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「幸せにする」ってなに

いとこの結婚式に行ってきました
このご時世、あまり胸を張って言えないのが寂しいけれど。

うちの両親は離婚していて、仲良くて温かい家庭ってなんだろう?
死ぬまで添い遂げるってどういうこと…?みたいな

よく分からないところがある。私はちゃんとそのような愛を手に入れられるのか、と。


2つ上の女のいとこです。
夫婦は仲良くて、悪口言ってるの聞いたことない
お父さんが公務員で
お母さんは専業主婦で、時々パートをしてのびのびしているような

そんな家庭で育った子だから、結婚イコール幸せで
その幸せにまっすぐ向かって行けたのかなぁ。

結婚式がとても幸せそうで、
結婚相手にありがとう
今まで育てて来てくれたご両親にありがとう
ハッピーな空間だった。

私は彼氏といる所を人に見られるのさえ恥ずかしいんだけど、
結婚するとなると幸せいっぱいにバーンと前に出られるのかなぁ。笑

ウエディングドレス姿やカラーのドレス姿が素敵で、
下に広がるスカートが優雅で
シルエットがディズニープリンセスみたいで
あー私もウエディングドレスと、シンデレラみたいな水色のドレスと
ピンクとかも着たいなぁって思った。

記事にしようと思ったのは、ひとつモヤモヤがあったから。
新郎のお父さんからの「新婦を幸せにしてあげてね」とか
新郎からの「一生かけて新婦を幸せにします」とか

なんで男が女のを幸せにするものなんだろう、それって古いなぁって。

私だったら「私は今とても幸せです。でも独身の頃からすでに幸せでした。
これからもずっと幸せに過ごせるように、この人と支え合っていきます。彼が私を幸せにするだけじゃないし、彼が外で働いてくるだけじゃないです。
お互い平等に、幸せに過ごせるようこれからも支え合っていきます。」

みたいな、そう思う。
彼がいたらとても幸せだと思うけど
与えてもらってやっと幸せになれる みたいなのやめてくれないかなぁ みたいな

むしろ結婚式って今の段階で幸せのピークじゃん?
これからどんな「幸せになれる」の?

なんかちょっとモヤっとした。

幸せで自立した私と
幸せで自立した彼が
一緒になって新たな幸せを得られると思うの。
ゼロスタートじゃないからね。


あと結婚のご挨拶の「まだまだ未熟な私たちですが」もキライ
私たちが他の人から見て未熟に見えるのと
結婚するのは別問題だから。

確かに未成年同士で結婚したら周りにたくさん協力をしてもらうかもしれないけど

「未熟だから結婚したらいけないの?生意気かって?」みたいな。
未熟なことと、これからこの人と人生を歩むと決めるのは 全然関係ないことだから。

そもそも未熟って誰ポジションから見て?
おじいちゃんおばあちゃん以外、みんな未熟では?


…ううん?みたいな。笑
成人した男女の決断に、外野が何も言うことないですからね。
誰に許されたいの、結婚。みたいな
芸能人だって勝手に 好きにしたらいいんだよ
あなたたちの人生だから。


私はバージンロードをお母さんと歩こうかな
お父さんとがいいかな
1人じゃダメかな

ご両家の両親は4人並ばせないで
お母さん2人にメッセージ
お父さん2人にメッセージで分けてもいいかな

お母さんとお父さんは
私にとっては大切な両親だけど
2人が隣に並ぶのはしっくりこないから。
きっと肩の距離20センチ隣だと、2人とも居心地悪く感じるだろうから

今まで通りの結婚式なんてほんといらなくて
従来の夫婦や家族の形
幸せの形 これからどんどん変わっていくから


アップデートしていこう。
嘘なくいこう。

憧れと共にそんなことを思った日でした。

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