社内新聞が待ち遠しい
私が勤務する会社では、毎月の給料明細と一緒に手書きの社内新聞が同封されます。
A3紙面の右半分には、会長・社長・経理さん・総務さんが交代で好きな事を書いておられます。
裏庭にチューリップが咲いたとか、習い事を始めたといった、ほのぼのとした内容が多く、1~2分で読める程度にまとめられています。
残りの左半分には、事務連絡を中心とした内容が書かれています。
余白には手書きのイラストが描かれておりまして、それが結構カワイイのです。
イヌやパンダといった動物のほかに、コップやタオル、マスクなどの雑貨、ウルトラマンやピカチュウなどのキャラクターも登場します。
毎回つい、ふふっ、と笑ってしまうのですが、それには理由がありまして、ほとんどのイラストに、「それが何なのか」が書いてあるのです。
ウルトラマンの服には「うるとらまん」
ピカチュウのしっぽには「ぴかちゅー」
コップには「こっぷ」
マスクには「ますく」
ネコには「ねこ」
といった具合です。
きまって平仮名なのです。
文字が書いてなくても大体わかるのですが、文字がなければ何か分からないであろう物(こんにゃく、消しゴムなど)が書かれていた時もありました。
それはそれで(これはいったい何だ?)と考えるのも楽しいとは思います。
読む側の人間としては、月1回なので毎回楽しく読ませていただいていますが、書く側はそこそこ大変だと思います。
内容を考えて、文章をまとめて、チェックして、プリントして、折って、封入する。
結構な社員数ですので、封入作業だけでもかなりの時間を要すると思います。
それなのに、私は先月のイラストが何だったかすら覚えていません.…
懺悔です。(内容は覚えていますヨ)
次回も楽しみにお待ちしています。
・・・ 余談ですが ・・・
毎年、誕生月には会社から自宅にカタログギフトが届いて「おりました」。
過去形です。
以前の社内新聞には「ハッピーバースデー!」という枠があり、翌月に誕生日を迎える従業員が書かれていました。
先月、その枠が無くなっている事に気が付きまして、妻に話をしました所、枠は2~3年前に消えており、それと共にカタログも届かなくなったとの事でした。
私は枠が消えている事のみならず、カタログギフトが届かなくなっている事にも気が付きませんでして、思わず「えぇっ!?」っと驚いてしまいました。
あまりの鈍さに(まったく、俺って奴は…)と呆れてしまいました。
カタログギフトが持つ「選ぶ歓び」といったありがたみを汲み取る事ができないスーパー面倒臭がりの私は、毎年開封すらせずに妻に渡していました。
妻はと言いますと、毎回あれこれ迷いはするものの結局は「お米~。」という具合でしたので、当然の様にいつも米を頼んでくれているものとばかり思い込んでいました。
ギフトが停止してから数年が経っているとの事なのですが、何も通達が無かったものですから、その理由については謎のままなのです。
・経費削減のために、会社全体としてやめたのか。
・私の事が嫌いになって、ほんころがしの家だけやめたのか。
さぁ、どっちだ~?
もしも会社全体としてやめたとするならば、少し残念に思います。
正々堂々と「金欠だからやめるよ~、ゴメンネ~」と言えば済む事なのに。
考えたくはないですが、もし私だけ止めたのだとしたら.… 会社のトイレで真夜中にシクシク泣いてやります。
でも真面目な話、こういう事は正式に発表しないと「私、会社に嫌われてるのかなぁ?」って真剣に悩んじゃう方もいると思いますよ、ねぇ。
さて、気を取り直して、今月のイラストを予想しましょう。
・「かたつむり」と書かれたカタツムリ
・「あじさい」と書かれた紫陽花
さぁ、どっちだ~?
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