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デラックス大阪2024レポ

みなさんこんにちは。毎日35℃超えみたいな灼熱地獄な7月を過ごしていると肌感覚くるってきますよね。
まぁそんなことはさておいて
じつに2020年年明けのVMC2020Spring以来、4年半振りに大阪開催の大型大会に出場してまいりましたのでレポをば。
時は2024年7月27日(土)開催前日に遡ります。

前日

乗車予定の近鉄特急「ひのとり」の出発時刻が13時ちょうどだったこともあり、午前中は家族とゆっくり。息子くん連れて買い物行った帰りにマックの持ち帰りして11時すぎに帰宅。そのまま昼食を済ませ、着替えて出発。

この日の夜は以下のメンバー5名で住之江公園駅にあるホテル「大阪ジョイテルホテル」に宿泊することに決まっており、事前に以下のメンバーでLINEグループを組んであった。この後登場するので紹介する。


ぐりふぉしぃろ(通称:しろくん)(チームGraFightの龍樹狂い。近鉄特急の予約ありがとう。)
inzergi(通称:ザギ)(チームGraFightのもう一人の公認ジャッジ。帰りの新幹線の手配ありがとう。)
宵闇弥生(通称:宵闇くん)(四国から遠征にやってくる10年来の友人。「四国の島国でヴァンガード」という対戦動画を過去に投稿していた架空ファイトの先駆者)
あいしう(通称:しう)(知る人ぞ知るチーム「しうフォーマーズ」のリーダー。今回一緒に泊まることになった経緯としては私が誘ったからだが、まさか本当に一緒に泊まってくれることになるとは。)

彼も同じようにこのデラックス大阪のnoteをしたためている。是非ご覧いただくと今回のイベントの解像度が上がると思う。ご一読あれ。

最寄り駅から名古屋に向かっている最中、大変な忘れ物に気が付きます。
そうです。「宿泊費をおつり無しで入れていた封筒」です。
まぁ忘れたのに気付いた時には引き返せないところまで来てしまっていたので潔く諦めました。ジタバタしても時間は戻らない。

と。少し早めに名古屋に到着したところでLINEが一通。

inzergi「ヤバイっす…家の最寄り駅に全然遅く着いて予定の在来線逃しました…ひのとり乗れない説浮上です…なんっであんなに道混んでるのよ…(原文ママ)」

そりゃウルトラマンもこの動揺である

おいおい、こういう時は早めに動いておくものだろうという言葉を飲み込みつつ、しょうがないので焦らずおいでと伝え、しろくんと2人で「ひのとり」を満喫することに。

これがまため~ちゃくちゃ快適でした。初めての乗車だったのですが、乗車中の静粛性とシートの柔らかさ、座席に設けられたテーブルの大きさ。
どれをとっても5000円でおつりがくるような金額で乗っていい特急ではない。これはリピしてしまう。

「ひのとり」めっちゃ快適でした

なお乗車中はしろくんとずーっと一緒にVGDDで対戦してました。
こんないい電車で紙広げる勇気がなかったのもあるけども。
全国家でグリフォギィラを組んでいるしろくん。VGDDでも例に漏れず、落胤が存在しないリリステですらグリフォギィラをデッキ化している。さすがという言葉しか出てこない。ほぼ勝てない感じで6試合ほどやったところで終点「大阪難波」に到着!

ひさしぶりじゃのう

大阪自体は仕事やらで来てはいたが、本当にヴァンガード大型大会参加という名目のもとでは4年半ぶり。嬉しさを噛みしめつつ、乗ってきた「ひのとり」も一枚撮影。

アイアンマンみたいな顔してるのね

目的地&集合場所は前述したホテルのある「住之江公園駅」。
これがまたすごいホテルでしてね?
まずホテルロビーがビルの「9F」。こんなの聞いたことねぇ。
そっから最上階19Fまでが全部ホテル。1-8Fは商業施設が入ってました。
ザギの到着遅れがほぼ確定していたため、先にしろくんと2人でチェックインだけ済ませ、人数分のカードキーを作成して貰い、3人の分は部屋に置いておくことに。
ザギと宵闇くん、しうが私たちのホテルチェックインより前に第二目的地「玉出」にあるショップで待ってるとの一報が入ったので、荷物を最低限のものに持ち替えホテルを一旦出た。
玉出には「スキップ」というカードショップ様があり、来月我がチームの詠葉ちゃんが主導となって行われる「ぐらふぁいとブーケ杯」の会場でもあるのだ。8月25日開催の女性限定交流会。ぜひいらしてください。

