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【11分で解説】藤原和博の必ず食える1%の人になる方法


藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

今日は「普通のサラリーマンが100人に1人の人材になる方法」を紹介したいと思います。

そもそも普通のサラリーマンとは?

そもそもこの普通のサラリーマンとはどういう人のことをいうか説明しておきます。ここでいう普通のサラリーマンとは、年収が大体400万円くらい、つまり日本の平均年収くらいで、特にこれといった肩書や資格がない方を指します。いわゆる中間層と言われる方たちのことです。こういう人がこのままだと今後どうなっていくのか、結論を言いますと、仕事を奪われます

俗にいうエリート社員はどうなるのか。エリート社員はそのまま変わらずエリート社員としてパフォーマンスを続けていくでしょう。しかし、何も持たない単なる普通のサラリーマンの場合、例えばAIですね。どんどん機械化、AI化が進んでいるのは皆さんご存じかと思います。今の仕事がもしかしたらAIに取って代わられるかもしれません。あとは、安い給料で働いてくれる外国人です。多いのは中国や東南アジアの労働者だと思います。もちろん会社としてもなるべく人件費はかけたくない、そうなってくると単純作業なんかはすべて外国人労働者にすればかなりの人件費削減できると思いませんか?
このような厳しいビジネス環境の中で、生き残っていくためにはどうしたらいいのか。食いっぱぐれないためにはどうしたらいいのか。それは、100人に1人の人材つまり「市場価値の高い人間」になること以外にありません。周りと同じように行動していたら間違いなく生き残れません。
今日は、100人に1人の人材になるために、最低限抑えておかなければいけないこと、これをご紹介していきます。

100人に1人の人材になる方法

1.時間をマネジメントする

時間を有効的に使い、1秒も無駄にしない。こんな時間の使い方をするべきです。例えば、ギャンブル依存症の方がいるとします。朝からパチンコ店へ並び、ひたすら打ち続ける。数時間遊び、資金が尽きたので店を出る。このような人は時間を有効に使っていると言えるでしょうか。頭を使わずただ座って球をはじき、ただただ当たりが出るのを待ち続ける。こういう人を採用担当者は採用したくなるでしょうか。ギャンブルを否定しているのではありません。ここでは時間を有効に使うためにはギャンブルをやめた方がいい、とあくまで個人的な見解を話します。
そもそも時間というのは有限です。世界中の人が唯一平等に与えられている資源といえます。エリートやそうでない人も時間だけは同じだけ与えられています。
こんな貴重な時間を無駄にせず、かつその時間でより高いパフォーマンスができる人でないと、市場価値の高い人にはなれません。
スマホのゲームを四六時中やる人なんかも、市場価値の高い人間には到底なれないでしょう。貴重な時間を無駄にするうえに、仕事の時間や休憩時間、さらには睡眠時間までも削られます。ギャンブルもゲームも気分転換にはいいですが、没頭しすぎると危険です。
まずは、価値ある時間をどのように使うか、1秒も無駄にしないために何をしたらいいかを考えましょう。

2.読書をする

先ほど、時間を有効に使えと説明しましたが、有効に使う手段として読書は最適です。普段、「読書をした方がいい」と聞くこと多いかもしれませんが、自分の周りを見てください。読書している人はいますか?これは案外いないものです。「仕事が忙しくて読書の時間がとれない」などという人は、そもそも時間をマネジメント出来ていません。まずは読書をするために、どうやって時間を捻出するかを考えましょう。通勤中の電車の中や、睡眠前などぼーっとテレビをみるような時間があれば、本くらい読めるはずです。
そしてなぜ読書がいいかについて説明します。結論いうと、人としての幅の広さを広げることができます。普段、本を読まない人は自分がした経験でしか物事を語ることができませんよね。つまり、自分がしていない経験について問われたときに話をすることすらできなくなってしまいます。話を合わせる事さえできなくなるのです。特に営業職のひとは致命的ですよね。
読書をすることで、その著者の考えをすることができ、その著者目線で世界を見ることができます。自分の考えとのギャップが明らかになり、そのことでオリジナルな思考を手に入れることもできます。要するに自分の考えをアップデートすることができます。
周りにいる「その他大勢」というくくりにされたくなければ、読書は必須です。
出来れば文庫本やビジネス書、自己啓発書をお勧めします。

3.「作業」を「仕事」に変える

日常のあらゆる業務のなかでどのくらい「作業」がありますか。作業とはつまり、肉体労働に近い、頭を使わなくてもこなすことができる業務です。これを仕事に変えていくとはどういうことか、説明します。
ざっくりというと、人から「〇〇やっておいいて」と言われてやるのが作業自らが積極的に行動してこなしてく業務が仕事です。
例えば、自分の立場が営業の平社員だとします。管理職をめざしていたとしましょう。上司から言われたことをただ平然とやっていたら、市場価値は高まりません。「人をマネジメントしたい」「部下を持ってチームを盛り上げたい」こういう思いがある人がやらなければならないことは、組織全体を俯瞰してみることです。「なぜこの商品を売らないといけないのか」「社長はどういった思いがあるのか」「上司があの時、私にアドバイスをしたのはなぜなのか」など、ただ何も考えずに言われた商品をPRする、アドバイスをとりあえず受け取る、そういった受動的な態度ではなく、自分が主体となって「仕事」にかえていけば、まだまだ学ばなくてはいけないことがたくさんあるはずです。多くのサラリーマンは「作業」でとまっているのです。特に大企業なんかはこの傾向にあります。
自分がこなしている業務を再度見直し、作業から仕事にするためにはどうしたらいいのか、何を勉強すればいいのか、こういった気付きが見えてきます。
それを一つ一つ潰していくことによって、その会社にとっての価値だけでなく、社会全体としての市場価値をぐっと上げてくれるのです。

4.替えの利かない人材になる

替えの利かない人材になれば、まずはその会社・組織では重宝されることは間違いありません。不況になり、人員削減するときが仮にあったとしても、このような人材は間違いなくリストラの対象にはなりませんね。では、どうしたら替えの利かない人材になれるのか説明します。
まず一つは、自分にしかできない仕事を持つことです。つまり、自分がその仕事の専門家になればいいのです。あなたがいないとこの仕事が進まない、と言われるような分野を持っておけばかなり強いです。
もう一つは、大口の取引先を抱えていることです。営業職ではとても重宝されます。その取引があなたの会社に与えてくれているものが、あなたに対しての人件費以上だったらとても手放すことができません。未来を見据えて、大きい顧客を獲得するためにはどうしたらいいのか、を今から考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

説明したことをまとめていきます。
普通のサラリーマンが100人に1人の人材になるには、
時間をマネジメントすること
無駄な時間を一切作らないように、時間を有効活用してきましょう。
読書をすること
本を読んで教養をつけましょう。自分以外の考え方に触れることによって、知識をアップデートしてきましょう。
「作業」を「仕事」に変えていくこと
自らが主体的に考えて業務をこなしていきましょう。上司や社長の目線で物事を見られるようになっていきます。
替えの利かない人材になること
自分にしかできない業務を極めていきましょう。
本日、参考にさせていただいた書籍は、藤原和博さんが書かれた「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」という本です。この動画ではサラリーマンにしぼって話をさせてもらいましたが、自営業だったり研究者だったり、様々なタイプの人がどうすれば1%の人材になれるのかが書かれています。とても面白い本です。なんと発行されたのが2013年とけっこう古かったりするのですが、いつ見るかによっても感じ方が変わってくる、そんな印象の本です。気になる方は、是非購入してみてください。

それでは。

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