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日航機衝突炎上事故分析〜第3弾

 日航機の衝突炎上事故に関しては2つの検証記事を書いた。

 そこでは「事故」との結論を出した訳だが、そこに疑問を投げ掛ける動画を見てしまった。

 以下のものだ。

 この動画の結論は、「意図的に起こされた事件」だ。

 この動画が提起している疑問は5つ。

疑問1.衝突により海保機が飛ばされていない。

疑問2.日航機の機首に凹みがあるが、海保機に当たったとすれば尾翼部分以外あり得ない。

疑問3.衝突の瞬間に爆発するのはおかしいのでは?

疑問4.海保機のパイロットは、「後ろでいきなり爆発が起きた」と話しており、乗客でも衝突の衝撃を感じたと証言した人がいない。

疑問5.右側胴体の主翼上部にシートが貼られている。

海保機は衝突前に爆発したのか?

 確かに、疑問3にあるように衝突した瞬間にあれほどの爆発をするのは極めて不自然に感じる。

 普通は、衝突で海保機が飛ばされて、損傷して、ガソリンが漏れて、そこに日航機のエンジンの火がついて爆発だ。
 当たった瞬間の爆発に見えるので、違和感がある。

 ただ、私が実験で確かめたわけでも、そのような事故を何度も見てきたわけではないので何とも言えないのが正直なところだ。

 これだけで「事件だ」とは断定することはできない。

 疑問4も確かに気になる。
 衝突の衝撃は、乗客の誰も気付かないほど小さなものなのだろうか?

 確かに重量で15倍程度重い日航機(海保機19トン、日航機 280トン)にとっては大した衝撃ではないのかもしれないが、海保機の機長が衝突の衝撃を感じないのは異常だ。先に爆発があったのなら納得できる。
 ただ、爆発で期待は衝撃を受けるだろうから、日航機との衝突と同時に爆発したのなら、衝突だと感じない可能性はあると思う。

 この動画では、この爆発は予め海保機に仕掛けられたダイナマイトによるものではないかと推測している。

 ダイナマイトを衝突の寸前にタイミングよく爆発させられるのだろうか?誰がどこから?
 それとも海保機が日航機と当たった瞬間にスイッチが入るような仕掛けを海保機の外側に仕掛けたのか?

 中々想像が付かない。


 では次に、日航機の胴体にシートが貼られているのはなぜか?

 日航機の右側の主翼上の胴体部分の文字が見えず、窓もないように見えることに関して、私は消火剤によるものではないかとの推測を書いたが、間違いだった!
 動画を見れば分かるように、大きなシートが貼られている!(動画ではもっと分かりやすい)
右上はめくれているように見える。

 これは一体何なのか?

 たまに車で見かけるように、破損した部分を応急手当てしているわけはない。そのような飛行が許されるわけはないからだ。

 となると目的は一体何だろう?

 動画では、火災から乗客を保護するための耐熱シートではないかとしているが、それなら反対側に貼られていないのは理屈に合わないと私は思う。右側だけが特に危険になるようなことをしようとしていたのだろうか?


 海保機が衝突の直前に爆発したのであれば当然ながら事故ではなく事件であるし、シートが貼られていた合理的理由も想像が付かない。

 現時点で、「事件」の可能性が高いとは言えないが、その可能性も捨て切れない。


 もう一つ気になる動画がある。
 元航空自衛隊のパイロットだった、石濱氏によるものだ。

 これによると、海保機は滑走路に40秒は止まっていたとのことで、そうであれば日航機は1000メートル前から海保機を視認できたはずだと。

 であれば日航機は着陸やり直し(ゴーアラウンド)ができたはずで、なぜそうしなかったかが謎として残る。


 ということで、様々な証言と状況証拠を見ると矛盾や謎がいくつも残り、いまだに事故か事件かさえも断定できない状況と言えるだろう。

 整理すると、残る謎は以下の通り。

1.日航機が着陸やり直しをなぜしなかったのか?

2.衝突と同時に大爆発を起こすことはあり得るのか?

3.日航機の乗客も、海保機の機長も衝突の衝撃を感じなかったのはなぜか?

4.日航機の胴体に貼られたシートは何なのか?

5.火だるまになった日航機の胴体に、乗客の脱出時には焼け跡が見られないのはなぜか?

6.日航機の機首の凹みはどうやってできたのか?

 今後は、事故事件の可能性を頭の片隅に入れつつ、ニュースを見守る必要があると感じる。

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