一人で成都旅行(1) 成都の味
Vol 63
名古屋から成都へ、三度目の成都旅行でした。
最初は29年前。 仕事で同僚と一緒に出張し、毎日商談に出ていたので、成都の町を体験することはおろか、一人で街をぶらつくこともありませんでした。
二度目は10数年前、家族で中国に帰省し、成都の近くの九寨溝の旅行の後数日成都観光のつもりでしたた。 九寨溝で不味いものを食べたらしく、成都に着いたとたんに胃腸が壊されました。 成都名物には手をつけず、残念な状態で帰ったのが成都の印象でした。
当時、成都には双流空港しかなく、国際空港としては小さすぎると感じました。今回、成都には郊外に「天府空港」があることを知り、飛行機を降りた途端、成都は時代にマッチしていると感じました。特に空港内の植物コーナーは、四川の自然の豊かさを感じさせてくれました。
今回の成都行きは、あるイベントに参加する機会で、過去2回、成都を観光できなかった分を取り戻すつもりでした。しかし、イベントの日にちは中国の「九・一八」記念日にぶつかり、参加を断られたこと(下記の記事参考)が、私の初めての成都一人旅を導いてくれました。
成都の繁華街に着いたのは夕方で、通りにはレストランのテーブルがずらりと並んでいました。
本場の四川料理を食べてみたいと思っていたのですが、「少し辛い」と特別に頼んだ料理を食べて、自分が四川料理を馬鹿にしていたことに気づきました。
成都を離れるまで、私は注文するたびに「辛くしないでください」としか言えませんでした。 後に出会った他地域からの多くの観光客も同様で、本場の四川料理の辛さを甘くみていたことがわかりました。
街角でよく見かけるのは、1本1元の肉や野菜スナック「ボボ鶏」の味串です。食べるなら一度に最低1ダース買って、歩きながら食べましょう。辛くないので、地元の人と同じように成都の味を楽しむことができます。
成都では、食堂のようなチェーン店レストランを何度か見かけました。
客は肉料理や野菜料理を自由に選んで皿に盛り、皿の重さで料金を請求されますが、ご飯とトマト・卵スープは無料。自分で料理したくない、またはできない客にとって良い食事処で、常連客が多いようです。
会員になると34%の割引があり、一食約10数元RMB(約300円)で食べられます。ここで食事をすれば、通常のおかず注文するレストランに比べて栄養の偏りを避けることができます。
非会員にとっては少々割高ですが、豊富なメニューから自由に選べるのがメリットです。単身者にとっては、会員になることで、ここでバラエティに富んだ家庭料理を楽しむことができるので、私はこのような食事処好きです。
中国語バージョン
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