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舞あがれ 第5話 子ばなれ、親ばなれ。


あらすじと感想。

磯で生き物を捕まえてはしゃぐ
舞ちゃんのシーンから。





ジャムのラベルを
貼る仕事をしながら
磯にいる舞ちゃんを
心配する母。


心配するめぐみに
祖母は島のみんなが見てくれる。
と言う。


同級生が気持ちいいからと
磯で裸足になる。

しかしその子はおこぜを踏み
騒ぎになる。

真似して長靴を脱いでいた
舞ちゃんは急いで長靴を
はこうとして海の中で転び
トラウマになった運動会を思い出す。


運動会のリレーの回想。
転んだ舞ちゃんの耳に
みんなからの落胆と
若干の罵声が届く。

どんくさいな。
なにしてんねん。


車で出かけた祖母と
母は偶然磯で転んだ様子の
舞ちゃんを見つけて駆け寄る。


結果舞ちゃんは
膝を擦りむいたかすり傷。

母は過剰に心配。
祖母はその様子を遠くからみる。


夜、ご飯を食べながら。

母はもっと慎重にと
舞ちゃんに言う。
ゆっくりやらないと、と。

祖母はそれを聞いて言う。

めぐみ、帰ってくれんね。

え?

帰らんね。

いきなり何?

舞はあずかるけん。

私だけ帰れってこと?

そうたい。

なんでよ。

あんたは舞のこと
心配しすぎとる。
気づいとらんとね。
舞はここへ来てからずっーと
めぐみの顔色ばうかがっとる。

そがんこと。

舞はお前に遠慮ばして
自分の気持ち言えんとさ。
しばらく舞から離れた方がよか。


夜の海を一人見つめる母。

舞が自分の意見に合わせる
シーンを一人思い出す。

「やめといたほうがいいかな」

「やめとく」

そして。


舞、話があるの。
お母ちゃん、一ぺん家、帰るわ。

え?私は?

舞はもうちょっと五島にいたほうが
いいと思う。
元気になれる。

うん。


深夜に布団を並べて寝る親子。

母の背中に
ギュッと抱きつく舞ちゃん。
(気持ちが伝ってくる
とても良いシーンでした)


翌朝。

寝たまま見つめ合い
おはよう。
おはよう。
と挨拶を交わす母子。

おでこを合わせる。

熱、ないな。
と、母。


港で東大阪に帰る母を
見送る舞ちゃんと祖母。


母ちゃん、
舞のことよろしくお願いします。
と、母。

母が船に乗り込むと
ポロリと涙をこぼして
舞が言う。

私と一緒に居てたら
母ちゃんしんどそうやから。

と、鼻をすする。

お母ちゃん、
私にここ残って欲しいと
おもってる。
せやから帰られへん。

ちゃんと、自分の気持ち
言えたばい。
少しづつでよか。


海の見える草原をあるく
舞と祖母。

おばちゃん、あれなに?
と、空を見て舞。

バラモン凧たい。
元気もんちゅいみたい。

よく知らない島で
よく知らないおばあちゃんと
ふたり。
どんな毎日になるんでしょう?
とナレーション。
今週はここまで。

次週予告も素敵でした。
「この島では自分のことは
自分でやる」
という祖母の言葉が。
舞ちゃんの成長を
期待させる予告編でした。

(つづく)

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