話を戻そう。
ここで宿泊者全員が合流。少し経ったのちに我がチームの幽鬼、霧夜、藤やんも合流。前夜祭的にショップ内でフリー対戦が始まる。

と。ここでお声掛けしていて、もし都合が合えばと言っていた「もっふる」さんがご友人の「ヒヨク」さんを連れてスキップに来てくれた。
これはいい機会だと思いつき、大所帯になってしまったが食事の場所をもっふるさんにリサーチいただく。予算的に厳しいという声が周りから上がったので棄却されたが、サイトを見る限り素敵なお店だったので機会があればぜひ訪れたい。
10名いっぺんに座れるお店ということで回転寿司店が真向いにあったので、座席の予約のみを事前に設定。
ここで急遽思いつきで「8トナやろうぜ!」という私の声掛けによりトナメが始まる。長くなるので詳細は省くが、私は宵闇くんの「ヴァージルア」の速攻と「スターダストブレード」の重い一撃になすすべなく破れた。悔しかった!
そんなこんなで晩御飯。みんなでお寿司だよー!!!!
私の卓には宵闇くん、もっふるさん、藤やん、ザギが一緒に。
向かいの卓はしう、霧夜、しろくん、幽鬼。
藤やんはなんとなく食うと知っていたが、もっふるさんがめっちゃ食ってた。その食事量でその体型はどう維持してるのか聞いたら
「特には・・・」
その「特」の中身が聞きたいのよ!!!!!!!!!!
結局5人で1万円ほど食ったが、藤やんともっふるさんだけで半分以上の金額は食ってた気がする。すごかった。

みんなでおすし。

食後は各々帰宅。ホテルに戻る。
ホテルに戻り、寝間着に着替え、各々シャワーを済ませる流れになったところで、私があるものをしろくんに投げつけた。
「我流功夫極めロード」というテーブルゲームである。

明日大会だろ?ヴァンガードやれよ。

という意見は甘んじて受けよう。それでも男5人でこのゲームがやりたくて私は事前にみんなから許可を得てこのゲームを持参した。
各自の配られた手札を交換し、それぞれの手札からイメージされる必殺技を作成・発表し、各々投票してポイントを競うゲーム。
漢字の音訓読みに限らず、読ませ字もOK。
これがまた大層盛り上がった。属性過多になってもお構いなしで技に組み込んだり、過去に自分がプレイしたゲームから着想を得て名づける者。強引な読ませ字と勢いで得票数を得ようとしたのは私だ。
ちなみにこのゲーム、イエローサブマリン等でデッキとブースターパックが購入可能なので、ぜひみんなも遊んでみてほしい。おもしろいぞ。
ひとしきり遊んだ後、宵闇くんが早朝出発による睡眠不足で早期離脱。おやすみなさい。
そして残った4人でザギの明日の大会の構築談義に移行。
ブラグドマイヤーデッキの構築が
「あぁでもない…こうでもない…うにゃうにゃ…レインボーブロワー入れたい…こだわり枠…でも…ううぅ…」
と言っていたような気がする。
自分らしいデッキのためのこだわり枠、俺も持ってるよ。と言うか悩んだが、やめておいた。

これもまた大会前日の醍醐味

そんな中私は会話もそこそこに翌日の大会用に二重目のスリーブを入れ替えていた。前日までのリモート対戦やフリーでヨレきっていたからね。
各自長旅の疲れもあり、23時ごろには入床。布団に入りつついろんな話をした気がするが、気が付いたら寝てた。多分4人のうちで一番早かったと思う。

