櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線-Go on back?-IN 東京ドームの二日間を見て


1.はじめに

 お世話になっております。保でございます。今回は、本タイトルに記載されております公演の感想を、いつものように雑に書き記していこうと思います。

 初日は一塁側スタンドの最前列、二日目はど真ん中視点の二階席でしたので見え方的な要素と、心の持ちようもあって楽曲によって感想が異なるものがあるので、今回も二日間分を綴ります。しかし、セットリストが同じだったので、大幅に変わったものは少ないですので、ボリュームは薄まってます。

 ステージ構成は、メインステージに大きな階段が聳え立っており、降りた先に例の「SKZ」モニュメントが吊るされており、サイドから花道がバックステージ(アリーナ真ん中付近)に繋がっている形でした。そしてアリーナ最後方に四角の離れ島ステージがありました。

 私個人も、この東京ドームは特別な想いを抱いていたので、感情的に書いていくと思うので、興味がない方はここでブラウザバックを。それでは覚えている限りを箇条書きします。


2.セットリスト(一日目)


影ナレ(松田里奈、中嶋優月)

 思い返してみれば2022年、満席ではなかったドーム。それから月日が経ち、いまその会場を見渡すと白いペンライトで埋め尽くされていました。もう既に感極まり、涙が溢れ出ていました。二人が元気に注意事項を読み上げると。

「Buddiesのみんな、準備はいい?」

 そういうのに弱いです。なんなんですかもう。松田キャプテンになってから苦しんだ期間を乗り越えて、あの時に聞いた言葉とは、また違う意味合いが含まれていて、でも変わっていないものも確かにあって。それなのに解釈は明らかに違っていて。本当に櫻坂46の東京ドーム公演が始めるのだと思わさせてくれました。


M00.Overture

 はい号泣ですね、号泣です。完全に埋まった東京ドームに白ペンラが灯されてOvertureですね。4thツアーの映像の想起とメンバーの名があがるだけで泣きました。


M01.何歳の頃に戻りたいのか?

 バックステージに一人、新衣装を身に纏って現れたのは山﨑天でした。可動式のムービングステージに乗り、頂点に指を差しメインステージへと渡ります。そしてメンバーと合流。どこかで聞いたことのあるコインを弾く音と、時間に逆らうような時計演出。

 なんと、4thツアーラストソングが一発目の楽曲でした。

 かなり最後向けの曲なので、驚いちゃいました。何より衣装が高貴で騎士のようで良かったです(世間では王子様衣装と言われています)。藤吉のももが裂けてる部分と、松田のショーパンはナイスチョイスでした。

 会場が大盛り上がりの中、歌詞を噛み締めてまた泣いてました。夢を見るなら、先の未来を見ていきましょう。


M02.泣かせて Hold me tight!

 ムービングステージで移動しながらバックステージへ。グリーンのライティングがとても鮮やかで、レーザー光線みたいで映えてました。この楽曲を聞いて、ツアーのセットリストを逆さまにしていくんだろうと思いました。


M03.恋が絶滅する日

 と思いきや全然逆の流れではありませんでした。BANは何かしら用意があるのだと予測を立てられました。ここでは土生のポジションに入っていた村山が効いてました。一塁側に森田が居て騎士衣装カッコよすぎて発狂してました……ううぅ。


M04.摩擦係数

 第一回大事件。今回も3rdアニラ同様、イントロ前に匂わせる神音源から入ります。本編の音より私は好きです。森田がメインステージの階段上から、山﨑がバックステージから。互いが野生と理性の魅力を存分に発揮します。流れのまま摩擦係数へ。3rdアニラより続く対立構造を、よりわかりやすく二つのステージに分けてのパフォーマンスです。

 そして二番が終わり間奏バトルへ。その前に「MINAMI KOIKE」とスクリーンに映し出され、大歓声です。小池はそのまま野生チームに合流。

 ここではまず理性チームは松田を真ん中に置きパフォーマンスをします。かなりこのパートの松田は印象的でした。ターンが移り変わると野生チームです。藤吉はかなり良いキレしてました。このパートでヤベェのは藤吉、田村、小池、谷口、守屋、斎藤が踊り倒してるんですよ。力強くカッコよく決めてるんですよ。その後ろでただ立ち尽くして、自分の登場を待ってるわけです。野生チームの王が。そしてアーチのように綺麗に道を開けると、ゆっくりとそこを歩み進めるんですよ。

