部屋の汚さと精神状態

変則シフトの泊まり込みが常である事、
加えて元来のカテゴリ分け・優先順位づけの下手さ、
収集癖のせいで部屋はいつも荒れている。
机と椅子はあるにせよ、そこにたどり着くまでに幾つも山を越えなければいけない惨状だ。
必然的に活動拠点はベッドの上にならざるを得ず、ベッドを中心に巣が形成されていく。

先日思い立って買い置きの食料品を断捨離したが、賞味期限の数年過ぎたチョコレートがいくつも出てきて辟易した。

お勤め品コーナーから迎えたは良いが、食べる機会がなくそのまま酸化させてしまったチョコレート達に申し訳がない。

安物買いの銭失いを地で行く人間である。

部屋の汚さと精神状態は比例するとよく言われるが、真偽はともあれ今の自分には当てはまっていると思う。

まとまりがつかず、とっ散らかるまま、とりあえずが積み重なっていって下の方のものはもう記憶にない。

見当たらないものを探すのに疲れて、買い足してきては物が増えていく。

セルフネグレクト一歩手前の今を蕩し、今日も仕事に出る。

この惨状が、僕の文の糧になることを柄にもなく祈りながら。


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