大会当日

私は5時半に起床。仕事柄毎朝6時半には家を出るため、早起きが習慣化していた結果だった。まだみんなは寝ていたが、6時過ぎには目覚ましを念の為かけていた。この日は8時半に会場の「トレードセンター前」でメンバーと待ち合わせをすることになっていた。各自がおずおずと起きる。一名を除いて。

「「「「「「「「ザギが起きない」」」」」」」」」」

前夜に「寝起きが爆裂悪い」と言っていたが本当だった。
最終的には
YOUTUBEに転がってたヨルさんの目覚ましボイス(cv:早見沙織)で
「5秒以内に起きないと『売国クソ野郎殿』と認識しますので」
の一声で飛び起きた。元気なやっちゃ。

私はいつもの和装に着替え、今回は暑さ対策にヘアバンドを装着。
ホテルをチェックアウトし、会場へ向かった。
住之江公園駅から会場のATCホールまではニュートラムで一本。

ここから会場入りまでがまぁ、精神的に長く感じたのだ。
まずはチェックアウトし、ザギのクソデカイキャリーバッグを預けるためのコインロッカーを探さねばならなかった。会場周辺の地図を見るも、実に初見に不親切な表示のせいで結局コインロッカーを探し当てるのに20分以上かかってしまった。
会場着。

とりあえず写真を数枚撮影し、あとから会場入りしたこごりさんにお土産を手渡す。
そしてほかのチームメンバーと合流し、とりあえず会場前に向かったのだが
メンバーのひとり、霧夜が遅刻。これには肝を冷やされた。
なぜかというと、ザギのデッキ構築談義の最中、カウンターヒールを積む議論になった結果、霧夜が余剰分を持っているから入場前に持参しますと言っていたからである。
結局入場後、一回戦開始前に手渡すことが出来たが、まぁ遅刻は頂けない。
リーダーとして少し厳しく言い、もう繰り返さないようにねと諭した。

会場では、全国から集まった相互フォロワーが声をかけてくれた。
青馬堂所属のクボタさんをはじめ、Knightさん、コジマさん、スリーミニッツさん、まっちくん、らいすけさん。
中部圏からは、すっぴー、七夜さん、Tsukkey、ノエルさん、カムラさん、DROPOUTのリーダー、よしさん、AMYLさん、ミラクさん、ダックさんなどなど。
改めて自分のつないでもらったご縁に感謝である。

トリオ第一回戦開始前に、3人の当日のデッキを整理しておこう。
大将:ヤス「猩々童子」
中堅:幽鬼「銀河英勇」
先鋒:ザギ「ブラグドマイヤー」
である。この3人の並びでいうと幽鬼の枠がライドライン選抜枠になるが、
基地の設置による手札消費無しでのコールやガードなど、環境に引けをとらない性能をしているため、中堅に座ってもらった。
シラヌイなどの超越組や環境上位に対しての対策をしてきたつもりではいたが、やはり開始前になると緊張による顔の強張りがすこし見て取れた。

一回戦開始前、参加賞としてPRパックが配られる。

しょるしーなちゃん

リリステに詳しくない私だが、フェスブ出身のヒールの子であることくらいは認識していた。
即座にチームLINEに開封報告して譲渡先を当たったが、特に欲しがる人は居なかった。

一回戦が始まった。
わたしの対戦相手は「無双」じゃんけんの結果後攻だった。
若干相手が無双を使い慣れていない感をふつふつ感じながらのファイト。無双初乗りターンにボルダーアクス出すのを悩んだのか、30秒かからないくらい固まられ、プレイを促す声をかけるか悩んでやめた。こちらが4点まで詰め寄り、あと1点入ったらこれがリーサルターンだなというファイトの分水嶺まで来た所で、ヴァンガードの神様はちょっとした意地悪をこの対面に齎した。

