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MなのにSな女 第5話

断る理由もない、アリサカは
パーキングに車を止めて、Mが先に歩く。

そのとき、一台の自転車がMの方へ
条件反射でMの手を取り、引き寄せて

アリサカ「危ないよ、急に飛び出すと。」
ドラマでいうと、挿入歌が流れて・・盛り上がるとこだが。私にすれば、そそっかしいい人だという印象だった。

M「・・・私結構うっかりしているから」
見ると、Mの顔は明らかに赤い。
Mは何か感じてしまったのかも知れない。
そのあとトルコ料理を食べて

電気街を案内してもらった。
Mとの会話ははずんだ。Mは頭がよい印象をうけた。

M「アリサカは親切だ。普通名古屋まで自転車持ってきてくれん」

そう、これはボランティア。

その夜、アリサカは帰ってきて思った。
いいことをした。

いい出会いであった。
そうあった・・再び会う事はないような気がした。

しかし、それは大いなる誤解であった事を
あとで気がつく。悪い言葉を使えば、アリサカはMに気に入られてしまったのである。 続く😱

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