櫻坂46 3rd Tour 代々木第一体育館公演 一日目を見て

1.初めに


 お世話になっております。保でございます。

 今回は2023年4月12日に行われました、タイトルのライブに参加しましたので、その感想を雑に書き起こします。

 ネタバレを含みますので、これから初見で見たい!っていう方はブラウザバックをお願いします。

いつものように、箇条書きのクソ雑文章で、記憶の限りまとめていきます。ライブ後感想なので、その時に思ったことを書くだけです。解釈とかそういうの一切なしの私情ばかりなのでご注意を。


 まず、冒頭で語りたい部分は5thシングルの「桜月」を引っ提げたツアーであるということです。守屋と大園を中心に、これまでのセンター経験のある田村、藤吉、森田、山﨑を据えて、スパイスを効かせるのが三期生。という構成でした。

 ユニット曲はないので、BACKSは選ばれる曲次第で出番の有無が違いすぎたのは、ファンとしてはどう受け止めたのでしょう。

 そして、2ndツアーを上回るようにという、期待も込めて見させていただきました。常に更新しなくてはならないのが、このグループに課される宿命だと思っているので。それではセットリストを見ていきましょう。



2.セットリスト


影ナレ (守屋麗奈、小田倉麗奈)

 れなぁ(麗奈)はいっぱい作れます…からこの二人。チグハグでしたが、最初の公演なので、主役の守屋が務めました。明日は恐らく大園と三期生誰かとでしょうね。声出しが楽しみで仕方ありませんでした。いよいよ、櫻坂という名に合った春のライブの開幕です。



M00.overture

 イオンカードライブ、5thミニライブとほぼ変わらない映像だったかと思います。森田ひかる推しなので、彼女が映し出されると、つい名前を叫んでしまいました。三期生が最初にギュッと詰まってるのちょっと面白い。


M01.Cool

 予想通りでした。その前にイントロダクションとして、ダンストラックが入るのですが、ステージ奥の光る演出とか、音含めて2nd tourに似たライティングがありました。今回はメインステージに加え、花道が中央ステージ(円形)に伸びている形だったのですが、ダンストラックの途中でスポットライトが中央ステージに映し出されると、今回の主役の一人、大園がバチッと抜かれました。そこからCoolへ。かなり良い入りでした。Coolで気になったのは、やはりセンターの大園ですね。気合の入りようはひしひしと。隣の小林も、抜かれる度にいい表情を覗かせてました。最高のスタートだったと思います。


M02.半信半疑

 Cool終わりに、山﨑が一番得意げな顔でセンターステージ高台に上った時点で、薄々感じてました。2021年紅白の時とほぼ同じ、髪の毛すべて入れたポニーテールだったので、気合入れるときはあれなんですかね?しかし、アイソレはもう我が物顔ですよ。久しぶりの披露だったので、かなり興奮しました。理佐ポジは土生が務めていました。増本は小林が帰って来たので後方でした。


M03.摩擦係数

 前半部分で問題があるとしたら、ここです。ちょっと飛ばしすぎたというのもありますし、入れ込む場所を悩んだ結果だったのかなぁとも思います。相変わらず森田は流石のジャンプでした。山﨑との頷きは、笑みが少なかったので多少熱さも。


MC1 (松田中心のインタビュー式)

 とにかく短い。しかも聞く人を決めたインタビュー式。本当にどうにかしてほしいです。参加してないというか、聞いてない子何人かいますよあれ。


M04.それが愛なのね

 ヲタクのアハアハ、思ったより悪くなかったです。盛り上げ曲をここで持ってこられたので焦りました。どういうブースと構成を練っているのかわからなくなったというか。でも、純粋に楽しめる曲ですよね。叫ぶには適してます。これが盛り上がりの一つという時点であれですけど。


M05.恋が絶滅する日

 そこまで印象なし。まさかこのツアーでも入るとは思ってませんでした。流れ的には、なぜ恋とかおも寂あたりでも良かったように感じます。このタイミングだと、パッとしません。


M06.ブルームーンキス

 私は項垂れた。ここまでショッキングな出来事は初めてでした。この楽曲は、特別大好きなので拘りがあったのですが、もう失われてしまう様が悲しすぎて、ペンライト振るのをやめてしまいました。セリフ後の無駄な歓声、森田のセリフ後の表情はそれもあってか、中身がなくなってしまい、完全に死んだ楽曲です。声ありになることで、この楽曲は全てを失くしました。何も残っていません。語弊を恐れずに言えば、やる価値のない楽曲に成り下がりました。本当に、本当に残念です。私の大好きなブルームーンキスはもう戻らない。


M07.五月雨よ

 ブルームーンキスのこともあって、放心状態でした。相変わらず、屋内だとバリューが低く、表題だから入れておこうの楽曲。


M08.もしかしたら真実

 かなり良かったです。理由は音源です。元々、楽曲の平穏さと歌詞の爽やかさが絡み合って心地良い楽曲なんですが、会場で響くメロディーが鮮やかすぎて聞き入りました。本当に良い曲です。パフォーマンスは森田のソロの顔しか覚えてません。