相手さん「ダメージチェック…【イドスファロ】!」

ダメ超…!しかも手札を受けで増やされたことで後続のユニットでのオブドラスグレイブへのアタックも守られてしまった。
こちらが今度は無双の連続攻撃を受ける番。
こちらは3点。無双のディヴァインスキルのためにはここで一点でも押し込みたい算段な筈だ。
ここで相手さんはペルソナライド。前列のパワーが上がり、プレッシャーがのしかかってくる。

シュウラ、ロクセイを前列にコールし、ロクセイの裏に
インペイルホーンが置かれた。おそらくアタッカーがあまり引けていないのかもしれない。前ターンでオブドラスグレイブを意固地になって守ってきたのはそういうことか。
手札には完全ガードが一枚。残りの手札は15券が3枚、ノーマルユニットが4枚、ペルソナが1枚。
バインドゾーンにはライドンクナイが2枚控えていた。多少のリスクは承知の上で、トリガーを捲られた後のノードラを数値で守り、ディヴァインスキルでの2ドラを完全ガードするために、初撃の無双のツインドライブをノーガードすることを決めた。
4ダメージめ、ノートリガー
5ダメージめ「再起の竜神王 ドラグヴェーダ
受け超ー!!!!!!!!!ありがとう!!!!!!!
冷静を装いつつほんの少し強い語気で「受けオーバーです。」と宣言。
これには相手さんも息を呑んでいた。
これにより他のユニットのアタックが通らなくなり、相手のデッキからもオーバートリガーは既に見えているので、完全ガードも温存することが出来た。
相手がターンエンドを宣言。確かにアタックが通らないことが確定しているなら無理にアタックする事はない。
さぁ、ターンが返ってきた。
前ターンにペルソナをキンランで拾っていたので、確実に仕留めにいくために当然ペルソナライド。
ターン開始時のドローでイザサオウを引いたため、即時コールして山を掘る。サーチしたのはデッキに一枚採用の「忍竜 ゴーンジョウク」。

つええんだ、こいつ。

他のユニットにVがバフを振れない猩々童子において「自分で強くなれる」子はとても貴重。しかもペルソナターン単騎最大30000。ヒット時ドローまでついてる。

手札のオウギジシの効果で山上5枚からツクヨダチを引き当て、ソウルに置いてからバインドゾーンに送り、SC。ここでライドンクナイがソウルへ。
雲水の効果で前列のシュウラとオブドラスをバインドし、相手のリアを一枚のみにし、バインドゾーンにキンラン、アンプレセデン、ライドンクナイを新たに置いた。

これでバインドゾーンには
ツクヨダチ2枚
ライドンクナイ2枚
キンラン2枚
アンプレセデン1枚
G2童子1枚
という状況。
R裏にライドンクナイがいた為、G2童子をバインドからV裏に呼び戻し、CC1。これで表のCBが3枚になった。
さぁ、このターンで決めに行くぞ!!!
手札に温存していたキンラン2枚をR裏に配置。先程サーチしたゴーンジョウクもコール。
右前列のオウギジシからアタック(1回目:33000)
ここで相手は前の私のターンに意固地になってRを守ったことを少し後悔したのではないか。トリガー二枚でガードしてきた(ダメージ受けられるならここが一番嫌だった。ダメトリ乗られたらペルソナ帳消しだし。)
以降の前列のパワーがすべて15000上昇することができる状況となり、先程Rからバインドした2枚をドロップに置かせ、キンランで念の為ペルソナを拾い直す。
そしてツクヨダチをオウギジシのいたRにCB1でコール。アタック(2回目:25000)ここもトリガーでガードされた。
左列のゴーンジョウクとキンランでアタック(3回目:43000)ここで相手はノーガード。ダメージはノートリガー。キンランでドロップのイザサオウをサルベージ。ゴーンジョウクのヒット時効果は使わなかった。
雲水でアタック(4回目:28000)。この時V裏のG2童子と右前列のツクヨダチをソウルに起き、キンランとライドンクナイをナナメ出し。先にバインドゾーンのツクヨダチをCB1でキンランの前にコールし、ソウルに置かれたツクヨダチをバインドに置き、SC。ドロートリガーがソウルへ。
いよいよトリガーチェック。
1枚目、クリティカルトリガー。効果は全てライドンクナイへ。
2枚目、ノートリガー。
ライドンクナイでアタック(5回目:33000⭐︎2)
ここで相手がノーガード。6点目が通り、勝利!