 森田ひかる、カッコよすぎじゃんかそんなん。

 なんというか、勝負をかけて威圧感や存在感を出すのは誰でも出来るんですよ。でもその、ただ立っているだけでもう黙らせてしまうというか、そんなの一握りの人間にしか出せないそれですって。

 後ろから歩み前に出てきたと思えば最高のビートと共に山﨑と共に二画面でバチバチのダンストラックです。もうここ一生好きで変な悲鳴出ました。ずーーっとキャーーーーー-!!!!!って言ってました。本当に無理。騎士みたいな衣装なのに風貌は野生軍の王で、闘ってみれば猟奇的で相手を覆い尽くすかのようなそれ。森田、マジでもうやめてください。


MC①(松田によるインタビュー式)

 優月の英語良かったです。藤吉も良かったとします。


M05.Nobody's fault

 全ては、あの汽笛が船出の合図だった。

 メインステージ階段上で、煙突ポーズを逆さに向け、上へと立て直す。MVと同じ轟音が鳴ると、異質な空気感を作り出す一枚目のシングル楽曲に入ります。また東京ドームで見られたことが嬉しいですね。ちょっと入れ込みがやっつけ感あったので、そこは残念でした。森田を囲むフロントが村山と井上というのもまた良かったです。ただ、田村と大沼のシンメが力強くて好きだったので、そこが崩れてて少し悲しかったです。


M06.Cool

 MV演出続きのブースです。トンチキ映像に吸い込まれてしまうようなテレビ菅に大園が立ち、パフォーマンスを披露。髪の毛を掴むところは、毎回誰かしら髪型の都合で掴めていない子がいるのですが、今回映された範囲だと齋藤と山﨑でした。他もいたでしょうが、抜かれてません。大園は良くなりましたね!最後の表情とか抜群で、最初の頃はそこまで刺さりませんでしたが、既にモノにしていて感心しました。


M07.Dead end

 MV演出が連続してきます。来ますね、歩行用信号機を見た時点で、あー。あれね、でどえんね、いいじゃーんぐらいに思ってました。

 まぁ信号機の上に座りますよね、結構イケてます。ちょっと中性成分強めですけどまだ耐えてます。えぇ、カッコいいけどね。

 彼女の意思で信号を、青にも赤にも変えられる演出で、交通状況を鑑みて踏み込んでは変えて、また変えてを繰り返します。

 口に咥えるチュッパチャプスを取り出しますよねそしたら中性的部分どころかもうそれは〇ロくてなんかあのその待ってえぇどういうこと?ってなってました。もうその辺りで脳溶けてたんですけど、信号を変えたらクラクションやらブレーキの音やら衝突音がするわけです。そんなのお構いなしみたいな顔で見下してるんですよ。。。待って、もうやめて、その次イントロ。

 取り出したチュッパチャプスをノールックで”後ろ投げ”(ここ大事)して決め顔です。

 あのさああああああもううううううううううう……

 なんかもうおかしくなっちゃいました、森田にここまで癖刺されたの久しぶりです。そんでまだ居座ってカメラに向かってはポージングしてましたね。時にバイバーイみたいな手振りしてはニコッて笑ったり。そこで歓声が上がるわけですよ。

 私は「は?」って言っちゃいました。イェーイ!じゃねぇよ。ふざけんな。

 井上の煽りも前のドームを思い起こさせてくれるものでした。そのままで安心しましたね、ドーム!手上げろ!!です。最高です。けどとりあえずあの森田は反則です、狡いです、取り締まってください。


M08.桜月

 気を取り直し、次の楽曲へ。恍惚としてしまうほど美しい桜色の満月をバックに、麗しい彼女が舞い降ります。私は毎度、桜月を聞くと思うのですが、あの楽曲に入る前の息を呑む感覚。その感覚のまま、ピアノの旋律が心地良いイントロが駆け巡ると、どこか美しさを通り越えた切なさが胸に迫るんですよね。それが東京ドームという大きな会場で、鮮明に映えた鮮やかな桜色の下で。愛の中に哀愁を、恋の内に悲壮感も含まれて、だけどそれよりも女性の強さそのものも映し出されていて。守屋はそれを魅せては、完璧に演じていたように思います。

