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どくしょ会 三回目 私まだ持ってます。

おススメ本を紹介する会でした。皆さんのお話をズーム越しに聞き、自分の顔も映っている。普段から自分より若い方と接することが多いが、対面だと自分の顔は見えていない。ところがズームはねぇ、、、比べても仕方ないが、皆さんのお肌がつやつやだなぁ、いいなぁと思いながら(笑)、お話を聞いていた。今回も自分では手に取らない本を教えてもらう楽しい夜でした。

私からは「夏の庭」。家には二冊ある。昔の同僚、別会社だったけど仲良くしてくれていたOさんが大好きな本ということで貸してくれた。勝手に宣伝していて、たとえ戻ってこなくてもいいようにと、自分もいつも読めるように何冊かこの本を持っていると言っていた。当時、読んだらとても良かったので、返すつもりで、私も手元にも置いておくためにと購入したのでした。

小学生3人組の男の子たちとおじいさんとの交流のお話。少年たちの会話や様子の描かれ方が、現在ちょうど同じくらいの小学生の息子と重なり、今も昔も変わらない少年たちがここにいることになんだかほっとする。ひとりの老人との深まる関係からくる、あぁ。。。という展開にじんわりと涙する。この物語との状況は全く違うがその昔、私が親に叱られた時いつもかばってくれていた同居のやさしい祖父母を思い出す。もちろん大人もだが、息子のような子どもにも読ませたい本かなと思う。

二冊あるうちの一冊は丁寧に和紙でカバーをかけてある。今では連絡先も分からなくなってしまった彼女、大切な本だったはず。もしかしたら、このnoteというものをやっているかもしれない。私まだ大切に持っています!

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