M09.無念

 土生が不在だったので、かなり焦りました。クソ歌詞なのは変わらず、いうほど盛り上がらないしアイミンの下位互換です。


MC2 (田村中心のインタビュー式)

 井上のアリーナ!スタンド!が楽しかったです。


M10.夏の近道

 ツアー大逆転の一手、やっと三期生の出番です。楽曲披露前に、一人ずつ見せ場ありのダンストラックがありました。そこで印象に残ったのは谷口でした。そして夏の近道、この日一番声はりました。楽しいどころじゃないですよ、危なっかしい計画ぐらい声出しちゃいます。超絶可愛い!すら勢いでやるぐらい楽しい。何もかも忘れて楽しめる楽曲って貴重なんですよ。その域に達してると思います。中央ステージと、メインステージを縦横無尽でした。本人たちのステージを楽しむ気持ちが、伝わってくるので観客である私たちも楽しいんですよ。ライブの醍醐味です。


MC3(三期生)

 中嶋のインタビュー式でした。恐ろしいのが、そのやり方に則していれば、新しく入った彼女たちでも、同じクオリティーでやれてしまうということです。なんらほかのMCと変わらないレベルなの、かなり面白いですよね。というか櫻坂46、三期生です!は必要なのでしょうか。覚えてもらうためではありますが、もう櫻坂の一員なので別に…と思ってしまいます。


M11.魂のLiar

 渾身の全員曲、まさかの会場ドン滑りの冷え冷えでビックリしました。私自身、この曲は全然響いてなかったのですが、ライブだと盛り上がるのではないかと淡い期待をしてましたが、周りのヲタクは全く乗ってませんでした。私はそれなりに声を出してましたけど、そりゃそうですよね。あまりにも酷いです、この曲は。会場を巻き込めるレベルではないんだろうなぁと感じました。


M12.Nobody’s foult

 森田のみがメインステージに佇み、後ろからメンバーが合流して陣形を整え、誇りの1stシングルです。ただ、最後の大ジャンプシーン。森田は東京ドームのイントロのような、押しあがる式のオブジェクトに乗っていたので、まさかのジャンプキャンセル。ゴミofゴミ。


M13.なぜ恋をして来なかったんだろう?

 藤吉が中央ステージから出てきて、かなり色気出すダンストラックを挟んでからだったので、なんとなく予想ができました。可もなく不可もなく。


M14.流れ弾

 次は田村がメインステージ高台へ。衣装が白レースなので似合ってなさすぎる。何のために?の森田も、カメラと照明ミスで映ってなかったですし、まとまりのない流れ弾でした。無理に入れ込む必要性を感じません。


M15.Dead end(三期生)

 この日、一番の衝撃と言っていいでしょう。本当に度肝抜かれました。中央ステージが、円形オブジェクトに囲まれて、映し出される文字列が3rd member」ここまでは良いんですが、次の瞬間にでどえんのイントロ。もう疑問だらけです。頭おかしなりますよ。そして11人、確かに三期生でセンターは村井でした。圧巻のそれ、いや初めて先輩とするステージとは到底思えませんでした。なんか、月並みな言葉しか出てこないんですよ。凄い、ヤバい、ばっかです。全員が全力でやりきる姿を見て、心が揺れました。先輩たちも、それを感じていてほしいです。この時間は、明らかに三期生が持っていきました。ダンスレベルもしっかりしてて、素晴らしかったです。村井優……


M16.条件反射で泣けてくる

 三期生Dead endの後だと、パワーに欠けました。余韻があったので、どうしても。


M17.BAN

 やはり、櫻坂が正当に闘える楽曲だと感じました。間奏部分は、アレンジ入ってダンスパートが長くなってましたね。森田も流石でした。


M18.桜月

 このツアーの最後を収めるに相応しい楽曲です。メインステージに桜の花が彩られ、その幹となる位置につく選抜メンバー。中央ステージからゆっくりと守屋が合流し、ラストナンバーです。
 かなり、感極まるものがありました。純粋に桜月の音源はライブ会場だとより綺麗で、淵の映像も桜が散っており、メンバーもここがピークだと認識しているので、より繊細に描いていました。
 守屋が、研修生だった頃の姿がつい頭に過り、そこからライブの中心になるまで努力したことを考えると、途端に涙してしまいました。美しく麗しい。それに尽きます。
 アウトロでは、余韻のまま中央ステージに歩いてフィニッシュ。丁寧な演出に心を奪われました。唯一、印象に残ったハイライトだったように思います。


En1.Buddies

 まさかのスタンド大逆転。ランダムかわかりませんが、それぞれの通路出口にメンバーが来ました。私のところには小池が来ました!!近くで見るアイドルは可愛すぎますね!全員Buddiesだったことも含めて、良い終わり方だったと思います。三期生も無事に。バディ感の恩恵は大きい。