 衣装も変わり、白やピンク等で彩られたゆるふわ衣装でした。

 ラストサビ前の森田の表情は、以前までのような「叶わぬ想いを馳せる切なさ」ではなく「叶わない想いを受け止められる強さ」が現れていたように思います。初日は特にその色が強かったですね。


M09.流れ弾

 桜色の満月は、次第に赤い月へと変化します。ブレワイみたいですね。流れ弾入る前のダンストラックは、なんかかなり和のテイスト音源で面白かったです。終わったと思ったら少し続いたのも、流れ弾のwait a secみたいで良かったですね。二番セリフパートは3rdアニラ同様いのかりんでした、痺れます。ただ衣装がゆるふわのままなので、ミスマッチ感ありました。


M10.何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう

 ここで、アリーナ後方の離れ小島ステージパフォーマンスです。私の座席近くにカメラマンがいらっしゃって、そのカメラに映るメンバーをチラッと見てましたら、最初の1分ぐらいずっと小田倉フォーカスで面白かったです。


MC②(田村インタビュー式)

 「なかなか暑いねー(訛り)」が面白過ぎて内容覚えてません。井上の煽りが最後変になりかけたのを、田村がすかさず入れ込んで終わらせたのは覚えてます。


M11.恋は向いてない

 深くガッツポーズしました。めっちゃ見たかったです。中嶋が非常にいい顔してますね。まさかの2022ツアーの階段や制服の人魚衣装でした。結構好まれてた衣装なのでしょうか。


M12.真夏に何か起きるのかしら

 起こしすぎだろ、どう考えても。

 なんと三人とも制服姿で壇上。それもそれぞれの制服が解釈一致で爆ぜました。2022ケヤフェスの制服の人魚みたいな衝撃のそれでしたよね。

 ボブにしたばかりの小島にやられたファン絶対多いでしょう。私もその一人です。山﨑も向井もめっちゃ可愛いしイケてるのに持ってかれました。なんかもう顔付きも変わってますよ。どんな、水着、買うか、悩む♪じゃないんですよ。あまりにも可愛すぎます、小島でポカリかアクエリのタイアップください。山﨑は爽で。向井は多岐にわたるから難しい、何がいいでしょう?汗拭きシートとかマフラータオルとかですかね?


M13.心の影絵

 良かったんですが、余韻抜け切れずそこそこという評価です。一番近くに谷口が居たのですが、キレがあって良かったです。衣装はアニラ2023の本編ラストの皆大好き衣装です。


M14.油を注せ!

 大事件その2です。いやぁ……凄かったですよ。まずクラップを要求するようなビートで刻む音楽が鳴ると、その音に合わせて振りを入れるのは武元です。そこからBACKSメンバーの登場、全員分の椅子が用意されると同時に、メンバー全員が各画面に分かれてバックスクリーンに映されます。

 それがめっっっっっっちゃくそカッコいい。死んじゃった。

 ああいうそれぞれのフォーカス画面が分かれて映ってんのめっちゃ好きなんです。個性のぶつかり合いじゃないですか。それを感じ取られてまぁ印象的で。そのままダンスパートを続けると、イントロ前にまた皆が椅子に座り決めポーズ。イントロと同時にまた個々でスクリーンに映されます。

 その決め顔がイカれてるぐらいカッコいい。小田倉さんの澄んだ瞳が麗しいのに畏怖感じるところとか、遠藤の心の奥にまで刺してきそうな眼とか、石森の流し目妖艶女豹感とか、バチクソイケてるけど余裕全開の村山とか。荒々しく足立てる大沼とか。もう全員分のスクショくださいお願いしますって土下座してます。

 パフォーマンスは思いっきりムービングを使って派手にやってました。BACKS史上最高の傑作です。


M15.静寂の暴力

 静まり返り、謎ポエムが画面に表示されて無音ダンスへ。ペンライトが消えて、本楽曲に。

 私個人としての感想は、過去に比べて少しくどく感じました。感動させよう、凄いって言わせよう、と工夫するのは素晴らしいのですが、ちょっとやり過ぎてるのかもしれません。あの曲、普通に披露するだけで他の楽曲と差が付くんですから、余計なポエムとかいらないです。無音ダンスも、良いんですけどどうしてもズレてますし。決して批判をしたいわけではなく、少しくどいかなーと思ってしまいました。

