花咲いろは感想

旅館×青春×仕事×恋愛という感じの内容でした。

特に特徴的なのはやはり旅館経営の裏側が鮮明に描かれていて、ジェネレーションギャップや利便性の需要というところが大きなテーマとしてあったような気がします。旅館ということですが、実際にはリアルの接客業で大切な部分が随所にあり、経験者ということもあり、自分にも思うところが多かったです。

個人的な見所は、主人公の周りに対する柔軟性と間合いの詰め方です。自分自身のことはあまり見えてないのに、周りの人へはかなり敏感で共感力というか共感しようという意志、好奇心が随所にみられ、見ているこちらが感心させられるくらいでした。

1.日常とは違った空間を提供する。2.お客様が第一。3.回転率より満足度。4.変わらない美しさ

こういった点が旅館ならではでした。もちろんこれが絶対正解というわけではないのかもしれませんが、非常に勉強になりました。見て良かったと思える作品でした。