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夏だから思い出す出来事その②

おはようございます。

お立ち寄り、立ち読み、大歓迎でございます。

前回の続編、といっても今回は友人が体験した出来事です。

数年前に聞いた事ですが夏になると思い出し笑いの出来事で
忘れる事が出来ません。人によっては何も可笑しいことでは
無いかもしれませんが私の笑いのスイッチはどうも人様と違うような
気がしています。

本題です。
友人(A)はある夏に2人の友達とお化け屋敷に行ったそうです。
A,B,C(いずれも男の会社員)としますが。
中に入るとおどかそうといろいろなお化けが出てきたり
変な仕掛けがあったり(井戸からろくろっ首や障子に映る化け猫など)
たけやぶから得体のしれない生きもの、白装束で頭に三角の布のお化け、
先を歩いていたAとBは出口に向かって歩いていたところ
後ろで「ぎゃーっ!」という声がしたので急いで出口から出て
Cが出てくるのを待っていたら間もなくCが出てきたので
「声が聞こえたけど何かあった?」と聞いたら
Cが「急にお化けが出て来てさ、凄い近くに顔を寄せて来たから
思わず殴ったら、引っかかれたよ!」って言ったので
Cの顔を見たら少し顔にひっかき傷があったので
「ひどいことするね!」って皆で話していたら出口を出たところで
ざわざわと人声が?!なんだと思って3人で何かを取り囲んでいる
人たちの間から覗いてみると三角の布を頭に付けた白装束のお化けが
地面に倒れていて担架に運ばれようとしていたんですって。
殴られたのか白装束に血が飛び散っていてぐったりしたお化けがそこに。
えーっ?!って皆で驚いていたら駆けつけた警察官に
「どの人ですか?お化け殴った人?」Cが名乗り出たら
「みんな一緒に警察へ来てください、事情を聴くから」と。
どうやらCは驚いた拍子に思いっきりお化けを殴り倒してしまったようで。
警察で事情は判ってくれたものの相手は怪我をしているということで
治療費を請求されて落着したという話でした。
笑う話ではありません!絶対に!
しかし、担架に乗せられた白装束のお化けの姿が頭にこびりついて
離れずで、、、
お化けの仕事も何があるか判らないですね?
おばけの言い分として自分はただ、お客さんを驚かしただけなのに!
何で殴られなきゃいけないんだよ!って。
Cという人もそんなに怖がりならお化け屋敷に入らなければいいのに。
友達の手前、言えなかったんでしょうね、
とんだ夏休みになったという話でした。
しかし、クスクス、いけないですね、笑っては!

次回は心底、怖い話です。

続く~~~



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