 ただ、静寂の暴力のパフォーマンス自体はやはりパワーを感じます。特に感動したのは、ラストサビに入る前の静寂から、山下のセリフ後にムービングステージで移動するんですが、そのタイミングでライティングがされるところです。幻想的で、暗闇に一筋の光が差し込んでいて。相当力のこもった演出だったと思います。ラストサビ前の表情、全員抜かれましたが、遠藤と小田倉はかなり良かったです。


M16.マンホールの蓋の上

 環境、破壊。

 マジでヤバいです、いやヤバすぎます。何がヤバいかって、この楽曲は4thツアーでは一曲目だったんですよ。そこでバリューを発揮しすぎてついには、この後に続くBAN、承認欲求、Start Over、等の楽曲軍の空気を作る”一曲目”にまで成り上がったんですよ。どころかこの中でも一番良かったって思う人すらいますでしょう。

 メンバーが壇上するとツアー専用のラスト衣装でした。

 ど真ん中で構える森田がもう、言葉になりません。盛り上げ曲の一発目、ぶち上げる準備は出来てます。

「Whacha say we do?」

 始まりですよ。もう私、ペンライトポケットに入れてクラップしてました。マジで爆上がりです。鼓動聞こえるぐらいえぐかったです。そして一番サビ前のマンホールの蓋の上の松田と武元!めっちゃいきり倒してました。ガチで好きです。

 もうこれドが付くほど大好きです。高めまくって、次の曲へ。


M17.スペシャルBAN

 前半にあったのが、この場所にある時点で何かしら違うことをしようとしているのが明確でした。ただ森田センターで三期も普通に入っていたので読めませんでした。一番が終わると、スペシャルBANでおなじみの間奏に入ります。

 ドヤ顔武元唯衣。ビックリしちゃった。

 なんとBACKSメンバーと分けてのパフォーマンスでしたね。全員BANを今やるには、それしかないという選択でした。三期vオリメンという熱さとはまた異なる、全員一致団結というか、バチバチ要素というよりは一つになって披露する一体感のようなものが前面に出ていたと思います。

 森田も良いぎらつきを見せていました。ただ、それを上回るエクスタシーが次の楽曲で待っています。


M18.承認欲求

 事件その3。先に言いましょう、私がこの二日間、東京ドームを見た中でアベレージは一番高い楽曲でした。とにかく、とにかく凄まじい瞬間を見られました。

 この時点で、マンホールとスペシャルBANをこなしています。その中で揃えれば揃えるほど綺麗な承認欲求を披露。コールも一体感が増していくようでした。

 森田は相当気合が入っている様子でした。彼女は常時ハイパフォーマンスでしたが、承認欲求は少しグレードを上げているように思えました。

 さてさて、二番が終わってツアーで見てきた間奏ダンスに入ります。ここマジで大好きです。

 記憶してる限りだと、初手から田村と山﨑が決めてましたよね。そして小池中心に二列目までのメンが魅せて。

 二画面対峙の谷口愛季と山下瞳月。マジのマジで激熱です。なんでしょうね、どこか谷口が勝負かけているように思えました。山下にも自分にも負けられないとメラメラした闘志が感じられて。共に合わせて踊る部分から、片方が止まって片方が踊ってって下りで、止まった時の谷口の表情が良かったです。逆に山下はいつも通りやれば良いと、もちろん自分に対する自信から来るものです。最後はデフラワーを重ね上げ、スポットライトはセンターステージの階段上で待ち侘びるセンターへ。

 身体を柔軟に使い、全体で踊り狂います。指先から足先まで、惜しみなく動かして、熱を上げて、思いっきり高めて昂らせて。

 踊り終わると、ゆっくりと階段を降りフォーメーションを整えるメンバーの元へ。会場に溜め込む爆発力を破裂させたのは、彼女の心から来る叫びです。

「ドーム!!!いくぞおおおおおお!!!!!!!!!!」

 うあああああああああ!!!!!!!!ひかる!!!!!!ともう、自分の中のリミッターがぶち壊れました。何もかもどうでもよくなりました。ここまで溜め込んでいた全ての熱を発散させてしまうぐらい。マジのガチで過去一最高の煽りでした。声が裏返ってましたよ、あの森田が。