横では幽鬼が標を相手に勝ってくれてました。これによりチーム1回戦勝利!
ヤス  vs無双 ◯
幽鬼  vs標  ◯
ザギ vsシャルモート✖︎

2回戦へ。
全員が苦しい戦いを強いられた。
結果から申し上げると
ヤス vs奇跡 ✖︎(両者敗北)
幽鬼 vsシラヌイ ✖︎
ザギ vsメサイア ✖︎

レザエル対面時に起きてはいけない事。それは有効ヒールを2度以上噛まれること。
これが起きてしまうとゲームスピードが極端に落ち、長期戦を余儀なくされてしまう事が多い。
この試合、わたしは都合9点のダメージを与えた筈なのだが、なぜか倒れてくれなかったレザエル。
1-5とし、相手を土俵際まで詰めきってからターンを返したと思った矢先、相手ターンでニクラスゼリアを捲られ、実質回復された後に有効ヒールを発動されるというアニメみたいな展開でダメージをひっくり返されてしまった。
そこからは消耗戦の様相。お互いガードは硬いため、なかなかそこからの点数が詰まらず、結果時間切れ両者敗北となってしまった。

気を取り直して3回戦へ。
ここからは全チームが血眼で予選最終戦への望みを繋ぐ為に勝ちにくる。負けられない。
結果を先に申し上げよう。

ヤス vs ルアード ✖︎
幽鬼 vs ミチュ ✖︎
ザギ vs 無双 ◯
健闘虚しく、敗退となってしまった。
わたしはジャンケンに負けたのだが、相手のルアードが先攻を選択。こちらが後攻となった。

テンポよく序盤からアタックしなけばならないのが猩々童子のデッキタイプだが、一つだけ足りていないピースが引けないエラーを抱えたままG3ライドターンまで戦っていた。

キンランである。
こいつが無いとRからのアタック時にツクヨダチをバインドから引っ張って来ることが出来なくなり、連続アタックの回数が減ってしまうのだ。
なんとかペルソナターンにイザサオウで一枚だけキャッチすることに成功し、7回アタックまで繋げることが出来たが、返しの相手のターンでトリガーの捲りが猛威を振るった。こちら2点の状態から「天空を舞う竜ルアード」にダブクリを食らってしまった。しかもダメージトリガーは1枚だけ。一気に形勢があちらに傾き、そのままズルズルと手札を刈り取られる。次の相手ターンに手札からの完全ガードを封じられた所で、バインドから完全ガードを発動。しかしここでも相手のトリガーに全てを持っていかれる。二枚トリガーを捲られゲームエンド。
我らGraFightのトリオは3回戦にて終了した。

その後、当日遅れて会場入りすると言っていたチームメンバーの詠葉ちゃんにお土産の「つけてみそかけてみそ&献立いろいろ辛みそ」を手渡し、そのままアトラクションを2度ほど楽しみに行った。

チケット2枚はカムラさんとすっぴーに貰われていった

ダーツで三桁得点をぶちかましたらスタッフさんに凄い褒められた。4回も投げられるんだから100点は普通に超えるやろ。恥ずかしいwwと思いつつ、当初の目的であったパワーカウンターの掴み取りを選択。なかなかの大量獲得であった。

座り疲れたし少し休憩すっぺ。と思い、会場外の自販機のある休憩スペースに行くと、もっふるさんが顔面蒼白でソファに座って項垂れていた。体調不良を気遣い、自販機でさっと買ったチルアウトを手渡して一緒に休憩。ついでに事前に買っておいたあんぱんとコーヒーでお昼ごはん。先般獲得したパワカンを並べてみると25個。なかなか頑張れたのでは?と思った矢先、声を掛けられる。
「ヤスさんですか?」
声の主はフォロワーのミカさんだった。
来月の交流会にきていただくという事で事前にご挨拶がしたく、リプで連絡を取り合っていた所にきてくださったのだが、なんというタイミングか。
わたしはこの時、椅子に座り疲れていたため体育座りで霧夜といっしょに床にパワカンを並べており、不意に声をかけて貰ったもんだからその場でご挨拶しようと無意識で正座した結果、土下座にトランスフォームした。

