大阪府理学療法士会生涯学習センター第4回生涯学習研修会に参加して
理学療法に役立つ脳画像の見方
前頭葉内側面(補足運動野)
前頭葉外側面(運動前野)
ex)階段を登る、水たまりを跨ぐなど、外部の環境に適応して運動する際に働く
パーキンソン病では「補足運動野」の機能低下があり、「運動前野」の機能残存していることが多い
ex)普通に歩く(補足運動野の働き)とすくんでしまうが、階段を登る時(運動前野の働き)は普通に登れる。
脳血管障害でも前頭葉内側面が障害されれば外側面の働きが相対的に優位になる。
ex)強制把握、パーキンソニズム、超皮質性運動性失語(自発的に発語できないが、環境に適応して復唱はできる)
大脳外側面
中心前回の後部は運動野だが、前部は運動前野。中心前回=運動野ではない。
大脳内側面
大脳上面
まずは中心溝を見つける。帯状溝辺縁枝が分かりやすく、前に中心後回と前の溝が中心溝になる。
逆Ωサイン:中心溝は途中逆Ωの形に曲がる(そこは手指の領域)
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