平和感の違い

新型コロナウイルスとの戦いを海外では戦争だと言った。それは大きな戦いになるという意味であると同時に、ある程度の犠牲を伴っても勝利のためならば仕方がないという意味も込めてあった。

そう受け取った人は日本では少ない。

ブルーのライトアップをしたのは、エッフェル塔が最初だったと思うが、あの塔の意味を知っているならば、それは完全に戦意高揚であるけれど、日本ではなぜか平和の願いみたいに思ってしまっているような気がしている。

医療関係者を送り出すNYでの拍手、あれはもう戦場へ兵士を送り出すのと同義だったが、それもまた感動ストーリーだと煽動した。

今日本は2度目の敗戦をしようとしていないか?

まるであの時のように、負け戦へと自ら進んではいないか?

どうかそれを避ける手立てを見つけていきたい。

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