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お風呂読書のデバイスをKindle OasisからPaperwhiteに乗り換えて1年経ちました(商品比較)

Kindle Oasisが充電できなくなりました。

ついにか。長生きだったねぇという気持ちです。購入から4年半。お風呂に入れる家電の寿命としてはかなり満足しています。

Kindle Oasis第9世代を使っていました

Kindle Oasisを注文したのは2018年10月12日。
数あるKindleモデルの中でOasisにした理由は、唯一防水機能つきだったから。

けどこの注文の4日後。10月16日に防水機能付きのKindle Paperwhiteの発売が発表されました。価格は13,980円!

同じ防水機能つきで半額以下。
すでにOasisに満足していたので、「このOasisが壊れちゃったら次はPaperwhiteにしよ〜」と思って一旦Paperwhiteのことは忘れました。

そして4年半が経ち、Oasisが壊れたのが2023年3月末。
2代目お風呂用KindleとしてPaperwhiteの第11世代を購入しました。

値上がりして16,980円になっていました。

Paperwhiteを使って1年が経ったので、比較レビューをしてみようと思います。


スペック比較

価格

Kindleは、容量や広告あり/なしで価格が変わります。
私がKindle Paperwhiteを購入した2023年4月では8GB・16GB×広告あり・なしの4通りの商品展開でした。
が、2024年4月に再度調べてみると、広告ありのモデルがどこにも見つからず……。以前購入したURLを開いてみても在庫なしになっていました。

広告ありのモデルの方が2000円ほど安かったのでちょっと残念ですね。

8GB × 広告あり 16,980円(税込)
8GB × 広告なし 18,980円(税込)
16GB × 広告あり 17,980円(税込)
16GB × 広告なし 19,980円(税込) 

Kindle Oasisは、容量と広告あり/なしに加え、wifi/wifi + 無料4Gで価格が変わります。Kindle Oasisの方は、8GBのモデルのみ、広告ありで29,980円のプランが残っていました!2023年から2024年の一年であらゆる商品が値上がりしましたが、Kindle Oasisの最安値は変わりませんでした。その代わり、最高スペックの「32GB × 広告なし」は34,980円→40,980円と6000円の値上げです。

8GB × 広告あり 29,980円(税込)
8GB × 広告なし 31,980円(税込)
32GB × 広告あり 32,980円(税込) ※2024/4/17在庫なし
32GB × 広告なし 40,980円(税込)

「wifi」を選択した状態の価格

私が2018年に購入したKindle Oasisは、8GB、広告あり、wifiモデルで30,304円でした。4年半お風呂読書ができて、Kindle価格(たいてい紙で買うより5~20%安く、50%オフセールも年数回ある)で読めることを思うと良い買い物だったと思います。

ちなみに広告は本の広告なので全く気になりません。むしろ良い本紹介してくれてありがとうと思ってます。

サイズ

Paperwhite(左)とOasis(右)

Paperwhiteの方が縦長で、Oasisはちょっと正方形に近い。
モニター部分に触れるとページがめくれてしまうので、持ち手部分のあるOasisの方が誤タップが無くてよかったです。

Oasisの持ち手の後側はこうなってます。最初は「この出っ張りいる?」と思ってましたが、いい感じに引っかかって持ちやすいです。全部のkindleに付いていて欲しい。

重さ

Paperwhiteは205g。Oasis(第10世代)は188g。

私の手元にあるPaperwhite(205g)とOasis(第9世代 194g)を持ち比べると、重さの違いはあまり感じません。

容量

文字だけの小説(1MB以下)やちょっと図が入ったビジネス書(4MB程度)を読む分には、8GBで充分でした。

ちなみに漫画は1巻50~100MGくらい。8GBでも100冊くらい保存できます。漫画好きにとっては多いのか少ないのかわかりません…。

読みたい本のファイルサイズは、Amazonの商品ページで確認できます。

なぜかKB表示。1024で割るとMBになるから、この漫画は約114MB。
ざっくり1000で割ればMBになります。

Paperwhiteはデニムブルー、ブラック、ライトグリーンの3色。Oasisはグラファイトの1色。

私はあんまりこだわりがないので、OasisのグラファイトとPaperwhiteのブラックを買いました。

グラファイトは鉛筆の芯みたいなツヤのある黒。Paperwhiteのブラックはマットな質感の黒です。ちょっと指紋がつきやすいかな。

ちなみにPaperwhiteのライトグリーンはwindows95感があってかわいい。

充電ケーブル

PaperwhiteはUSB-CなのでMacと同じ充電器で充電できます!
Oasisはmicro USBなので、Androidスマホと同じ充電器。

Oasis時代、Kindleのためだけにmicro USBのケーブルを持っていたので、PaperwhiteがUSB-Cで充電できてとても嬉しい。

とはいえ、1日30分ほどの読書なら充電の頻度は1~2週間に1回くらい。旅行や帰省前に充電しておけば大体帰りまでもちます。本のダウンロードや同期のためにwifiにつなげると、充電の減りが速くなります。

