 完全新作です。少し欅坂の1stのOvertureと雰囲気は近しいかもしれません。メンバーの順はどうなったかというと、三列目→櫻エイト→センター(天、夏鈴、ひかるの順)でした。正直に言うと、私は名前順が良かったです。最後は当然、ひかるが映し出されるのですが、もし有観客になった時に大歓声が湧き上がるのでしょうか。その日が楽しみですね。


M01.Nobody‘s fault

 一曲目からぶっ飛ばしの表題曲でした。ラストライブで見たフルパフォーマンスがほぼ記憶にない中だったので、今回がフル初見のような感覚でした。歌番組で見る姿より、洗練されて且つ、気合の入りようが違いましたね。このライブに勝ちに来ていることがひしひしと伝わるハイパフォーマンスでした。二番Bメロの「泣き言なんか聞きたくもねぇ」と歌い、三角ポーズを決める森田ひかるが好きなんですよ。何を思ってあのポーズでこのフレーズ歌ってるんでしょうね。あとこの曲に限りませんが、表題であるNobody‘s faultではセンター両隣の理佐と小林がより頼もしく思います。ラストサビ前のシャウトジャンプ、カメラアングルは真上でしたが、私としては斜め前が解答な気がしています。


MC1:森田センター楽曲のメンバー(喋りは森田のみ)

 流れのまま次の曲に入ったので、それぞれのセンター曲をまとめてやっていく構成なんだとここで認識。恐らく「三人のセンターそれぞれ色がある曲になるので」みたいなことを言っていたと思います。


M02.ブルームーンキス

 元々、音源だけ聞いた時に、単純に好きだったのですが、パフォーマンスは割れたスマホを彷彿とさせる過激さがチラホラ。二番で理佐がひかるを抱いて、顔を近づけるシーンでは、心を落ち着かせようと胸を揺すっていました。全員良いムードにさせてくれるような表情をして、サビでは可憐に踊り狂うわけです。満月をバックに踊る姿はカッコ良かったですね。あの曲はライト暗めが映えそうです。(ノバフォでよく見る、ひかるの冷酷で凍てつく眼差し、覚悟を決めた勝気な瞳は性癖ドンピシャでしたが、ブルームーンキスのひかるは艶かしさ、時に出る甘さを交えた挑発的な眼に、私は恍惚とする顔を隠せませんでした。性癖の終着点を見てしまった、抱いてください)


M03.最終の地下鉄に乗って

 歌詞は欅坂っぽい名残があり、メロディーとダンスパフォーマンスは鮮やかでいい融合だと思います。イントロが何回聴いても、風のクロノアの雰囲気なんですよね。どこか聴いたことのある音なんですよね、思い出せませんけど。


ダンストラック(藤吉センター楽曲のメンバー)

 Plastic regretを多少アレンジしたような音源で、夏鈴センターの三列目メンバーが序盤を務め、衣装変え終わった櫻エイトが合流して、かなり激しいダンストラックをこなしました。


M04.Plastic regret

 一人一人が歌っていくので、歌割りの答え合わせ感があって楽しかったです。因みにもう忘れました。また聞き直して、円盤化された時に同じ楽しみ方をしたいと思います。


MC:藤吉センター楽曲のメンバー(喋りは夏鈴のみ)

 夏鈴の「この曲は、恋愛曲だと思いますが、私は最近別の解釈を見つけました」って言ったの、欅坂で培った歌詞を汲み取る力が活きたのかなと思いました。私は恋愛曲という解釈から離れることができませんし、直接的に捉えてしまうので、迷ったらすぐに告白したいと思います。


M05.なぜ 恋をして来なかったんだろう?

