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法廷論破ADV「逆転裁判123」

SteamやPS,Switch,iOS/Androidで、3本セットで3000円くらい。
プレイ時間は3本-全14話で70時間程度。



あらすじ

新米弁護士の成歩堂龍一は、師匠である弁護士 綾里千尋のアドバイスを受けながら初弁護を乗り切った。
そんな彼の次の依頼人は、綾里千尋殺しの罪に問われた千尋の妹・真宵であった――

システム

調査系ADVゲームである探偵パートと、論破系ADVゲームである法廷パートに分かれる。
探偵パートでは事件発生前後の物語、および状況証拠や証言を獲得していくことが目的となる。
法廷パートでは、冤罪をかけられている被告人の無罪を勝ち取るため、次々現れる証人に、証言のムジュンをつきつけることで真実を暴いていく。

難易度

ゲームとしてはなかなか難しい。
ムジュンの指摘に失敗すると体力が減るため、当てずっぽうはあまり許されないが、難解なムジュンを持つ局面がそれなりに登場する。
一方でお話としてはかなり易しく、小学生でもプレイできるように用語や構造のレベルを落としてあり、法律にさっぱり詳しくなくても問題ない
(現実日本とは異なる法制度を敷いているし)

雰囲気

そこはかとなく漂う レベルファイブ感。
登場人物の名前は覚えやすいような、語感の良いものになっている。
ナルホド(成歩堂)、ヤハリ(矢張)、オバチャン(大場さん)など。
毎話殺人が起きるが、主人公や周囲が朗らかなためムードはお気楽。
法廷では常に劣勢を強いられるが、最後には必ず逆転無罪を勝ち取るため終わりも晴れやかだ。

感想

1の感想:
初手で師匠ポジのお姉さんが死ぬのは反則ッスよね?
そのくせ霊媒でまた会えるのはズリぃよ 好きになっちゃうじゃん。
厄介な証言をするだけの脇役たちが良い味をしており、めちゃめちゃリアリティのあるオバチャンや関西人にたいそう共感してしまった。
終盤の成歩堂-御剣による異議ラッシュで犯人の逃げ道を塞いでいくのには痺れたね。

2の感想:
弁論で負かされた後、癇癪起こしたみたいに鞭で物理攻撃してくるのは卑怯じゃないですか?

3の感想:
冥ちゃんが散々鞭を振るった後だったので、ゴドー検事のコーヒー投げはまぁ許せた。
作中最も多くの人間を死なせてきた悪女、いいキャラしてて好き。
結局、なるあやなんだよね(強火)