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濱口竜介監督『悪は存在しない』レビュー
『ドライブ・マイ・カー』(2021年)の濱口竜介監督による新作(快作にして怪作)『悪は存在しない』のレビューを書きました。
映画は4月26日(金)から公開が始まっています。まずは東京の2館からスタートして、5月3日(金)から全国のミニシアターで順次上映が始まります。
このすさまじい傑作をお見逃しなく。ぜひお近くの劇場でご覧ください。
濱口竜介監督の過去作『ドライブ・マイ・カー』について以前書
受け継がれる小津安二郎の記憶
少し前のことですが、1月23日(火)と26日(金)の『西日本新聞』朝刊に、ヴィム・ヴェンダース監督の最新作『PERFECT DAYS』と小津安二郎についての記事を前後編で寄稿しました。
リンク先はWeb版です(全文を読むためには会員登録が必要です)。
同じ記事が2月6日(火)、7日(水)の『東京新聞』にも掲載されるそうです。
バービーの髪の毛はなぜキノコ雲になったのか:後編 表現の自由は「炎上」を避けられない
記事の後編が公開されました。
前後編あわせて約1万字の大作です。
前編に引き続き、ポップカルチャー(映画、マンガ、音楽)のモチーフとして参照される核兵器の事例を挙げて考察を進めています。
前編では『2001年宇宙の旅』や「ゴジラ」シリーズ、『トイ・ストーリー3』、『HUNTER×HUNTER』などを、後編ではザ・キラーズの楽曲〝Miss Atomic Bomb〟やアーバンギャルドの「原爆の恋」
だから是枝映画は世界で評価される…ほとんどの観客が見落としているカンヌ受賞作『怪物』の秘密
『プレジデントオンライン』に映画『怪物』(是枝裕和監督)の分析記事を寄稿しました。
「保利はなぜいつもキャリーバッグを引いているのか?」という問いから始めて、宇宙の彼方を目指してみました。辞書や水槽、エレベーターや廃電車といったモチーフが「方舟」というテーマに流れ込むさまを読み解いています。6,000字超の、渾身の論考です。
『怪物』については、『ひとシネマ』の担当連載「よくばり映画術」にも記