 煽り自体は普通のはずです、言ってることもありがちじゃないですか。じゃあなんでここまで熱いかって、後半の楽曲軍で盛り上がりがピークを迎えているタイミング、皆が知る間奏に入る前での煽り、何より森田ひかるが滾らせて心を燃やしてぶちかましたこと。全てが重なって、最高の煽りになってました。私、東京ドームで一番好きなシーンは?って聞かれたらここの煽りって言ってしまいます。それぐらいガチで熱かったです。最高でした。あぁもうどこまでも飛んでいけそうってぐらい。


M19.Start Over!

 もう承認欲求でリミット外れておかしくなってたので、いかれるぐらいイントロで飛んでました。オイ!オイ!オイ!オイ!とか言いながら頭おかしくなってました。ひたすら飛んで飛んでぶちあがってました。アニラの二日目越えたんじゃないですかね、それぐらい飛んでました。会場は思ったより飛んでなかったですけどね。全体の3.4割ぐらいしか飛んでなかった気もします。そんなことはどうでもいいですね、足痛いとかも知りませんね、さぁ藤吉。あなたのターンです。

 しかし、初日の藤吉はいつものキレを感じなかったです。守屋とかラストサビ足上がってなくて笑っちゃいました。そりゃそうです、ダンス曲連続は厳しいですからね。ちなみに私は、あまりに飛び過ぎて自業自得後から気分悪くなりました。


M20.自業自得

 ターゲットを狙うように、グリーンの照準が何かを狙う演出と共に。赤と青の色合いがちりばめられ、新曲のラストソングです。山下に狙いが定まった後の顔は、くっそイキってましたね。私ですか、そうですかぐらいの顔でニヤッとしてました。

 期待値がMVだったので、少し残念な点がありましたね。二番とか特に村山的野、松田森田の対をなしているのが好きだったので、なくてショックでした。ラストサビも、円になって何グループに分かれてダンスかと思ったら、普通に全員で踊ってましたね。

 でも、アウトロで速攻しゃがむ的野美青があったのでおつりが来ました。本当に面白くて最高です。自業自得で一番好きかもしれません。


EN1.Anthem time×ドローン旋回中

 ツアー同様、混ぜてのレスタイムです。さぁスタンド最前が活きます。トロッコ一番近くに来るのでレス貰いたい放題です。初手から藤吉見えてまた騒いでしまいました。もう跳ね倒してました。すると後方の山﨑が見えて、調子乗って指さしたんですよ。すると、彼女の同じ態勢に屈んで指を差してくれました。ありがとう世界、私は山﨑運がいつも強い。

 じゃあ次のターンで森田も来るじゃないか!!


EN2.Buddies 

 当然来ます。来ますが、トロッコ内に居るように思いませんでした。あれ?と思ったら。

 アリーナ側を向いてました。なんて悲しい背中なんだ。

 せっかく前にいる田村や谷口なども気づかず綺麗に抜けていきました。虚しく離れていく森田を見送りながら……そして最後に見えたのが幸阪でそれも良かったです、なんか哀愁がありました。

 なぜ私は森田の運がないのだろう。山﨑や藤吉はよく来るんですけどね……ははは……


MC③(BACKS LIVEとセンター発表)

 バクラが決まるまでは良かったですが、センター発表とは贅沢です。めっちゃ上がりました、こういうサプライズ大好きなので。すると映し出されたのは石森でした!!連番している方が石森推しなので、一緒に喜びました。本当に嬉しそうな悲鳴を上げてて、同じぐらい嬉しかったです。

 石森も拙いながら、良い言葉を選んでましたね。かなり期待できると思います。


EN3.櫻坂の詩

 あの東京ドームで、満開の桜が咲きました。櫻ピンクで彩られ、素敵な空間そのものでした。めっちゃ泣きました。このステージを、こうして一緒に居られる幸せを噛み締めて泣いてました。ボロボロでした、本当にありがとうとおめでとうの気持ちしかありません。最高です、櫻坂46。



3.セットリスト(二日目)

 

影ナレ(山﨑天、山下瞳月)

 いくもどを引っ提げてのツアーだったので、そのセンターである山﨑とニューシングルセンターの山下で始まります。初日の時と打って変わり、このドーム公演を楽しむそういった意気込みで挑みました。初日はもう、本当にこの時点で感極まっていたので。
 二日目は二階席のど真ん中からなので、演出の全てが見えますし、パフォーマンスもじっくりと見られました。


M01.何歳の頃に戻りたいのか? 

