悟りの書よりも賢者の石が欲しい40代
「脳がフル回転しつづけてる人はそりゃ疲れてるから沢山寝るのは仕方ない」(かなり意訳)
といった投稿を見かけてこの所の自分の体調不良の一つに非常に納得した。この所朝起きるのが本気でつらいし(体が動かない)隔週週末1日は、激しい全身倦怠感で床に臥せっている。プレ更年期なのだろうか?命の母ホワイト、おいしいれす。
去年、勤め先の組織変更に伴い私は異動した。業務の内容は大きく変わらないものの、上司が変わり、チームの役割が明確になった事で自分の役割・立ち位置がはっきりした事はとてもよかった。
ただ、その上司というのがクセモノだった(というのは失礼かも知れないけれど)ゴリゴリの営業出身、前職が広義で同業だったのだけれど、選ばれしトップ営業マンしか獲れない賞も獲っているそれはもうゴリofゴリ。
そんな人がプレイヤーのRPG、想像に容易いが常にコマンドは「ガンガンいこうぜ」である。24時間戦えますか。ガンガンいこうぜ勇者/戦士/賢者/賢者、みたいなパーティーになんで私(遊び人)がおるのか謎。謎って言っても仕方がない。バックオフィス要員も必要ですからね。
例えばの話、僧侶Lv50を今さら神殿へつれていって素早さと攻撃力を兼ね備えた武道家に転職させてLv1から育てるよりも、私のような遊び人Lv40(業務上有利な所持資格なし/金と休暇さえくれたらやる時はやるかも…)を武道家か戦士へ転生させる方がゲームとしては有利ではあるな?(現実の私は頭が悪いのでゲームとは違い賢者にはなれないであろう)とは思うけれど、多分そんな深い理由などなく「あの人、波風立てなくて金さえ与えておけば機嫌がいい」あたりだと思うのだけど。たまには「しっかりがんばれ」・「いのちだいじに」あたりにコマンド変更して欲しい。
そんな事を言いながらも、業務自体は自分の性に割とあっているし、定時を迎えるのを指折り数えるような環境よりはとても良い。鍛え上げられた社畜根性が抜けないので「まだまだ俺はやれます!」って言ってしまうそうなほどに。しかし、そうはいかないのが私の置かれている立場、そう「130万円の壁」。勤め先はカレンダー関係なしの営業業種なのだけど休みが比較的自由にとれる代わりの非正規であり、扶養控除内勤務という雇用形態。異動した直後から尻に火がついていたのだが、今年からは更に勤務時間を削り頭を使い、工夫して働かなければ時間と仕事の質の両立が不可能なのだけど、ポンコツなので質を求めると時間がオーバーし、そこに神経を使いすぎて2月にして瀕死である。もっと働けば?となるだろうけども正直今の時給で正社員同様の160時間働いた所で諸々引かれたらパートタイマーでやっている方が手取りの賃金が多くなるのでは?という給与なのでね…つら。
話は変わるが、私の労働のモチベーションの源は表向きに綺麗に言うと「自分の小遣いは自分で稼いだ方が良い」であるが、シンプルに言うと「推しへの課金の為」である。(自分で契約している生協の代金やら家の事にも多少は使ってるよ!!!)
軽率に推しを見る事もできないヲタクとしては、去年は本当にキツかった。
人事面談の際に「推しに会えないので働いている意味が見出せないので退職して自宅でシルバニアファミリーしていたいです」とうっかり口を滑らせそうになった。今までは気持ちが折れそうになる度「この頑張りでライブ1本追加できるからがんばれ」とか思ってやってきていたのでね…コロナのアホ!書いて少しだけ落ち着いたかも知れない。また明日から仕事だけでなく、色んな事に神経をはりめぐらして鞭打ってがん…頑張ろ…頑張れない…。
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