どこに住むか

今回の災害でも、密集して居住している地域ほど防災のための社会的コストが安く済むということを今一度考え、自ずから僻地へ居住・移住することについては熟考されたほうが良いかと思っています。いろいろな気持ちは察しますが、現実は現実という感じです。

十分な調査や準備のもとに、いろいろなものを担保した上でするか、あるいは覚悟するか…

特に高齢になりますとそれは顕著。「年をとったら静かなところで…」と希望には理解はしますが、その1人を救うための社会的コストは大変高くつくのでしょう。

隅田川がこれほどまでに早い段階で守られ、荒川放水路の整備も進み、当方が居住する地域が守られているのも、江戸に都を遷都し、現在以上の人口密度だった江戸を守るためであり、また最近になって移住者がどんどん増えているという事が考慮されていると思われます。

いつも東京ばかりに…と言われるところが、この度の災害によってさらに人もコストも集中化するのでは?と思いました。

郊外でも仕事さえ住んでもあればと思いますし、自身も将来的には郊外へ移住したいと考えていますが、こういった様々な事象のバランスをした上で生きるためのコストを考慮する必要がありそうです。

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