見出し画像

スピンオフ「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」

Switchで8000円くらい。
1周40時間(周回プレイなら20時間ほど)

本編の戦争編より3歳若い


あらすじ

天涯孤独、傭兵として生きる主人公はある日、”灰色の悪魔”と呼ばれる名うての傭兵と戦い敗れ、死に瀕する。
そこでラルヴァと名乗る少年によって不思議な力を手にし、起死回生。
その後の戦場でガルグ=マク士官学校の生徒たちと出会い、戦場での功績から自身も士官学校の生徒として迎えられる――

システム

アクションRPG*シミュレーション。いわゆる”無双ゲーム”
開発はコーエーテクモであり、つまり無双ゲーの系譜というわけ。
自陣営の”将”としてプレイアブルキャラを数騎操作し、敵陣営を落としていくシミュレーションの要素を持ちながら、
高速で戦場を駆け巡って多くの雑魚敵と少数の精鋭を倒していくアクションゲームの要素をも持つ。
また、キャラの性能を決定づける「職」や「スキル」「ステータス」などを育てていくRPGの要素もある。
今作では基本6つの「職」系統があり、3つずつで3すくみを組んでいる。
「剣士」→「斧兵」→「槍兵」→「剣士」
「魔術師」→「弓兵」→「拳闘士」→「魔術師」
この相性によって与ダメ/被ダメが倍くらい変わるので、基本的には有利な相手を宛がっていくことになる。
他にも、特定の職種に特攻を持つ職種/武器/スキルが存在するので、
有利な相手を増やして汎用性の高いキャラに育てたりできる。

難易度

選べる。
アクションやRPGが苦手な人も、得意な人も楽しめるよう調節できる。

雰囲気

戦争なので、プレイアブルキャラも下手打つと死んでロストします。

感想

本作は「ファイアーエムブレム 風花雪月」のスピンオフとして作られており、基本的なシナリオ進行は原作に準拠しているのだが、主人公が異なることでエーデルガルトの攻勢が早まり、戦争開始が3年早まることで戦況や各人の心持ち、さらには死んでたはずの人間が生きていたりすることでお話が変わってくる。
エーデルガルトは腹心が増えてイキイキし、
ディミトリはSAN値が残った状態で戦争を迎え、
クロードは割を食った。
終盤の分岐、戦闘中という余裕のない場面でしれっと忍ばせてくる二択だったのでめちゃめちゃ引っかかった。それはうまいな、と思ったけどその先に何もなさすぎだろう。エンディングの物足りなさがこのゲーム最大の瑕疵。