 泣かずに笑って楽しもうと望んだのも束の間、二番サビの山﨑と森田の向かい合ってダンスするところで、とにかくあの舞台で幸せに笑う姿からのハグで涙腺飛びました。ラストサビの歌詞を噛み締めていたら、もう涙止まりませんでした。この曲だと思います、櫻坂らしさというものが詰まっているのは。美しい女性の強さや、クールでカッコいいパフォーマンスあれど、この楽曲は彼女たちの現在をありのままに映し出されていて、充実感溢れるものと、先の未来という名の”今”に本気なこと。櫻坂46だからこそ、心に響くものです。この楽曲を引っ提げて、東京ドームに来られたことが誇りでした。


M04.摩擦係数

 間奏ダンス、山﨑に注目していたんですが、あの森田が前出てきてステップダンスぶちかますところで、両手を突き出して跳ねさせる動きしてたんですけど、めっちゃカッコ良かったです。流石ですね。


MC1(松田インタビュー式)

 ほぼ初日と内容同じで焦りました。


M05.Nobody's fault

 色々とこみ上げるものがありました。元々この楽曲には思い入れが強いのですが、やはり東京ドームともなるとより特別で。ただ、その感じたものは言葉に表すことができないような感覚で。ここでも、上手に綴れません。


M07.Dead end

 わかってても女性のような悲鳴を上げさせられるチュッパチャプス放り投げ森田。あの行き交う交通状況の中で飛び交う人間の愚か醜さ意地汚さのようなものを、完全に冷え切った目で見下す顔。ド癖が死ぬ音しか聞こえません。本当に。


M08.桜月

 ミニターに映された満月がとても美しかったです。正面アングルからだと、余計に沁みるものがありました。


MC2(田村インタビュー式)

 武元の煽り慣れが面白かったです。守屋さんはエピソードトークもう少し磨いてください。増本の声は二階席いましたけど余裕で聞こえてました。


M12.真夏に何か起きるのかしら

 双眼鏡で真下を捉えてましたが、二日目も小島が圧倒的に優勝です。タッパが三人ともあるので見栄えが良かったです。


M13.心の影絵

 フルで双眼鏡タイムになりました。歌唱するメンバーにフォーカスを入れ替えて入れ替えてを繰り返して。三人まとまった時に見たらやっぱり山下がダンス抜けてる気がしましたね。


M14.油を注せ!

 イントロダンス後に全員が座ってからのバックスクリーン、壮観という他ありませんでした。遠藤理子の表情がまぁ良かったです。


M15.静寂の暴力

 山下のセリフ後のラストサビで、白いライティングが施されますが、それがあまりに絶景で言葉を失いました。二階席真ん中からだと、本当に綺麗で水の演出も相まって恍惚としてしまいました。涙腺も緩むほど美しかったです。


M16.マンホールの蓋の上

 間奏クラップ、森田の煽りがガチでした。もうこの時点でかなりひりついてましたね、彼女。


M17.スペシャルBAN 

 ここも注目はやはり間奏です。選抜とBACKSに分かれてのパフォーマンスです。あの間奏の森田と武元がやる右手を三点打つ振り!初日でやらなかったので落胆してたんですが、二日目やりましたね!!その時の武元の跳ね方が凄くて最高でした。

 そしてユニゾンに入る前の手を吸い込むように引き寄せる通称「森田スクリュー」(私が勝手に呼んでます)も飛び出しました。東京ドームの全ての掴みこんでました、そしてあのニタ笑顔ではちきれます。


M18.承認欲求

 わかってても森田の煽りでこの日一番の声出ました。もう毎回やって。


M19.Start Over!