OasisにできてPaperwhiteでできないこと

(1)ボタンでのページ送り

スクリーンに水滴が付くと、そこがタップされた状態になってガンガンページが進んじゃうことがあるんです。防水仕様とはいえ、スクリーンがびしょびしょになるとうまく操作できないんですよね。

持ち手についているボタンでページ送りができる(Oasis)

Oasisはボタンでページをめくれたので、お風呂で手が濡れててもスクリーンに触れずに読み進められました。

(読書だけする分にはボタン操作で支障ないですが、文に線を引いたり、読む本を変えたりするにはスクリーンタッチが必要になります)

一方、Paperwhiteにはページ送りボタンがありません。読書するためには毎回スクリーンに触れなきゃいけないですね。

ページ送りするにはスクリーンに触れる必要あり(Paperwhite)

指を濡れないようにしたり、軽く水滴を飛ばせば問題はないですが、Oasisの方が安心感があったかな。

(2)画面の上下回転

Oasisは上下を回転させると自動で文字も回転しました。

Paperwhiteは上下回転が無いんですね。

通常の持ち方
上下を反対にすると文字が逆さになる(Paperwhite)

「そもそも持ち手が無いんだから、上下を反対にする必要なくない?」と思うかもしれませんが、上下を反対にしたい理由があるんです。それが3つめ。


(3)立て掛けて読みにくい

Kindleは、電源ボタンを下にして立て掛けると、本体の重さで電源ボタンが押されてOFFになってしまうことがあります。
角度によって大丈夫なんですが。

Oasisは、端末を右手で持ったときの上辺に電源ボタンがあります。
電源ボタンを上辺にした状態ならお風呂のへりに立てかけられるんです。

つまり、両手でシャンプーしながら1ページ読めますね。

Paperwhiteは下辺に電源ボタンがあり、画面の上下回転ができないので、立て掛けたまま読みにくいです。

下辺にある電源ボタン。出っぱってるので立てかけると押されてしまう(Paperwhite)

「シャンプー中の1ページ…?」と思われるかもしれませんが、立て掛けて読めないと知ったとき結構悲しかった。
角度のつけ方によっては立て掛けられます。

結論、お風呂読書にはKindle Oasis? Paperwhite?


13,000円高くても、Oasisのほうが良かったです!

さすがお風呂やプールでの読書を想定して作られたデバイス。
手が泡だらけでも、両手でシャンプーしながらでも読書できたのはすごいことでした!

読書習慣って、人生を豊かにしてくれます。特に一日の終わりの読書習慣は。

お風呂に入るとき、頭の中は仕事の心配、数百件の新着ニュース、ちょっとモヤモヤした発言でごちゃごちゃ。けれどそこで湯船に浸かり、読書しかできない端末で本の世界に没入できる価値は大きいです。

お風呂読書習慣をつけることは、毎日頭も体もトリップ状態できるということ。1万円ちょっとでこの体験がよりシームレスになるなら、全然払っていいなと思います。

とはいえ、Paperwhiteでも問題なくお風呂読書は継続できています。

「まず1代目のKindle欲しいなぁ」「これを機にお風呂でも読んじゃおうかな」なんて方はPaperwhiteでも良いと思います。

「快適なお風呂読書を求めている!」「お風呂読書の習慣を身につけたい!」って方はOasisがおすすめです。親より一緒にお風呂に入ることになります。

Kindle OasisからPaperwhiteに乗り換えて1年。読書週間はどうなったか

Kindleには連続読書記録を勝手に計測してくれる機能があります。Kindle OasisからPaperwhiteに乗り換えてから1年。Oasisの方が好きな気持ちは変わっていませんが、

読書頻度が下がることはありませんでした!165週間=3年半くらい。デバイスが変わっても、最低週に1回はKindleで読書していたようです。

▼私が2023年4月から使っているPaperwhite(8GB×広告あり)はこちらです。問題なくお風呂で読書習慣が続いており、Oasisより13,000円安いです。

▼上に貼った広告ありモデルは在庫切れが続いているので、在庫のある「広告なし」モデルのリンクを貼っておきます。

8GB × 広告あり 16,980円(税込)
 Amazonページ ←在庫切れ(2024年4月)
8GB × 広告なし 18,980円(税込)
 Amazonページ
16GB × 広告あり 17,980円(税込)
 Amazonページ見つからず…
16GB × 広告なし 19,980円(税込)
 Amazonページ

▼2018年10月から2023年3月まで4年半愛用したOasisは第9世代なので現在販売していません。最新モデルの第10世代はこちらです。


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