初対面の人間にノータイムで土下座をかました事になる。

周りから見たら事案でしかない光景だったが、人が少なかった事が幸いし、通報は免れた。
ご挨拶させていただき、お土産のお菓子まで交換してくださった。美味しくいただきました。ありがとうございました。

さぁ、気を取り直してステージファイト。じゃんけん勝てば真野さんか川島さんとファイトできるぞぉ!!と息巻いて整理券をもらいに行く。

整理券残りギリギリでした

まずは川島さんとのファイト抽選。70名ほどの手が上がる中で、めちゃくちゃ気合い入れて望んだ。

と言わんばかりの気合い。奇跡的にグー、チョキ、パーとバランス良く川島さんが出してくれたおかげで勝ち上がる。ここで4回目、3人まで絞られた中に勝ち残り、心臓バクバクで参加者3人でじゃんけん。一度あいこを挟み、ニ度目の勝負。

と気合いを入れてグーを出したが、私以外の残りの二人がパーを出して居たためここで決着。スタッフ、キャスト、ナックさん、来場者に見守られたジャンケンで私は敗れた。悔しかった。

グギギ…ゴゴ…と下唇を噛み締めたくなった。

また挑戦する機会はある。そう自分に言い聞かせ、全力で観戦した。
その後の真野さんとのジャンケンでも結果は振るわず、敗北。その後の予定のこともあったので退出した。

ここからは完全フリー。
14時からのステージファイトまで少し時間があった為、じわっと気になっていた会場限定のスリーブを買いに出た。2000円以上の購入で貰えるFRパックもあったので、帳尻合わせ的に購入。その結果………

私の中の嬉野Dが脳内でこう叫んだ。
この2枚はフォロワー様に貰われていきました。可愛がってあげて下さい。

事前に連絡を取り合っていたチームメンバーたちとフリースペースで合流した所で、青馬堂プロレスの主催のクボタさんからお声がかかる。

「ヤスさんに会わせたい人がいるからちょっと来てくれる?」

そこでご挨拶して下さったのは、香川県で「瀬戸内VGCS」を主催してらっしゃるルルさんであった。
今後ともよろしくお願いします。是非うちの交流会にも遊びに来てくださいと固い握手を交わした後、近くを歩いていたSUZUKI HOBBYさんとも初対面だった為ご挨拶。
お互いフォロー等はしていなかったが、その存在は認知していた為、笑顔で談笑。
その後、しうを青馬堂プロレスに誘導する紐付けとしてクボタさんと引き会わせ、宇都宮から川崎まで頑張って行ってくれ!とエールを送った。彼ならきっとあの場でも自分を貫いて楽しんでくれるし、焼きそば焼いたり日本酒の試飲をしながらやるヴァンガードの大会でも全力で暴れてくれるだろ。と勝手に思っている。

そんな中、チーム「缶珈琲を啜りたい」のリーダー、ハユタくんの国家王の決着を待つ間、コジマくんから声をかけられる。コジマくんはこの日、ミチュで決勝トーナメント進出を決めていたが、惜しくも敗れた後にわたしに声をかけてくれた。
「久しぶりに「ヤろう」や。」
これ以上の会話は我々には不要だった。
ドレスアップ実装後のミチュとの初対戦。
詳細は割愛するが、盤面のノクノを雲水で除去しつつ、相手の展開を封じながら戦い、なんとか勝利した。彼とはきっとまたやり合うことになるだろう。

そんなこんなでフリースペースでわちゃわちゃしてた所で、「西のマスターコマンダー」パッションタケフジ氏から声を掛けられる。
「ヤスさんに渡したい渡したいと思ってたものが溜まりに溜まってサぁ、やっと渡せるよ。はいこれ。」

