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私という人間

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#思い出

私という人間 エピソード3

ちょっと季節外れだが おせちの話 たまに 聞かれる『お雑煮は白味噌?それともお吸い物?』この答には 本当に困る。そんな私は 適当に相づちうって話を終わらせる。 この質問の答えは 『食べたことがない』これが本当の答食べたことがないと言えば 「どうして?」となり きっと話しは長くなるから面倒なのだ。 おせち料理も お雑煮も本当の事言うとおばあちゃんの家で1度 食べた記憶がある。 では なぜ食べたことがないのか?それは 生活様式の違い!ただそれだけ… 韓国では お正月もご

私という人間 エピソード2

私に韓国人だと言った先生は かなり韓国が好きなようで ついには韓国人の私達を集めて韓国の勉強をすると言い出した。 私の同級生には韓国人がけっこういたが 何も全員が韓国人ではない。どちらかの親が日本人という子もいる。自分の子どもに韓国人だと知らせることを嫌う親もいるし 差別の強い時代だから 子供が差別を受けないように親が守りに入るのは当たり前 私も親に外では韓国語を使わないように言われてた。 子供だったから具体的に〇〇の言葉は外では使うなと言われてた。 4-5人が参加してい

私という人間 エピソード1

小学校の作文で うっかり韓国語を使ってしまった時の話 何年生の時の作文だったかは忘れた。 私は 子供の時市営住宅に住んでいた。階段の踊り場で たぶん弟と遊んでいたんだと思う。ゴムとびをしていたような記憶がある。 そこに 叔母が遊びに来た。この叔母っていうのが 韓国語で『コム』と呼ぶ。(コムと言う呼び方が 間違っていると知ったのは結婚してからだった) この出来事を作文に書いた私は 『コム』の部分を『おばさん』と直すのを忘れて コムが遊びに来た。コムが…コムと…と作文を書

私という人間

幼い頃から 心の奥にしまっていた気持ち疑問を このnoteに書き出したらどうなるのだろう? 自分の中の何かが 変われば良いなと思い勇気を持って投稿してみることにした。気の小さい私は この記事がきっかけでnoteへの投稿をやめるかもしれない。 それでも noteになら投稿できると思った自分を信じてみよう! 小学校に入学した時 担任の先生に言われた言葉は『あなたは 韓国人です』だった。その時の私の反応がどんなだったのか その後に続く先生の言葉は 『日本人じゃないですよ』だっ