 わかりやすいぐらい藤吉のコンディションが良くて笑っちゃいましたね。初日と違いすぎますよ。二日目ジャンプの時も、冷静に会場見たら4割ぐらいしか飛んでなくてビックリしました。そんなもんでしたっけ。


EN2.Buddies 

 最後に山﨑が合唱をさせてくれましたね。あれで大泣きです。あの空間にいられる幸せ。一生忘れたくないですね。



4.気になったメンバー


・小池美波

 摩擦係数の復活での盛り上がりが凄くて、それに応えようとベストを尽くしてる姿は熱かったです。ゆっくりでいいので、彼女なりのペースで活動してほしいですね。


・井上梨名

 東京ドーム手挙げろ2024良かったです。個人的には恋絶が印象的でした。あと騎士衣装、一番似合ってて好きです。


・大園玲

 Coolでの仕上がりと表情管理を見るに、洗礼されると相当良いもの持ってるなと改めて感じました。


・武元唯衣

 ダンスは一番目に留まります。油を注せの前のとこなんて至高そのものです。なんならMCも卒なくこなせます、ステージでの彼女は超S級プレーヤーで正直止められないですね。モノが違うと思います、早く選抜で見たいという気持ちが強まるばかりでした。


・田村保乃

 言葉が刺さるもの多かったですね、この東京ドームに来たことが嬉しいという気持ちも一緒だと。ファンに対して誠実なところが、彼女の一番の強みです。


・藤吉夏鈴

 Start Over!での初日と二日目の違いがやはり気になります。しかし、マンホールはさることながら、BAN等の楽曲でもフルスロットルを持ってきてました。持久力も出てきてるので、パフォーマンスするにおいては欠かせません。


・松田里奈

 まずはとにかく、労いの言葉を感謝の想いを伝えたいです。キャプテンとして、ここまで引っ張ってくれたことに。そして、初日は特に言葉を整理して伝えていたのが印象良かったです。かなりそれっぽくなってきました。でもやっぱり、Buddiesのみんな、準備はいい?ですね。そんなの、狡いですよ。ありがとう、本当に。


・森田ひかる

 二日間通して、崩れること一切なく、いつも通り完璧でした。Nobody's faultやBAN、承認欲求等のパフォーマンスを見ると、櫻坂46のセンターは彼女なのだと思わされます。しかし森田が滾っている時は、自分にも伝染しますね。特にマンホールの蓋の上や承認欲求で、かなりその熱量を感じました。ギラついてる森田は本当に別格です、やっぱり推しはあなたしかいない。


・山﨑天

 何度も言ってきましたが、本当にエースの顔になったなと。それはパフォーマンス面だけでなく、チームとして見た時ですね。本当に頼れる子で、MCの時も、煽りも、スキルそのものも、絵になるところも、全て担えるセンセーショナルなメンバーです。Buddiesで合唱をして一体感を味わったり、櫻坂の詩で手を取って幸せそうに笑ったり、中心に据えられるべき理由が、パフォーマンス以外からも伝わりました。


・石森璃花

 BACKSセンター発表の時、不安そうな表情よりも、キリっと前を向いているところが印象的でした。


・遠藤理子

 静寂の暴力で抜かれた時の表情、三期生で一番良かったと思います。


・小田倉麗奈

 相変わらず、目で語るものが多く。ただそれが目立ち過ぎないから、あまり注目されないんだと思います。あの子は、誰よりも楽曲解釈が深いのだと毎回思わされる表情管理です、もっと評価されると嬉しいですね。なんラブとか凄かったです。


・小島凪紗

 ボブなぎ完全に恋。真夏とかおかしかったです。他二人見る余裕を与えない存在感。


・谷口愛季

 今回の東京ドーム公演二日間で、個人的に評価爆上がりのメンバーです。かなり目の色が変わってたというか、平均的で突出した何かがないと言ってから数ヶ月、スペシャリティ性を見出したとまではいってませんが、とてもインパクトに残る姿を魅せらている気がします。それはなぜかっていうと、やっぱりその発言をしたからですね。何も言ってなければ、変わらずいつも通りだったと思います。それを発信して、恒常的にハイパフォーマンスをする、これが本当に凄いことです。特に承認欲求では、間奏ダンスで山下に食い下がっていました、今、かなり再燃してきています。