んんんんんんんん!?!?!?!?!?
手渡されたのはタイ語版のむらくものカードたちであった。マジでこの人どんだけ海外版買ってるんだ。有難い。頂戴したカード達はバインダーの中でゆっくり休んでいる。
とその会話の矢先。彼との会話もそこそこに現れた男が一人。
ライカである。
いまは瀬戸内海の東の端の方で某戦艦擬人化ゲームの提督をメインに活動しているが、過去にはディメンジョンポリスでクランリーダーになるほどのヴァンガードファイターであった。そんな彼とも実に四年半ぶりの再会。懐かしみつつ、近くのファイトテーブルを見回すと
同じ在名チーム「DROPOUT」のメンバー、AMYLさんの姿が。
GraFight
しうフォーマーズ
DROPOUT 
この3チームが集まった結果、凄い絵面になった。

しかもAMYLさんがライドデッキに使用しているスリーブは、DROPOUTの内部組織「カモフォーマーズ」のもの。なんていうかこう、とっ散らかりすぎである。
近くにいたダックさんにチクりに行った。

『うちの周りパチモンしかいねえんだけど!!!!!!!』

そう告げるとダック氏がAMYLさんのもとに駆け寄り、
ダック『お前、しうフォーマーズになったんか!?』

これよ。この寸劇感。これがたまらなく好き。撮影して円盤化しよう。

そんなこんなやってたところで漸く本題(?)のハユタくんおよびチーム「缶珈琲を啜りたい」のメンバーが合流。いよいよ始まるのだ。戦争が。
皆さんも知っていることだろう。長らく戦い続け、戦争状態にある2つのお菓子の存在を…
「きのこの山 vs たけのこの里」戦争である。

事の始まりは私とハユタくんの個人LINE。
お互いがきのこ陣営・たけのこ陣営の統領として、それぞれの陣営を率いた団体戦をやろうじゃないかというお話。このデラックス大阪でだ。
結果、当初の予定になかったメンバーも巻き込み(しうフォーマーズやその他のメンバーも含め)8vs8の超大型団体戦となった。
詳しいマッチングは紹介しないが、くじ引きの結果、私はチームメンバーの霧夜との対戦となった。
使用デッキはもちろん猩々童子。一方の霧夜は「サジッタ」。
手札を十分に増やすムーブをとることが出来ず、サジッタの効果で手札を捨てさせられ、最後には押し切られてしまった。なんとも不甲斐ない。
最終的に8試合の結果
4勝4敗。まったくの五分であった。
これはあれか。明治製菓からの天啓か。
お前ら勝手に争って勝手にどっちが上か決めてんじゃねえぞと。
結果的に代表の統領同士で雌雄を決することとなった。
お互いの使用デッキは最初から分かっていた。
猩々童子 vs ニルヴァーナジーヴァ
である。
積極的にダメージを与え、2-4とこちらが優勢に試合を進めていた時だった。ハユタさんのG3ライドターン、ストラヴェルリーナとミラズヴェルリーナが両脇にそろった状態となった時のトリプルドライブで事件が起こる。
ドライブチェック ☆ ☆ 引 
これはあかんのちゃうか…そのトリガーの出方はしんどい…しかもドローて…
結局このトリプルトリガーが勝敗の分かれ目。
代表戦終了後、たけのこ陣営として協力してくれた皆に全力で謝った。

