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障がいと特性を見分ける

発達障がいは、その言葉と
大まかな概念が一般化してきていますが、
その情報量の多さと
不安定さに
多くの方に混乱が起こっていると
私は教育者の端くれとして
この10年ほど考え、対話し続けています。

さて、
表題にあるように
「障がい」と「特性」を見分ける
について書いていきます。

これは実にシンプルなことです。

障がいとは、
社会生活をする上で極めて困難さがある状態
のことを指します。

肢体不自由

目や耳の障がいは
先のことが伝わりやすいかなと思います。

だから福祉が必要です。
学校で言えば特別支援ですね。

さて、
発達障がいに
目を向けてみましょう。

ここは特に幅があるので
混乱の素になっているのではないかと
僕は思うのです。

軽度、中度、重度、そして、疑い(可能性)
というように分けられます。
疑いについてはグレーゾーン
という言葉もよく使われますね。

発達障がいは
その程度において
見た目でわかりにくいところもあります。

そのあたりが特に理解が十分広がっていかない現状を
生み出しているのでしょう。

話を表題に焦点化しますと

障がいとは
社会生活上、極めて困難さがあること
ですから
そうでない場合は
特性であると捉えていいです。

ADHD傾向がある

自閉症傾向がある

というようにです。

この言葉が重いなぁと感じられる方は
言葉を変換して使ってみるのもいいですよ。

ADHD傾向の人は
さまざまに情報を取り入れられる傾向がありますので
マルチタスク型と言えます。
ちなみに僕はここにあたります。

自閉症傾向の人は
こだわりが強いことが見られますので
そのまま、こだわりの人と言えます。

マルチタスク型人間、こだわりの人、
ちょっとカッコいい笑

他にも発達障がいには
学習障がいがあります。

学習障がいに関しては
見極めがむずかしいなぁと
僕は思っています。

これは小学校教師を長年してきた経験からです。

いずれにしても
マイナスで終わることは
僕は勧められません。

お互いに理解し合う社会を目指す上でも
分類、整理は必要ですし、
だからこそマイナスをプラスに置き換えて生きる
そんな方が増えるのが
僕の願いでもあります。

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