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次元圧縮パズル「窓の中の先にあるもの」

Steamだと200円。
フリーゲーム版もある。
プレイ時間は……悩まなければ1時間くらい。

はこの なかに いる▼

あらすじ

少女は窓の外に出たい。
でも窓の外にも部屋がある……

システム

積まれているブロック・階段を登り、窓辺にたどり着けばクリア。

階段があると横移動で登れる仕組み

これが13ステージ*3難易度用意されている。


特徴的なのは視点切り替え。

横から見ると越えられない壁も
上からの視点に切り替えると、通れるようになる
こっちからなら登れる


頭の良い人は気付いたでしょうが、
上から見てバラバラにおいてあるブロックは登れないのが現実。
……が、このゲームでは「見えている通りに物理法則が働く」ので
横から見て連続なら、連続だし
上から見て不連続なら、不連続として扱える。
どういうことかというと、

横から見たら登れなくても
上から見ると同じ高さなので移動できる
そしてまた横から見ると、あら不思議
登れているのです

システマチックにいうと、「高さ」や「奥行」という次元パラメータを
各視点において片方ずつ無視しているのだ。
これを組み合わせて、窓の中の先へ。

難易度

序盤のチュートリアルステージがしっかりテクを教えてくれるので、中盤までは易しめ。
終盤はかなりシビアな出題が増えてくるが、色々試せば解けるはず。
解説されないテクとしては「ブロックの手前に階段があると、登れる」

雰囲気

物語はないようなものだが、BGMや短いテキストがしっとりした雰囲気を演出してくれている。
あくまで主題はパズルであり、それを邪魔しない落ち着いた雰囲気がGOOD

感想

ちょっとパズルやりたいな~って時にどうぞ。
200円分のおやつよりは満足できる。