・的野美青

 こういう大舞台になると、粗削りな部分は変わらずあって安心しました。伝えようとする気持ちが強すぎて、パフォーマンスそのものが上ずる時があるので、それはずっとそうであってほしいなと思います。でも必殺技みたいなのも覚えてきました。静寂の暴力の「誰も孤独になるよ」の時とかそうですね。イケメティックのそれ、乱用は控えてほしいものです(笑)


・向井純葉

 彼女はもう、一段違う評価をしている自分がいます。いつもの向井では満足しないぐらいの目で見てしまうといいますか。もうこの子、参加楽曲全てに魅力がありました。三期曲はもちろん、BACKS曲から、代打で入った曲も全て凄まじいインパクトです。大人数グループにパフォーマンスにおいて大事なのは、一瞬だけ抜かれる時の印象なのですが、向井は外したのを見たことがありません。必ずといっていいほど良い!今の!ってさせてくるんですよ。東京ドームでも変わらずそうでした。正直、グレードが違います。未来のエースは彼女だとさえ思うほど、所謂パフォーマンスメンにも引けを取らないポテンシャルが垣間見えました。BANセリフの変わらないっていけないことなの?がエグかったです。


・村山美羽

 恋絶、ノバフォ、桜月等かなり良いポジションを与えられている中で、きっちりと務められる貫禄が良かったです。



5.終わりに

 以上となります。結構箇条書きで乱雑にまとめましたが、それでも文章量は多くなってしまいました。それぐらい、思い入れが強いライブだったんだなと改めて思います。

 今回のライブが終わった後に出てきた感想としては、本当に櫻坂46の東京ドームライブだったなというものでした。

 特別なことをすることなく、今できる最大限を大舞台で発揮する。それを全員でやり切ることに、大きな意味があるのだと思います。

 新せ界のヴィジョンで守屋が言っていたように「自分たちの実力で東京ドームに立ちたい」というものが、現実的になったのは夢のようでした。私は、戻れないものだとばかり思っていたので、本当に感激してばかりで。

 結局、一番泣いたのは初日の影ナレからのOvertureだったかなと思います。一番に見たかった景色はこれだったんだなって思って号泣しました。あの東京ドームを完全に埋めて、綺麗な白色のペンライトで灯されて、誇りでもあるOvertureが流れて大歓声の中、何歳の頃に戻りたいのか?を披露する。ここに全ての愛という感情がありました。

 何歳の頃に戻りたいのか?を引っ提げて、東京ドームに来られたことが、一番に嬉しいです。歌詞とのリンクも含めて、これじゃないといけないとさえ思う内容で。森田も、この楽曲の歌詞については同じ想いだとも言ってましたね。

 確かに、BANや承認欲求、Start Overや自業自得のようなライブの勝負となる部分にこれから持ってこられる曲ではないかもしれません。途中で刺し込んでも、イマイチピンと来ないことがあるかもしれません。もしかしたら、披露する機会も減るかもしれません。ですが。

 櫻坂46が本当の実力で辿り着いた東京ドーム公演で、一番に心を揺さぶることができたのは、この楽曲があったからです。

 過去に囚われることなく、今という先の未来が美しいのだと気付かせてくれたこの楽曲が、私は櫻坂46の中で一番大好きです。

 何より、その楽曲を歌うのが、櫻坂46ですから。今のあの子たちですから。だからここまで愛することができるわけです。本当にありがとうございますですね。

 もう、改名前のチームのことを考えることもなくなりました。超えるとか超えないとかそんなことよりも、今の櫻坂46が幸せで楽しい。それでいいんだと思います。


 と長くなりましたが、本当に幸せな二日間でした。最後まで読んで下さりありがとうございます。もし何かブログの内容で気になった点がありましたら、質問箱をしているのでそちらへどうぞ。


 X(旧Twitter)のアカウントはこちらです。→@runchan_mannn



 ではまた、次に書く時まで。サヨナラバイバイ。


櫻坂46、東京ドーム2DAYSで11万人動員 小池美波が復帰&サプライズ発表も【セットリスト】 - モデルプレス (mdpr.jp)


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