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E1ビザ駐在員がEB1-Cカテゴリでグリーンカード取得を目指す話 その12

5月にEADカードが発行されたというアップデートを前回紹介しましたが、本流のグリーンカードもついに動きが出てきて、無事6月にグリーンカード取得できました!

RFE for I-485 がついに発行される

先行して進んでいたEADカードが発送されたというステイタスになった次の日、I-485のケースがオレンジ色に変化!
RFEが発行されたという記載にアップデートされていました。

I-485にRFE!

しかしタイトルをよく読んでみると、Request for Initial and Additional Evidenceと書いてあり、initialとadditionalって健康診断の書類だけじゃないの!?と不安になります。
可能性としては、戸籍謄本の英訳に不手際があったとか、銀行の残高証明とかかなぁと推測して、手持ち資料でパッと対応できるものだと良いんだがと思いましたが、こればっかりはRFEの書類が届いてみないことにはわからないので待つことにします。

RFEが到着、そして対応

毎日メールボックスをチェックしますが当然数日で届くはずもなく、あいにく私は翌週からろくでもない出張に。
いつものように日本からの出張者の通訳兼運転手兼食べログ係です。
もう何回も来てるんだからそろそろ自分たちでなんとかすればいいのに、ブツブツ・・。
するとRFE発行連絡から7日後、自宅に書類が到着したと妻からLINEが入りました。
見てみると、なんと書類はアリゾナにあるUSCISのField Officeから。
てっきりデトロイトだと思っていましたが、USCISのサイトでそのオフィスのI-485平均プロセス時間を調べたら8ヶ月になっていて、他のメインどころは10~20ヶ月なのに比べるとめちゃ早い。
優先カテゴリだから空いてるところに回してくれたんだろうか。
ちなみにRFEを発行したオフィサーのLast Nameは日本人の名字だったので、〇〇さん、よろしくお願いしますよ〜と祈りを込めて対応します。

Request For Evidence

ちょうどホテルのジムでランニングしてたところでしたが、送ってくれた写真を流し読みしてみたところ単に健康診断の書類I-693を送れというだけの指示でした。
ちょっと気になったのは、5/31からI-693のフォームが新しくなるから医者が5/30以降サインする場合は古いフォームだと受け付けないよ、という注意書き。
我々は2月に健康診断を受けてすでにサイン済なので、そのままで問題ないはず。
また、「final decisionをするためにI-693を提出しろ」と記載されているので、他の人のケースと同様に面接は免除されそうな感じです。

早速妻に書類をスキャンして送ってもらい、弁護士に確認。
すると、カバーレターはいらない、I-693の入った封筒のオモテにRFEの書類コピーをクリップして、追跡できる郵送サービスで送れという明確な指示がすぐに帰ってきました。
早速私が出張先からFedExのサイトで送付用のラベルを発注し、妻へメール送付。
妻には自宅で書類のパッキング準備を進めてもらいました。

発送準備完了!

最終コーナー

翌朝、近所のFedExオフィスが開く時間を見計らって妻が書類をドロップオフ。
Overnightで送ったので、翌日の金曜には配達済みとなりました。
が、Memorial day のlong weekendだったせいか、ケーストラッカーで「受領」となったのは翌週の火曜日。
金曜に受領してすぐに審査再開されていると期待していたのでちょっとがっかりですが、無事に受領されたのでヨシ。

I-485を1月に申請して以降、ブログ、Note、Twitterでありとあらゆる日本人の体験談(特に雇用ベースの申請)を読み漁っていて、I-693を要求するRFEに回答した後は1週間前後で承認されるケースが多いようでした。
なんなら2〜3日後という場合もあるようで、我々のケースもそれくらいで承認されないかと過度な期待が高まります。
しかし毎日何度もアプリをリフレッシュしてもステータスに変更がない日が続き、1週間が経ち、10日が経っていきました。
英語で検索してみると、国籍などにもよるのでしょうが承認の連絡まで1ヶ月程度かかっている人もいるようで、なかなか萎えてきます。
去年のI-140の承認がRFE提出後2週間だったので、今回も2週間で連絡が来なければ若干長期戦になるのかなと思った矢先、まさにI-693の受領から14日目にケーストラッカーのステータスに変更が!

New Card Is Being Produced!!!!!

待ちに待った、New Card Is Being Produced の表示!!
先人たちの経験によると、この翌日くらいに承認、さらに数日後にカードが発送されるパターンのようで、実際に翌日承認、さらに2日後にカード発送のアップデートが出ました。

RFEのレスポンス受領から承認までもう少し早く進むと期待していたので、近所のベーカリーでグリーンカード取得祝いケーキをオーダーしていたのですが、カードが届く前に出来てしまってやや微妙な気分でお祝いをしました。

オリジナルケーキ
ほんとはカードもケーキに刺したかった

後は実際にカードが到着するのを待つのみですが、前回記載したようにEADカードは発送から2週間弱かかっています。
USPSのPriority Mailは米国内どこでも3営業日以内に配達されることになっていますが、ケーストラッカーの内容文には追跡番号も記載されていないため待つしかありません。
そうこうしていると私はまた出張💦
出張前に受領したかったものですが諦めて出かけ、ボストンの空港に着いたところでなんとなくケーストラッカーを見てみると、Case Was Delivered To Me の文字が!!

カードが届いた⁉️

急いで家にいる妻にLINEをして妻がメールボックスをチェックすると、無事2通のPriority Mailが届いていました。
届いてから追跡番号教えてもらっても何の意味もないんですが、念の為チェックしてみると実際に発送元のUSPSがカードを受け取ったのは前日の夕方だったようで、ケンタッキー州からテネシー州を経由して一晩で配達してくれたようです。
あともう1日動きが早ったら・・・
残念ながらカード到着の瞬間と開封の感動を夫婦で分かち合うことは出来ませんでしたが、出張から帰宅してすぐに自分のカードも確認。

ついに届いた私のグリーンカード!

I-485を提出して6ヶ月弱、昨年I-140を提出してからも1年半かかっておらず、特に大きなトラブルもなくスムースに取得できたプロセスでしたが、やはり実物を手にすると感慨深い🥺
グリーンカードを手にしても、転職してみようとか銃を所持してみようとか、特に今すぐ何かが変わる感じはないですが、フリーエージェント権を獲得したような心の余裕を感じながら、時々カードを見てはニヤニヤしているここ最近です。

ということで、I-485のプロセスは半年弱で無事完了しました。

  • 1/17/23 USCISがI-485等の書類を受領

  • 2/22/23 バイオメトリックス取得

  • 5/18/23 Request for initial and Additional Evidence Was Mailed

  • 5/26/23 RFE書類到着。I-693の提出要求のみ

  • 5/27/23 I-693発送、翌日USCISに到着(FedEx)

  • 5/30/23 Correspondence Was Received And USCIS Is Reviewing it

  • 6/13/23 New Card Is Being Produced

  • 6/14/23 Case Was Approved

  • 6/16/23 Card Was Mailed To Me

  • 6/21/23 グリーンカードが自宅に到着

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