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神になって人々を導く「アクトレイザー・ルネサンス」

Switch、PS4、Steam、iOS、Androidで3500円くらい。

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あらすじ

魔王サタンにより荒廃し、魔物が闊歩する土地に神が舞い降りた。
神は天使を介して大地を開拓し、魔物を駆除し、人々を導き発展を見守る。
そうして信仰の力を取り戻した神は、サタンの眷属へと戦いを挑む――

システム

土地を最初に開墾する時やその土地のボス(眷属)を倒しに行く時などにアクションパートと、
土地に住まう人々を導き発展を手助けするクリエイションパートに分かれている。
前者は2Dアクションで、敵の攻撃を避けたり防いだりしながら殲滅していく。
後者は人々の開墾を雷・日照りなどの神の力によって助けたり、魔物の襲撃から人々が身を守れるように砦の建設などを指示したりするシミュレーションゲームとなっている。

難易度

アクションの難易度は低め。
敵の数や攻撃は激しいのだが、主人公たる神の攻撃判定の広さやバックステップの無敵時間の長さなど、流石は神というほかない強さにより簡単にクリアできるようになっている。
各土地を発展させていくと入手できる「魔法」が強力で、発動中は神自身が無敵状態になるため、画面全体に隕石の雨を降らせながら本人は無敵、といったズルさを発揮する。

雰囲気

基本的に神は喋らず、代わりにガイド役の天使がよく喋る。
人々と対話するのも天使だが、基本的に天使は人々を見下しているため、言葉の端々から侮ったような発言が出るのが面白い。
また主人公は神であるため、時には人々の発展のためにと……人々が苦労して建てた家や田畑を雷で破壊したりする。え?
いやホント。前より良い家が建てられるようになったら、前の家は邪魔だよね~~と言わんばかりに雷を落とす。
人々は神の怒りと言わんばかりに怯えたりしているが、そのうちすぐに新しい建物をつくる。この神視点のプレイが絶妙に癖になる面白さ。

感想

EXステージまで楽しく遊べちゃった。
魔物の襲撃では結構な回数ゲームオーバーになってしまったけど、途中から砦を密集させて互助させるようにしたらだいぶ改善した。
これがスーパーファミコンのゲームだったのかと、名作と呼ばれるだけのことはあるなと舌を巻いていたものだが、
それにしてもリマスターにあたって美麗イラストがついた人々……
美男美女揃いだったな……いや、モブキャラがね……