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横スクアクション「ENDER LILIES」

Steam、PS4、Switch等。3000円くらい。

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あらすじ

死の雨が降り注ぎ、全ての民が穢れを孕み怪物となり果てたとある王国。
とうの昔に滅び、生者はおらず、誰も救われることのない大地。
そんな世界のとある教会の奥で、一人の少女が目覚める。
少女の名はリリィ。穢れを払う力を持つ「白巫女」
目覚めを待っていたのは黒衣の騎士。不死の契約によりリリィの剣となる。

システム

2D横スクロールアクション。
従えた魂の力を借りて攻撃や移動アクションを行い、敵を倒しながら世界の秘密を解き明かしていく。
最初は黒騎士しか使えないが、各エリアのボスや中ボスを倒すと新たな魂を従え、複数のスキルを使えるようになる。
ジャンプ以外の3つのボタンにスキルをセットでき、スキルセットを2つ用意できるため、6種類のスキルを持って探索ができる(セーブポイントでスキルの入れ替えが可能)
世界は広大で、最初は進めなかった道も各エリアボスを倒すごとに増えるアクション(水泳や登攀、空中ジャンプなど)によって新たな発見がある。

難易度

けっこう難しい。
特にボス戦は苦労することになるだろう。
ボスによって当てやすいスキルが異なるので、トライ&エラーを繰り返して最適なスキルセットで挑むことが大切。
白巫女のレベリングは必要に感じなかったけど、スキルやレリックのレパートリーは大切なので、勝てないときは別のエリアを探索してみるとか。

雰囲気

終始シリアス。敵も味方も、白巫女以外の全てが異形の怪物である。
各地に遺された文書によりかつての悲劇を追うことができるが、暗い話ばかりで「もう取り返しがつかない」雰囲気をヒシヒシと感じる。
ハッピーエンドを信じて暗闇を走り抜ける覚悟があれば。

感想

先行プレイ版の頃からやっていたが、2Dアクションが好きなこともあってとても楽しめた。
特にパリィを覚えてからのアクションは難易度が増し、死亡回数も増えた気がする。やりがいのあるゲームっていいよね。
Aエンドの「何も解決してない」感には軽く絶望した。
あとアーリーアクセス版では通れなかったところで見えてた大きい怪物、アレがラスボスなんだなとか思ってたら中ボスですらないモブだった……