私以外の7名の想いを背負ったファイトの味は、たけのこの里のような甘いものではなく、しょっぱい涙の味がした。
結果私は大会終了後、10年以上ぶりに自分から進んできのこの山を買い、ハイボールとともにその味を噛みしめた。記憶補正なのかは定かではないが、昔よりも美味しかった気がする。
戦争終結後、後ろから声をかけてきた人物が。
青馬堂プロレス所属のまっちくんだった。
彼とは同い年であり、私が彼と仲良くなったのはここ数年のことだが、一度として対戦したことがなかった。
名古屋大会でも連絡を取り合っていたのだが、対戦が叶うことはなかった。
ようやく戦える。そう喜びつつも彼と相対した。
まっちくんのデッキはレザエル。お互い本選で使用したデッキ同士であった。レザエルの怖さは本戦中に十分味わったが、特別なのは彼との初めてのファイトであるということ。
感傷にひたりつつも試合を進めていた時、ついに彼との対戦が叶ったことにデッキが呼応したのか、うちの猩々童子がとんでもないことをやらかす。

相手の3ノーにダブクリ

である。古来のヴァンガードから忌み嫌われてきた事故。あまりにもあっけない終わり方。でもそこは勝負の場。彼もそれは十分に理解していた。笑顔で試合を終え、固い握手。
「今度は覚えとけよ。やり返したる!」
その一言がすごくうれしかった。私は本当に人に恵まれている。

そんな思い出深い試合を終えた所で閉会式・エンディングステージが近づいてきた。ここで一緒に宿泊してくれた宵闇くんとお別れ。再会を誓い、笑顔で分かれた。
そしてこのエンディングステージで大切なのは、入場してトリオの開始前に書いて提出していたアンケート。
これを総合受付に持っていくことで、当日のゲストによる直筆サイン入りストレージの抽選会に応募できるのだが、毎度のことながら私も参加していた。残念ながら当選ならず。


18時からハユタくんがセッティングしてくれた飲み会の時間が差し迫る中、エンディングステージの整理券を取ってご友人のあちきさんと一緒に柵の中で座っていた、しうフォーマーズのこごりさんと閉幕後に合流。
先にお店に行っていたほかのメンバーを追う形で会場3階の鳥貴族に向かう。
そこには「缶珈琲を啜りたい」のメンバー3名、GraFightのメンバー6名が既に着席していた。
遅れてきた我々も着席し、ドリンクを注文したところで
「乾杯の音頭はヤスさんにお願いします」という無茶ぶりが。
いやいやいや、この店のセッティングしてくれた本人がすべきでは?!
と思ったが、まぁ指名されたからにはやりますと。
無難なこと言って乾杯を済ませたところで、飲み会がスタート。
途中で酒に酔ったこごりさんがお絵描きを始めたり、ヴァンガード老人会のメンバーがDからヴァンガードを始めた人間に
「昔のヴァンガードにはこういうカードがあって。。。」
的な話で飲み会を笑いと驚きに包んでくれた。とてもいい雰囲気だった。
「缶珈琲」のメンバーのハユタさん以外のお二人は今時珍しくHNを持っていなかったので、苗字を崩して「オカさん」「シミさん」と呼ぶこととした。そんなお二人と距離を縮めようと元居た席から移動し、近くで話を始める。
猩々童子を使っていると言っていたオカさんに、私の投稿した猩々童子の最大9回アタックの動画を見つつ「自動効果の同時処理」を説明した。

飲み会のネタになってよかったと胸をなでおろし、帰りの新幹線の時間が迫っていたので先にザギと一緒に飲み会を離脱。
お店の外まで出てお見送りしてくれたオカさんとハユタさん。ありがとうございました。

本当に楽しい一泊二日でした。
その後無事に新幹線に乗車し、日付をまたぐ前に自宅に戻ることが出来、翌日5時半に起床して仕事に行きました。

当日の時系列ぐちゃぐちゃかもしれないし、おい書き忘れてんじゃねえよっていう内容がきっとあると思うんですが、そういう内容があったらこっそりDMで教えてください。追記しますので。
本当にこの一泊二日間、めちゃくちゃ多くの人にお声掛けいただき、繋がれたご縁とその縁の力強さを感じました。新たなフォロワーさんも増え、今後のチームの活動及び私自身のモチベーションにもつながった、いい遠征となりました。
ここまで12000字超え、お読みいただきありがとうございました。
次回はおそらく「ぐらふぁいとブーケ杯」のレポnoteになる予定です。
よろしくお願いいたします。では。

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