 この曲のパフォーマンスは期待値が高かったと思います。ライビュ観客の皆も、黙ってはいましたが、絶対に楽しみにしてたんだろうなと気配を感じとることができました。「センター:その他」になる時間が長いので、夏鈴の出来次第で最強になってしまう曲だと予想してました。この答えはまだ出ていません。夏鈴、この曲の前までは結構表情が固かったというか、変化が少なかったのですが、なぜ恋イントロで映し出された顔は、何か解放されたような笑顔でした。あの強弱の受け方は、唯一無二の武器になりかねません。そしてそれを、自然とやってみせるのが彼女の恐ろしさです。


ダンストラック(山﨑センター楽曲のメンバー)

 遠藤、ふーさんとダンス映えメンバーや、松平と上村の身長差に、新二期のやーれなと大沼の6人なのですが、結構バランスが良かったように思います。得意げな顔をして踊るふーさん、いけてましたね。


M06.半信半疑

 超ロックなメロディーに、アイソレーションをかますサビが印象的です。どこか全く忘れましたが、保乃の顔が決まってるシーンがありました。いや本当にどこか忘れました。そこさくの伝言ゲームで見せた天のアイソレーション、半信半疑を聞いていたのでしょうか?(スタジオに響くノバフォ)


M07.Buddies

 櫻坂の最高にして、最強の希望を全身で受け取ることができる楽曲です。困難を乗り越え「希望なんてあるのだろうか?」と疑うも、近くに君がいれば、仲間がいればきっと大丈夫なんだと、歩こう、生きようとポジティブなフレーズに、壮大なメロディー。初パフォーマンスは、MV通り笑顔を繰り返し、お互いが見つめ合い、みんなとどこまでも行けると信じて疑わない強い信念を見せる、キラキラとした美しいシーンの数々でした。櫻坂は大丈夫だと、必ず満開に咲き誇るんだろうと、確信することができた瞬間でもありました。天の腰を落とすがん決めポーズが抜かれなかったこと以外は、ベストだったと思います。


MC4:メンバー個人個人コメント、櫻坂全員でのMC

 一人一人のコメントでパッと思い浮かぶのは、あがり症の遠藤と、噛み噛みのゆみさん、「絶対心」天です。途中で前の人が携帯触り出したの、少し残念でした。ライブはメンバーだけでなく、ファンも作り上げるというのに。MCは相変わらず、友香さんが先導して進めます。適当にメンバーに振って、愛想笑いして終わるいつものやつです。もっと周りが盛り上げて欲しいですね。茜さーん!


M08.櫻坂の詩

 この曲は、どんなメロディーだったか全く覚えていません。ですが、真っ先に思ったのは「全員で櫻坂の曲を作ることができた」嬉しさです。本当に全員で輝く未来へ行くために、欲しかった全員曲を手に入れることができて、ひたすらに嬉しいです。もう一度いいます、全員曲、嬉しい!!メンバー全員が穏やかな表情をして、凄く温かさを感じることができる楽曲です。

 振りは櫻ポーズをかなり安売りしてました。最後に「櫻ポーズ」をするのですが、映画館で周りが全くしていなかった中、私はしっかり突き出して作ってヒラヒラしました。今更ですが、恥ずかしいです。


次に、気になったメンバーを取り上げます。


・小池美波

 櫻エイト二列目真ん中ということで、ひかるの真後ろを陣取ることが大半なのですが、ピントが合っていない場面でも、惹きつけられます。時々、ひかるじゃなくて後ろのみいさんをみてしまうことがあります。


・齋藤冬優花

 ダンスパートの存在感は確かなものでした!自信がある表情も見て取れましたし、一期生の貫禄というものがそこにはありました。


・菅井友香

 最近は安心して、MCを聞けますね。まだキャプテンということでいいのでしょうか?このライブで正式に決めたりするのかなと思っていたのですが、そのようなシーンはありませんでした。彼女以外キャップはありえませんけども。


・渡辺梨加

 ほんわかとする雰囲気を作るのは彼女ならではw


・渡邉理佐

 ブルームーンキスでの、ひかるの抱き方、手慣れすぎてませんでした?


