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アマ刈り失敗・成功事例から導き出した基礎

こんにちは、@ホームせどらーたれめるとです。詳しい自己紹介はこちらからご覧くださいね。


僕のnoteを手に取って下さって本当にありがとうございます。


あなたにとってひとつでも多くの「なるほど!」「そうだったんだね!」って気付きをお届けできればなぁと思っています。


ステイホームで過ごすGW2年目になりますね。


昨年、GWにイオンnoteを公開したのを思い出します。


イオンnoteはたくさんの方へ手に取って頂き、10769ビュー、729いいねを頂きました。


本当にありがとうございます。


今回はステイホームで取組める仕入れ方法でもあるアマ刈りについてお話させて頂きます。


・アマ刈りに興味をお持ちの方

・アマ刈り初心者さん

・アマ刈りがうまくいかない方


こういった方へお届けできればと思います。


このnoteでのアマ刈りの定義付け


Amazonで仕入れてAmazonで販売する手法をアマ刈りと捉えます。


仕入れ先をAmazonとして、メルカリ、ヤフオク、ヤフショなど他販路で販売するといった手法もありますが、


今回は販売先をAmazonに限定したお話にさせてください。


単にAmazon仕入れと言っても、僕たちのような出品者もいますし、大手家電量販店もAmazonで販売をしています。


今回は限定的に分かりやすく解説したいと思いますので、Amazon本体からの仕入れのみに特化した形でお話しますね。(新品)


このnoteでのアマ刈り定義

Amazon本体から仕入れてAmazonで販売する手法


ということで、話を進めていきますね。


アマ刈りの強み


✅価格が安い

→店舗や卸業者よりも安く商品が手に入ることがあります。基本的に他のECサイトよりも安く販売されていることが多い。


✅在庫が多い

→Amazonさんは膨大な収納スペースを持っているため、とにかく在庫が潤沢ですね。


✅PC、スマホで仕入れ可能

→店舗に出向くことなく自宅や隙間時間でPCやスマホを使って仕入れ可能です。商品は指定の場所に届けられます(運送屋さんに感謝です)


✅大量購入可能

→店舗で気を遣う大量購入も制限個数までは仕入れ可能


アマ刈りの注意点


☑後出しじゃんけん仕入れができない

→現在の差額で仕入れしないため、判断が難しい(ここが参入障壁になっていますね。)


☑Amazon本体の在庫リスク

→Amazon本体の在庫が切れない、一旦切れても在庫復活のリスクがある(復活リスクの少ない商品を探す工夫が大切です。)


☑資金繰りの面

→Amazon本体が切れてから販売することが多いため、資金繰りが悪化しやすい。ついつい大量購入してしまう。


☑場所の問題

→商品の大きさを考慮して仕入れしないと場所が圧迫される。(我が家もAmazon段ボールの山です・・・)


強みを生かして注意点を考慮することで、アマ刈りの良さを最大限発揮することができます。


まずは少量からリスクの低い商品を扱うことから始めることを意識していきましょう。


リスクの低い商品と言われても、そんなのピンと来ないよ!たれさん。


という声が聞こえてきそうですね。


次にアマ刈りを2つに分類していきますので、少しずつ踏み込んでいきますよ。


分けて考えることで、理解が深まりリスクを減らすことができますのでしっかりと頭に落とし込んでくださいね。


セール品を仕入れるアマ刈り


1つめは、商品の販売価格に注目したアマ刈りの手法です。


Amazonではタイムセール、プライムデー、サイバーマンデーなど頻繁にセールが開催されます。

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また商品にクーポンが発行されるケースもあります。

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こういった時に一時的に商品の価格が落ち、いつもよりも安く販売されていて安く仕入れることが可能となります。


その商品が各店舗やAmazonの平均価格(相場)よりも著しく安くなっている状態ですね。


また参考価格のある商品は、60%オフなど割引率も確認すると良いですね


まずは、セールで安くなっている商品の例を挙げますね。

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keepaのグラフを見るとわかりやすいですね。黄色〇の部分が、ちょうどタイムセールで安くなったタイミングですね。


通常14,502円で販売していた商品が、8,809円まで安くなっています。この価格で仕入れると、いつ販売しても利益が出る状況ですね。


続いてこちらも同じように安いですね。いずれもサイバーマンデーの時に安くなった商品です。

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通常10,599円で販売されている商品が、4,536円まで安くなっています。アマ刈り後は7,000円程度で即売れしました(利益はもう少し欲しかったです)


一方、クーポン商品はkeepaのグラフでは安くなっているかは分かりませんので、実績を見てみましょう。

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30%オフクーポンが発行され、5,118円の割引恩恵を受けることができました。


