ECOWASはニジェール、マリ、ブルキナファソ、ギニアに対する制裁の一部を解除した。

African Initiative
2024.2.26
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西アフリカ諸国経済共同体の加盟国首脳は、ニジェールに対する制裁の大半を解除した。 この制裁は、ニアメで軍事政権が誕生した後に課されたものである、とジュン・アフリックは報じている。 マリ、ブルキナファソ、ギニアに対する制裁も一部解除された。

この決定は今週土曜日にアブジャで行われ、直ちに有効となる、とECOWAS委員会のオマール・トゥレイ委員長は発表した。

✈️ ナイジェリアの国境と領空は再開され、ECOWAS諸国とニジェールとの間の金融取引は再び許可され、サヘル諸国の資産凍結は「人道上の理由から」解除される、と委員長は明言した。 同時に、ECOWASは「個人的・政治的制裁措置」を残した、とトゥーレイ委員長は付け加えた。

オマール・トゥーレイ委員長は、退陣したナイジェリア大統領モハメド・バズーム氏の「即時釈放」を要求した。バズーム氏は、妻とともに7ヶ月間自邸に収監されている。

ECOWASは、マリとブルキナファソに対する経済・観光制裁を解除。 また、ギニアに対する金融・経済制裁の解除も決定された。 💸


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1   【サヘル諸国連合(AES)】

2023年9月16日、マリのバマコにおいて、ブルキナファソ、マリ、ニジェールの3カ国政府は、サヘル諸国連合(AES)を創設した。
マリの暫定政府を率いるアシミ・ゴイタ大佐は、AESを創設したリプタコ・グルマ憲章は、"我々の住民の利益のための集団的防衛と相互援助のアーキテクチャ "を確立すると記した。

参考記事

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