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第10回日本運動器理学療法学会学術大会に参加して

オープニングセミナー2
脊椎外科とリハビリテーション

頚椎症の手術ではカラー装着の指示が出る。
術部のズレを防止するため。カラー外れるまでは枕は使わない。


一般演題5 大腿骨近位部骨折
大腿骨転子部骨折術後早期のADLと入院時栄養状態の関連について

大腿骨転子部骨折術後早期のADL改善の要因は入院前ADLと入院時の栄養状態が高いこと。


一般演題6 大腿骨近位部骨折2
大腿骨近位部骨折患者における術後14日以内の歩行自立を予測する評価項目とカットオフ値の検討

歩行自立に術後7日目の荷重率(重岡の方法)と荷重時痛に相関がある。
術後4週以内に歩行自立したものと、そうでないものを比較すると荷重率と荷重時痛の相関がみられた(谷.2011)
荷重率のカットオフ値は71.4%
感度91.7% 特異度81.2%


一般演題9大腿骨近位部/下肢骨折

O-42大腿骨近位部骨折の術後患者の回復期リハビリテーション病棟における初期評価の結果と退院時歩行能力の関係

退院時FAC
=BBS合計値×0.037+入院前FAC×0.339+MMSE合計値×0.042-座位BBS+0.299-0.511

退院時移動FIM
=BBS合計値×0.031+入院前FAC×0.491+MMSE合計値×0.067+移乗×0.300+入院前までの日数×(-0.015)+既往済みの骨折の有無×(-0.660)-0.511

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