見出し画像

小さな命

Honey-A-Dich(ハニーアヂチ)です。



先日、本業の方で『屋根裏から音がするから見て欲しい』
と依頼があり、さっそく点検に伺うと子猫を2匹発見!!

生後約3週間 サバトラ 性別不明
同じく生後約3週間 キジトラ 性別不明

母猫が探しに来るかもと様子を見るも現れず、
さらに家の人から『捨ててきて欲しい』と頼まれて
職人さんは仕方なく保護して連れ帰ってきました。


そもそも動物は法律では『物』扱いなので家の人が処分(というとすごく嫌な感じですが…)するべきだと思います。
動物を捨てるのは動物愛護法にも触れるのでもちろんするべきではありません。

しかし昭和初期世代で動物嫌いの人には「動物を捨てる」ということが簡単で当たり前のことなのでしょう。
高齢の方なので育てられないのも貰い手を探せないのも理解できます。


そんな依頼をされてしまった職人さんが気の毒で、頼まれた方の気持ちを全く考えない勝手な言い草に勝手に腹を立てながらも、
なぜその場で断らなかったのかとも思いましたが、お客様なので何も言えなかったのかもしれないです。

そもそも動物が好きな人に捨てれるわけがないのです。
本当に捨てようものなら良心が痛んで眠れない夜を過ごしたかもしれません。


保護したのが金曜日なので週末はこっそりアパートに連れ帰り、
日中はトラックに積んで現場まで乗せて行き、日陰において面倒を見ていたそうです。


私も動物好きなので放っておけず、子猫のことを考えると、つい「昼間は私が面倒見るから会社に置いて行ったら?」と言ってしまいました。
暑くなってきたこの時期に車での移動は負担がかかりすぎると思い、現時点ではそれが最善策だと思ったのです。


人と動物は違うという人もいますが、小さな命だれど『ひとつの命』と考えれば人も動物も同じです。
捨てられた動物の心も傷つくことを知らない人もいるでしょう。

動物と人、何が違うのでしょうか。
人の都合のいい生活ために動物が邪魔ものにされる。
それって学校や職場でのいじめも同じですよね?
要はただの弱い者いじめなのです。

弱い者いじめをするのはプライドが低いから。
そういう自分をかっこ悪い、みっともないと思えないから。


動物嫌いな人がたくさんいるのは知っています。
これが一方的な思いだということも分かっています。
ただどうしても収まりがつかなかったのでキーボードに叩き込んだだけです。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?