En2.櫻坂の詩

 しっかり義務曲で終わり、相変わらず横揺れ楽しいですね。



3.気になったメンバー


・上村莉菜

 無念で隣に土生が居ない中、頑張ってた姿が印象的でした。


・小池美波

 やはり髪色違うのは武器ですね。クソ目立つし気づく。Buddiesで近くに来た時もすぐわかりました。


・土生瑞穂

 無念で不在だったのが心配でしたが、次のMCでは普通にいて安心しました。以降も順調だったので、良かったです。でもあの瞬間は…あまり良い感触ではありませんでした。


・井上梨名

 Buddies、菅井ポジションじゃなかったですか?確認できる人、お願いします。


・関有美子

 私が見る最後の姿でした。それにしても、出番が少ない。二日目は偶然の答えをしたので、多少なりとも救いがあったと聞きますが、あまりにも。


・武元唯衣

 三列目でも一瞬の隙で輝くのに、BANでフロントは光り輝いてます。ケヤフェス2022で初めて見た時より、落ち着いている印象でした。ダンストラックでも引っ張れるので、重宝します。MCの回し、任せてほしいです。


・藤吉夏鈴

 なぜ恋前後のパワーは確かでした。しかし、波があるのは変わりません。


・松田里奈

 もう少しMCをどうにかしたいです。盛り上げは上手ですが、やはりフォーマットが悪いんでしょうか。


・森田ひかる

 出番が多く、今回のツアーもかなり疲弊する時期になりそうです。それでもしっかり85点以上を出すのは流石ですね。ここまで心配なく見られるエースは珍しい。その代わり、一発力は薄いですが。


・山﨑天

 凄いですね。アイドルにおいて自信をつけるのは大事だと気付かされます。半信半疑といい、条件反射といい、自分の楽曲を完全にモノにしてました。ダンストラックも相変わらずやりたい放題。流れを味方につけてるような感じです。勢いは一番あります。


・大園玲

 OPの登場から、Coolまでで気を吐いているのが伝わりました。負けじと食らいついてます。守屋と同じ主役の一人なので、気合十分でした。ライブを重ねる毎に肩の力も抜け、いい感じにまとまっていきそうです。


・守屋麗奈

 本当にカッコよくて、美しくて。ただただそれだけです。とにかく感動をありがとうと伝えたいです。桜月は、守屋にしか作れない楽曲だと思いました。


・小島凪紗

 挨拶は明るく、MCの時も参加意欲が高く、更にダンス中は笑顔が絶えずに光ってます。楽しく踊っている姿は、こっちも笑顔にさせてくれますね。たまらなく好きです。Buddiesでは彼女を追いたいと思うぐらいには、似合ってます。


・的野美青

 Dead endの勢い全開の振りは、彼女の全身全霊をかけて踊るやり方とマッチしてました。身体全体を動かして、ガッツリ踊り切ったのはカッコよかったです。


・村井優

 衝撃でした。森田をも喰らうのか、そう感じたのは彼女で初めてです。村井に凄みを感じた点は、出し惜しみがないところです。Dead endは比較的激しいダンスで、感情表現よりも会場を盛り上げる方にリソースを割きがちですが、両立していて驚きました。且つ、サビ終わりの表情も冴えわたるものがありました。どこか挑戦的で、リスペクトしながらも越えようとする意志を強く感じました。凄い。今回のライブのOPで間違いない。私の琴線に触れました。



4.終わりに


 思い出せる限りを書きましたが、とりあえずはここまでにします。

 総括にはなりますが、私が参加したライブ史上最も満足度が低いライブでした。十分に楽しかったのですが、どこか満たされない部分があったというか。これっていう理由はわからないですが、やはりワンパターンというか予測しやすいものが多いからですかね。マンネリの怖さを体感しました。

 今回のツアーは、リピートしようと思えないことが何よりも残念でした。いつもはライブ行くと「次の公演も行きたい!」となるのですが、今回はもう千秋楽だけでいいかと思ってしまうほど、普通に良いライブって感じで。三期生の爆発力に救われたようなところも、なくはないです。

 このツアーは、三期生との融合がテーマまであるのではないかと感じました。お互いに吸収し、良いところを奪い合って切磋琢磨して作り上げていくことができたら、もっと良いライブになっていくと思います。

 あと、演出との噛み合いがどこか刺さらないものが多く。これは好みの問題ですが、ノバフォジャンプカットや、流れ弾で単独ダンスの見栄えが悪かったり、条件反射も円形で集団ダンスが綺麗なのに勿体なかったりとか、私の好みにズッポシ来ないところがあったのも大きいですね。

 でも、行って良かったと思っています。櫻坂のエイトとの課題は相変わらず残し、これからどうやって修正していくかも見ものだとは思いますから。

 それではここらで失礼します。もし、何か気になることがありましたら、私のTwitterアカウントまでどうぞ。




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