・遠藤光莉

 緊張しいが出てましたが、なんだか支えたくなる不器用さがありますね。ダンスはかなり決まってたので、自信がついた後が楽しみです。


・武元唯衣

 三列目に関わらず、カメラに抜かれるシーンが多く、力のこもったパワーダンスが良かったです。ノバフォでは、かなり印象が強かったです。


・田村保乃

 Buddiesで見せる、等身大の笑顔が輝きました。恐らくですが、彼女はBuddiesが好きなのではないかと思います。あの自然な笑顔、心から愛を注ぐ姿を見るに、勝手ながらもそう思ってしまいました。どの曲も一心不乱に魅せるのですが、最近では上手にコントロールするようになりました。不安定さが無くなり、コメントも無理無駄ムラがなかったです。グループを愛する原動力で、これからも私の瞳のセンターでいてください。楽曲に全力で、楽しそうにパフォーマンスをするあなたが大好きです。田村保乃さんが、健康で、ずっと笑っていますように。。


・松田里奈

 最後の捌け側の全力ピース大好き


・森田ひかる

 ブルームーンキスで見せた表情は忘れられない。なんだあの性癖の集合体。それはさておき、自分のイメージがグループに直結してしまうことを意識するあまり、最近では昔ほど自由にできていない気がしていましたが、ライブでは完璧にパフォーマンスを見せてくれて安心しました。年末の歌番組では、自信を持ってノバフォを披露してくれると期待してます。今は迷っていい時期なので、周りのメンバーに頼って、少しずつセンター像を作り出していきましょう!今日も最高にカッコよかったです!櫻坂の誇れるセンター!


・守屋麗奈

 なんかこの子、トークで歌番組出てない時でも「みんなっ見てるよー」とか、パフォーマンス中のブレない笑顔を見るに、実は芯が強くて、メンタルがタフなんじゃないかと思いました。結構図太いのかもしれません(大外れ解釈の予感)


・山﨑天

 この子、楽曲を自分のものにするのが上手です。あの「絶対心」ってワード、言われてから気になって小一時間問い詰めてしまいました。勢いで言ったのか、それとも言うと決めていたのか??それにしてもかっこいい言葉ですね。



 以上が今回のライブビューイングを見た感想です。

 初披露する曲だけだったので、新鮮味あり、培ってきた経験から生み出せるものありと、あの頃と変わらぬものと、変わりゆくものが沢山ありましたね。一期生も二期生も新二期生も全員、晴れやかな気持ちで挑めた気持ちの良いライブでした。演者が楽しむ姿が、スクリーン越しから私たちファンに直に伝わってきました。

 欅坂から一つ距離を置き、櫻坂に移り変わるのは、とても難しいと思うんです。そして期間なんてまだ二ヶ月足らずですよ、それこそラストライブの櫻坂初披露は、まだ実感もしていなかったと思います。欅坂の自分と、櫻坂の自分の分離ですよね。今回のライブでは、その両者に一つ区切りをつける意味では、大きな意味を持っていたと思います。明日から櫻坂としてデビューする前夜に、ステージに立ったこの日は、きっと数年後、思い出すべき初心になるんじゃないかと。

 余談ですが、デビューカウントダウンライブなので、メンバーが一人一人自己紹介とかするのではないか?と予測してたのですが、全くありませんでした。これはかなり望んでいたので少し残念です。


 まだ櫻坂は、何色にも染まっていません。これから、何色になるかわかりませんし、何色にも染まらないかもしれません。カメレオンみたいに、その時々で変化する櫻があってもいいとも思います。このコンセプトから、本当にこのチームは、多くの可能性を秘めていることがわかります。今は探り探り、少しずつ見つけていきましょう。その道筋を私たちは声援という形で照らし、メンバーが強い絆で切り拓いて行くと、私は思いますよ。私はね。


 最後になりますが、櫻坂46の皆さん、本当に素敵なライブをありがとうございました。そして、お疲れ様です。温かいお湯に浸かって、好きなもの食べて、毛布にくるまって寝てください。私も、今回のライブを頭の中でグルグルさせながら、就寝したいと思います。


2020.12.08 19:30


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