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都挺好 All Is Well

2019年3月1日より江蘇衛視、 浙江衛視で放送開始。

主演 ヤオ・チェン(姚晨)、ニー・ダーホン(倪大红)、グオ・ジンフェイ(郭京飞)、ヤン・ヨーニン(杨祐宁)ほか

中国人の友人に薦められて見始めたドラマです。これまで緩い恋愛もの(主に台湾ドラマ)ばかり観ていた私にとってはかなり堅めの大人なドラマでした。

これから中国ドラマに目覚めたと言っても過言ではない…

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以下、ネタバレ含む感想。

昔ながらの家庭に育てられた三兄弟(兄:蘇明哲、兄:蘇明成、妹:蘇明玉)、幼い頃からあたまがよく、大きくなって一番出世した妹、スー・ミンユー(蘇明玉)。

大人になり、毒親、毒兄弟との縁を切ったはずが、1番の毒親である母親の死をきっかけにまた繋がりが生まれて…

押さえつけられていた父親がいっきに我儘になり、下の兄には父を押し付けられ、上の兄はあまり頼りにならない。

そんな中で、冷たいながらも家族に手厚く対応するミンユー。私ならできない…(お金もない)。

どこが都挺好(全て良い、All Is Well)なんだろうかと思わずにはいられないけれど、ミンユー(明玉)には尊敬する上司と、素晴らしい仕事の相棒、優しい恋人の存在が。

見ていて「中国って怖いわ〜(家族のしがらみ)」と思ってしまうけれど、家族とも最後はうまく行く。都挺好。結局、全ては毒母のせい?

このドラマの中で、なんパターンかのイケメンが登場するのですが、私はダントツでポン・ユーチャン(彭昱暢)が好き。山崎賢人と横浜流星を足して2で割ったような感じかな。ミンユー(明玉)の尊敬する上司のドラ息子シャオムン(小蒙)役なんだけれど、最初は毛嫌いしてたミンユーのカッコいい女性ぶりに惹かれてしまうという歳の差愛!

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次のイケメンは、ワン・ドン(王東)。ミンユー(明玉)の相棒のリウ・チン(柳青)役です。キャラも顔もイケメンだけど、声もイケメン…と思ったら、彼は配音(吹替)でした。配音、大人っぽい色気が…

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彼のセリフは良く語尾に「〜唄(べぃ)」がつくのですが、これは割と北方の訛り。最近のお気に入り表現です♪辞書によると、「“呗”によって表される気持ちはだいたい“吧”に近いが,込められた感情がいくぶん濃い」そうで、これを聴くと「中国!」を感じられるのです(台湾では使わない)。

訛りといえば、登場人物の中の家政婦さんが「好嘞!(はおれぃ!)」とテンション高めに言うのも好きでした。これも勢いのある言葉で好きです。「オッケー!」みたいな感じですかね。これも辞書によると「“了le”に置き換えられるが,それよりもやや軽い.」との事で、やっぱりテンション高い感じがします。

3番目のイケメンは、ヤン・ヨーニン(楊祐寧)。ミンユー(明玉)の恋人、シー・ティエンドン(石天冬)役。料理人で、とにかく心優しい。彼は台湾の俳優さんですね。好みではないけれど(笑)、イケメンで有名(?)なのかなと。

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観てからかなり時間が経っているので、細かい内容は忘れてしまいましたが、中国の社会情勢を反映していて、言葉もかなり大人な中国語でとても勉強になりました。


画像出典:weibo 都挺好アカウントより




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