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戦後75年プロジェクト ギンギラ太陽's×劇団ショーマンシップ『PEACE HILL 天狗と呼ばれた男~岡部平太物語~』@西鉄ホールを観た。

戦後75年プロジェクト ギンギラ太陽's×劇団ショーマンシップ『PEACE HILL 天狗と呼ばれた男~岡部平太物語~』@西鉄ホールを観た。

私が全くスポーツに疎いせいか、こんなすごい人が福岡から出ていたなんて、全然知らなかった。

福岡の、今で言う糸島市出身の、岡部平太さんという、世界大戦中にスポーツ界で大きな功績を残した実在した人の話だ。

今はなき、平和台球場だけは、「平和・第9条(日本国憲法)」という語呂合わせを中学校の試験勉強の時に聞かされていたから、名称は認識していた。

その球場も90年代後半になくなってしまって、平和台と名の付くものは今はないものと思っていたのだけど、平和台陸上競技場って、今も現役だったのね。それくらい、スポーツに疎い。スポーツの人たち、ごめんなさい。

この、陸上競技場と、今はなくなっちゃった野球場、これらをまとめて、「平和台総合運動場」として、敗戦後間もない1948年の福岡に作ったということだ。ここで活躍したのが岡部平太さんだ。

GHQが管理していた土地を使ったということだから、ここだけ切り取っても、すごいドラマになりそうだ。エピソードが多すぎるためか、今回のお芝居では、この部分はセリフのみで処理されていた。

精神論でやってた日本のスポーツの近代化とか、満州での大会の開催だとか、なんか面白げなエピソードがたくさんある。恥ずかしながら、どの話も新鮮で、知恵熱が出そうになった。

大変勉強になりました。

ちなみに、この競技場の近所にあった福岡高等裁判所は、学生時代の一時期に、ちょっと趣味にしていた裁判の傍聴でお世話になった。今は、この裁判所も、舞鶴公園にないんだねぇ。

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