見出し画像

「ウルトラマンブレーザー」第12話「いくぞブレーザー!」視聴。

録画「ウルトラマンブレーザー」第12話「いくぞブレーザー!」視聴。
「親と子」から続く、ゲント隊長とウルトラマンブレーザーの関係についての物語に(未だ謎は多いものの)一応の解答が。
つまり現時点ではブレーザーの行動は全て「命を大事に」という非常にプリミティブな理由一択だった。
伊達に「宇宙原始超人」と言われている訳ではないのだ。
チルソナイトソードを手にした時の喜びようは、まるで「ブレーザーは伝説の剣(つるぎ)を手に入れた」みたいだったし。
心の中でファンファーレ鳴ってましたね。
実に素直なんだこの(宇宙)人は。
もちろん、ゲント隊長を通じて人の心を学んだ結果も反映されている(と思われるが)。
それにしても3年前の爆発事故とは何だったのか。
ハルノ参謀長は何かを知ってますね。
アースガロン他の用意周到さといい。
怪しさ満点。
参謀長の上にいるのは何者か?
ラストの台詞「セカンド・ウェイブ退けました」とは一体?
第1話「ファースト・ウェイブ」と繋がっていたんですねえ。
「上の命令系統がちぐはぐだった」という第1話の作戦ミスもこの辺が関係してますな。
なるほど、ファースト・ウェイブの時はブレーザーの戦闘コマンドが「ガンガンいこうぜ」だったのが「いのちをだいじに」に変化したのもゲント隊長の影響な訳だ。
ゲント隊長は最初から「おれがいく」だけど、いずれ「いっしょにいく」や「みんなでいく」に変わっていくかも。
(変わりつつあるが)
それはさておき。
いやしかしゲント隊長を慕う元部下の特殊部隊員が駆け付けるシーンはグッと来ますねぇ。
アツいですねぇ。
新ワンダバマーチも燃えますねえ。
ま、ちょっとチルソナイトソードの操作シーンが長く感じましたが、そこはそれ資本主義なのでしようがない。
実は壁をぶっ壊して飛んでいったと分かるオチも素敵でした。
なんとも力技。

ブレーザー剣の舞

ブレーザーはやはりつくづくプリミティブな超人だというコトで。

「ウルトラマンブレーザー」二度目。
冒頭のシーンは「帰ってきたウルトラマン」だったら、もっと悲壮感漂ってましたね。
前向きで明るいゲント隊長の存在は大きいと思いました。
ややSF的に考察というか想像すると、人類に友好的な宇宙の列強諸属が凶悪な宇宙怪獣を倒すという課題を与えているのではないか…と。
そのために与えられた補助アイテム的存在がブレーザーだったと。
(ある意味野蛮な戦闘種族の)ブレーザーを使いこなす事により人類は銀河の知的列強諸属の仲間入りを果たせると…。
その密約はハルノ参謀長と一部の高官しか知らない…なんてね。
いや、もしかするとブレーザーはイレギュラーなのかも?
いろいろ考えると楽しい。

ウルトラマンブレーザーのフィギュアは全て購入しているのですが、自宅に置く場所がないのでオフィスに並べています。
幻魔大戦のベガやシン・ゴジラ、キンゴジ、バルタン星人なども一緒に置かれてカオス的空間に。
しかしスタッフの誰も
「おっ、本気さんウルトラマンブレーザーお好きなんですか?」
と聞いてこないので
「そうなんだよ!面白いよねウルトラマンブレーザー。例えばこの間の12話なんかさぁ…」
という会話にならないのが寂しい。
私に話を振ったら面倒くさそうだから、あえて触れない可能性が高いが…。

話が少しそれますが、今はTV番組に見逃し配信があるので有難いですね。
私が中学3年生の時、部活で疲れてうっかり昼寝し「機動戦士ガンダム」第38話「再会、シャアとセイラ」を見逃した時は本当に絶望しましたよ。
今でも鮮明に覚えています。
ガッカリどころじゃない。
週明けにガンダム友達とその話が出来ない悲しみ。
まだビデオデッキも家にない時代でしたから。
その後、人気がふっとうし、まもなく再放送が始まったのはいいのですが、何と再び昼寝して見逃してしまったという底抜けの悲劇。
その時はさすがに「俺は一生『再会、シャアとセイラ』を見れない運命なのかもしれない…」と思いましたね。

再び話はウルトラマンブレーザーに。
ゲント隊長がウルトラマンとコンタクトし、ブレーザーの宿主になったことを知ったハルノ参謀長(と、その上の高官)はSKaRDを設立し、ブレーザーとゲント隊長が対宇宙怪獣という困難を乗り越え、未知の超人ウルトラマンブレーザーと理想的なコンタクトを取る事を第一目標に経過観察をしていると考えれば「セカンド・ウェイブ」の意味も納得です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?