このように通常価格よりもかなり安くなっていることが分かりますよね。


イメージとしては、店舗の日替わりセール品を仕入れる感じでしょうか。


注意したいところは、Amazon本体の在庫がいつ切れるかわからないし、更に安くなることも考えられます。


また個数制限がある場合が多く、縦積み仕入れは難しいです。


とは言え相場以下で仕入れるという状況は、アマ刈りをする上では圧倒的に有利です。


これらの商品は後にAmazon本体が切れ価格が上昇しますので、その差額分を利益として取る形で販売します。


実際に売れて良かった例を挙げておきますね。


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Amazonのクーポン割引を利用して1,857円で仕入れて最大4,980円で売れた商品になります。これぐらい利益が取れるとありがたいですね。


仕入れて販売に至るまで5か月程度要しています。


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おなじみのレゴです。こちらは1,800円まで下がった時期にアマ刈りして3,800円まで値上がりしたタイミングで販売していますね。


仕入れて販売に至るまで1か月半程度となっています。


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もうひとつレゴです。7,875円仕入れ⇒19,800円販売となります。仕入れ値は安いものから高いものまで幅広くアマ刈り対象となりますよ。


こちらは仕入れて販売に至るまで5か月程度となっていますね。


失敗例も挙げておきますよ。


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これはセールで33,800円で仕入れた商品です。2017年製ということもあり、在庫にも限りがあるだろうと思って仕入れました。


ところがどっこい、ご覧の赤矢印のようにAmazon本体の在庫が潤沢でして、なかなか価格が上がりませんでした。


現在もおねんねしている状況ですが、こういった高額の商品をキープした状態は資金繰りの悪化を招きます。


悪い例ですので、高額商品こそしっかりとした根拠を持った仕入れが必要ですね。


ついにAmazon本体が切れたので、今後の復活が気になるところです。


ちなみに直近では31,800円まで値段が下がりましたので、アマ刈りされた方がいれば、僕の仕入れ価格では不利になることが分かりますよね。


ですから、底値で仕入れる意識は凄く大切ですね。


需要が高い商品をアマ刈りするケース


2つめは、商品需要に着目したケースのアマ刈り手法です。


分かりやすい例を挙げますと、ゲーム機本体をAmazon本体から仕入れるケースですね。


需要が高くなかなか手に入らない商品をAmazon本体から仕入れて販売することとなります。人気商品の予約(販売)も同様ですね。


この手法は、転売ヤーのイメージが強いかも知れませんね(汗)


需要が高い商品をアマ刈りするケースは、参考価格で仕入れてプレ値で販売することが多くなります。


ゲーム機本体は需要が高く安定して高値で売れるように見えますが、他の商品で考えた時、参考価格以上で販売するのはリスクが高いですね。


実際に参考価格付近で仕入れた失敗の例をご覧ください。


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12月上旬に1,980円で仕入れた商品です。鬼滅の刃人気にあやかって、値上がりを予想して仕入れしたのですが・・・


見事に赤矢印のように値段が一定状況を保っています。


損切りすることになるのですが、参考価格で仕入れると参考価格以上で売れて初めて利益が取れることになるわけで・・・


まだ値下がりしろが存分にあるので、赤字も大きくなります。


続いても失敗例です。

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青丸の時点で価格が高騰してもガンガン売れているのが分かります。


Amazon本体復活したタイミング(黄色丸)で仕入れた事例になります。


・・・・・・・


Amazon本体が全然在庫切れを起こしませんね。このような商品はずっとホールドした状況になってしまいます。


更に途中Amazon本体価格が2,227円まで下がっています。


こうなると損切りするとなると、2,227円以下で販売することになるので、大幅赤字となってしまいますよね・・・


参考価格(定価)でアマ刈りしてプレ値で販売する手法はリスクが高いことが分かります。


続いて成功例も見ていきますね。


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1,942円(参考価格1,980円)で16個アマ刈りした商品です。年末商戦時期だったのもうまく機能してすべて1か月以内に売れていきました。


スピード感を持った販売ができるのは、かなり強みですね。


一方、参考価格仕入れに対して倍近くの値段で売る必要があるので、出品者増や供給増になると一気に値段が落ちる危険性も残りますね。


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こちらはPS4の限定色コントローラーです。6,998円仕入れ⇒11,500円販売。


