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MなのにSな女 第8話 辛い女

ベアは結構時間にうるさいのでる。
A型だからとか、実は見た目以上に真面目なのだとか・・後付けの

理由はあるのだけど
とりあえず、M親戚とある家に八時 頃に着くように出発。

10分前につく。
早すぎたな・・こりゃ

家の前にとまっていると、Mの義理のお兄さんにあたる人が 出てきた。

義理の兄さん「ごめん、まだかかりそうやわ。待っていて」

待つ。
8時を軽く30分は過ぎたであろうか(またかよ)

出てきてMはのたまう。
「私の場合はいつも30分程度の遅れがあるのだ。なんせO型だから!」

全国の血液型 O型の方へ
すいません。あえて聞いていいです?ホント?

はぁ・・考えても仕方ない
車を出す。

競馬場に向かうまで、Mはこうも言う。
M「私のペースをつかまないと、あかんぞ」

ベアは思う。ペースってなんだ・・ワタシタチ、オツキアイシテル?
実はこのMさん、激しく勘違いしてるのじゃないか?

ベアはMの召使でもまして彼氏でもないの😱

我慢だ、忍耐だ・・・。
今日終わったら言おう、もう会いませんって。言おう。

競馬場では、そこそこ馬券を当てて (何気に勝つ)
儲けを得る。そこで昼間、カレー屋さんへいく。

M「わたし、辛いものが好きんだ。味覚がにぶいのかな?」
そういいながら、美味しそうにカレーを食う。

それを見ながら、ベアは思う。
辛いのはアンタだ。 にぶいのもアンタだ。そういう悪魔の思考が

ベアの頭からドンドン出てくる。
M「ベア、そっちのカレーの味食べたいぞ」

カレーはカレーでもナン(パンみたいの)をつけるタイプ。
「どうぞ、いいよ」

少しでも早く解放されたい!😰

ようやく目的地についたMが

M「すごく助かった、まあまあ楽しかった。また連絡する」
言うぞ・・言わないと・・・

ベア「はい、あの・・・」
M「なんだ?今日は疲れたろう、話は今度またゆっくり聞くぞ」

ダメな俺

続く

画像はMが飼っていた犬🐶と同じ犬種、この子にはスゴイ好かれた😊この子には会いたい。でも飼い主さんがなぁ……



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