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紫蘇ジュースを作る。

先月末の話ですが、今年も紫蘇ジュースを作りました。
昨年から母に代わって私が作っています。
きっちり計量する母と違い、私は大雑把に目分量。
砂糖、クエン酸の微妙な量のバランスで味は毎回違います。

お金を出せばいくらでも美味しいジュースが飲めるけど、この紫蘇ジュースは作る人がいなくなったら飲めない。
毎年当たり前にもらっていた紫蘇ジュースだけど、母が作ってくれていたから味わうことができていたんだ。

紫蘇ジュース、最初は祖母が作っていました。
祖母はヘチマ水も作っていて、化粧水代わりにしたり、日焼け後の肌にピシャピシャ塗られた記憶があります。
実家にもいつも置いてあった祖母手製のヘチマ水。今はもう無い。
ドラッグストアに行けばヘチマ由来の化粧水は売ってるけど、祖母のヘチマ水はもう一生手にすることはないのだと思うと、何気なく見ているものの一つ一つがこの先消えていく光景はこれから先いくつも目にするのかもしれない。

昨年から紫蘇ジュースの見方、変わっちまったな。
ま、明るく生きていきたいと思いたい。

計3回作ったけど、味はやっぱりバラついてる(;^ω^)
やっぱり私だな。祖母の味、母の味ではないけどこれが私。
でも、母も弟家族も喜んでくれました。
冷凍保存して、この夏も紫蘇ジュースで乗り切ろうと思います。

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