こちらも売れ行きは上々でしたが、仕入れたタイミングより半年ほど寝かせてからの販売となりました。


需要が高い商品をアマ刈りするケースは、言うまでもありませんがより安く購入できるに越したことがありません。


需要は日々変化するので、需要、価格共に高いタイミングで利益確定することが大切ですね。


販売価格に着目したアマ刈りと商品需要に着目したアマ刈りを比較する


販売価格に着目したアマ刈りは、セール品仕入れですので、仕入れ値が安くなります。


その一方、差額が出るまで待つケースが多く、販売まで時間が掛かる傾向があります。


商品需要に着目したアマ刈りは、需要が高まっている商品を販売するため回転が良く即納即売りしやすいため、資金繰りも良化します。


その一方、参考価格仕入れ⇒プレ値で売るケースが多くなります。売り時や判断を誤ると大赤字を叩く恐れがあります。


どちらもリスクがあり、メリットがあります。


自分がアマ刈りをしようとしている際に、どちらのケースを選択しているかを認識することが何よりも大切です。


そしてアマ刈りする際にどのタイミングで販売するかを決めておきましょう。


特に需要が高い商品をアマ刈りする場合は、既に値下がりを始めていることもありますので、迅速な対応が求められます。


一方で安く仕入れできた商品は、価格の動向をチェックし、絶好のタイミングで販売しなければなりませんね。


僕が考えるに、これからアマ刈りに挑戦してみよう!と考えている方は、販売価格に着目したアマ刈りの方がリスクが低いと思います。


《せどりの本質は安く仕入れて高く売る》


ですからね。


仕入れ価格が安いと精神衛生上も楽ですし、資金繰りが苦しくなった場合でも大きな損なく商品をさばくことが可能です。


価格に着目したアマ刈りに必要なスキル


✅Amazonセール情報を掴む

⇒Amazonセール情報をいち早くつかんで事前リサーチすること


✅商品相場を意識したリサーチ

⇒Amazonランキングを中心に相場を確認しておくと、安くなったり、ランキング急上昇の商品に気付くことができる


✅他ライバル店舗の価格動向に着目

⇒大手家電量販店など他のECショップに対抗してAmazon価格が安くなることも視野に入れておきましょう


✅keepaのグラフを確認して底値を調べる意識を

⇒その商品が安いかどうかを調べるには、過去の実績を見ることも大切です。販売後、過去いちばん安い価格であれば底値の可能性も大きいです。


✅商品情報を深堀りする意識を

⇒その商品は現行品で、市場在庫が溢れているのか?それとも廃盤品でこれから市場から消えていくのか?


需要に着目したアマ刈りに必要なスキル


✅トレンド情報に対して敏感に反応

⇒話題性のある商品は、値上がりしやすいためTwitterなどのSNSを駆使してトレンド情報に対して敏感に反応しましょう。


✅Amazon在庫復活情報をつかみ取ろう

⇒Twitter、keepaなどのツールを使って、Amazon在庫復活情報を拾い速やかに仕入れる術を身に着けよう。

(せどりのスキルと言うよりは、PCスキルが重要かも・・・)


✅新商品、話題性(人気)が高い商品を調べよう

⇒今後発売されるもので、間違いなく話題沸騰になりそうな商品を事前調査し、予約の段階で仕入れることを心がけよう。


アマ刈りをうまく活用するために


ここまでご覧頂きましたが、いかがでしたでしょうか?


Amazon仕入れ⇒Amazon販売(新品)の形とシンプルではあるものの、大きく2つの分類に分けることができました。


《価格着目型アマ刈り》
《需要着目型アマ刈り》


いずれも強み弱みがあります。


ただ似て非なるものと捉えた方がスッキリするのではないでしょうか?


もし混同されている方がいらっしゃれば、これを機会に分けて考えましょう。


僕の場合は、圧倒的に価格に着目したアマ刈りの方が向いていると感じています。


失敗した事例を振り返っても、商品需要に着目したアマ刈りの方が多く損切りでも痛い目にあっています(涙)


副業ということもあり、スピード感を持った販売が苦手なのが大きな原因かと思います(汗)


レゴ投資商材を安く仕込むという点においても価格着目型を重宝させて頂いているというのが実情です。


また日々のリサーチや商品分析も生きてくるなぁと思いますよ。


僕は副業でせどりに取り組んでいますが、本業の合間やちょっとした時間にでも仕入れができるアマ刈りは大変ありがたい存在です。


店舗に出向かなくてもスマホひとつで仕入れできて、指定の場所に送ることができますからね。


ぜひ、今回のnoteを何度も読み込んでアマ刈りの形をイメージしてみて下さいね。


このnoteはアマ刈りのごく一部のことしか書いていません。ただ基礎となる部分は書かせていただいたと思っています。


アマ刈りのやり方と言うよりは、考え方や捉え方の話になって、実用的じゃないなぁと思った方もいらっしゃるかも知れません。


とは言え、手法は後からでも付いてくるけれど、考え方はしっかりと学んだほうが良いというのが僕の考えです。


ぜひこのnoteを通じてアマ刈りを学んでいただき、ステイホームにお役立ていただければ幸いです。


長文にお付き合いありがとうございました。


~お知らせ~


ここまでご覧いただいてありがとうございました。いくつかお知らせがあります。


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