年末商戦前に必ずチェック勝利の4つのポイント
朝晩の冷え込みを感じますね。
真っ先に思い出すのが運動会の場所取りだなぁ
2年前まではジャンパーを取り出し、厚着をして良い場所を取るために朝3時から並んだものです。
(お弁当の手伝いよりは場所取りの方が性に合います)
コロナの影響もあり、運動会は代替として体育参観日などに変更になって、ちょっぴり寂しい気もしますが楽にもなりましたね。
早朝並んでいた時、一生懸命スマホを使って年末商戦へ向けたリサーチをしたのも良い思い出です。
年末商戦と言うと、なぜか運動会の場所取りを思い出すという変な思い出ですが・・・
そろそろ年末商戦を意識して動き出した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
僕も少しずつですが年末商戦を意識しながら、メルマガや公式LINEを配信しているところです。
年末商戦は
”どんな商品を仕入れるのか?”
という部分に意識が大きく動きますが、仕入れる商品だけに集中するのは極めて危険なことです。
何より僕が、過去5年間に渡って経験した年末商戦でも”仕入れ”を意識しすぎて失敗した事が多くあります。
年末商戦は、1年に1度しか訪れません。だから1年に1度しか経験できないんですよね。
大きく稼げる時期でもあり、大きく赤字になる時期でもあるんですね。
今回のnoteでは、年末商戦で失敗しないために大切な事をお話ししたいと思います。
このnoteを読んでも直ぐに稼げる情報は載っていませんし
今年の年末商戦で値上がりする商品情報が得られるわけでもありません。
そういった情報をご希望の方は、そっといいねだけ押してnoteを閉じてください(笑)
年末商戦は、お祭り騒ぎでガンガン売れる!という話を聞いたことがあるでしょう。
確かにその通りです。
12月の2週目ぐらいからモノによっては、秒単位で売れていくレベルです。
期待は膨らませて臨んで欲しいですが、地に足をつけておかなければなりません。
そして5年間を振り返っても、どのような商品が売れるのかの傾向は違いますし、毎年違う顔を持っています。
僕が下手だけなのかも知れませんが、必ず損切りで大赤字を叩く商品があります。
そして大赤字を叩いた商品を仕入れた時を思い出すと、浅はかな考えで仕入れたなぁと反省することが多いです。
その一方で、この大赤字商品を100個とか仕入れていたら20万円の赤字だったな・・・と青ざめたりもします。
良い商品だけを仕入れできるように!と毎年臨んでいるものの、それなりに失敗はつきものというのが僕の現状なのです。
今年初めて年末商戦を迎える方、2回目の方、資金を多く使えない方にとっては、このnoteは役立つかも知れません。
あなたは僕の失敗体験で得られたことをインプットし、注意して臨めば良いということになりますから。
それでは前置きはここまでにして、詳しくお話ししていきたいと思います。
ここからは有料とはなりませんので、ご安心ください。
《年末商戦はなぜモノが売れるのか?》
さて、年末商戦はモノが売れると言いますが、その理由とは?
給与、ボーナス、クリスマス、冬休み、正月など財布の紐が緩むタイミングがいくつもあるからなんですね。
その中でやはりクリスマスの存在は大きいでしょう。
お子様のいるご家庭では、子どもへのクリスマスプレゼント
パーティー用のお菓子や飾りなど。
カップルは彼氏彼女へのプレゼント。
ご夫婦では、ボーナスも入って欲しかった家電など。
おもちゃ、ホビー、ゲーム関連が注目を浴びる年末商戦ではあるものの、全体的に需要が伸びます。
確かにおもちゃ、ホビー、ゲームはよく売れますし、参入者も多いです。
僕が思うに、知識や経験も無いのに無理やりそのジャンルを扱う必要はないのかなぁと思います。
僕の失敗例をお話ししますと
クリスマスコフレに手を出してあんまりうまくいきませんでした。
知財権の侵害を受けるという泣きっ面に蜂の状況になりました。
浅はかな知識で普段触らないジャンルを扱うと赤字になることを学びましたし、アカウントにも傷をつけるところでした・・・
ですから急に背伸びをして他のジャンルに手を出すのではなく
あなたの主戦場であるジャンルや関りのある隣のジャンルなどの仕入れを検討すると良いでしょう。
全体的に需要は伸びてくるので、旬なものを扱ったり物量を増やす感覚でやってみると良いですね。
もし新しいジャンルに挑戦される場合は、既に実績のある人から学ぶほうが近道だと思います。
いずれにしても、年末商戦に挑む前にやっておかなければならないことがあります。
《現状を見て目標設定を》
まず大切なのは、勢いよく年末商戦に挑戦したものの、支払いが間に合わないという状況を避けることです。
嘘だと思うかも知れませんが、以前こんな人がいらっしゃいました。
その人はクレジットカードを使って数百万円仕入れをされて、それなりに年末商戦で大きな売上があがりました。
Amazonの振込みの多さにテンション上がって車を一括で購入されました。
カード支払いの前に、そのお金を使ってしまったという恐ろしい状況です。
当たり前のことですが、クレジットカードは資金の前借りです。必ず使った額だけ支払うお金が必要。
ですから、その車購入にあてたお金は、クレジットカード会社にお支払いしなければなりません。
500万円クレジットカードで仕入れたら最低500万円の売り上げが必要です。(本来は経費があるのでもっと必要)
支払う日はもちろん決まっていますので期限も明確です。
まずやるべきことは、自分が仕入れにどれだけの資金を投入できるかを把握することです。
もちろん、生活費は別ですよ~。
✅使える資金を把握しよう
具体的にカード枠はどれぐらいあるのか?仕入れに使える現金はいくらあるのか?
ここを把握しておかないと、使いすぎる恐れがあります。
年末商戦で全ての商品が売れれば良いのですが、前述の通りで赤字損切りもあれば売れ残る商品もあります。
確かに年末商戦はモノがよく売れますが、売れ残ってしまった商品が多ければ、売れ残った商品の仕入れに使ったお金は宙に浮いたままです。
そう考えると、カード枠ギリギリまで、現金枠ギリギリまで仕入れに使うのは危険なことが容易にわかりますよね。
一気にドーーン!と売上を増やすことを意識したい気持ちも分かりますが、まずは自分の使う額を決めてしまいましょう。
それに応じて年末の売上目標が立てられるでしょう。
《使える資金を増やすためには》
年末商戦は仕入れできる商品は増えますので、あんまり早まって仕入れしてしまうと、使える資金が無くなってしまいます。
仕入れ資金は多いに越したことはありません。
ここで資金を増やす方法を2つお伝えしたいと思います。
1.今ある在庫を売り尽くす
家にあるヤンキー(不良)在庫、納品しているけれど動いていない商品はありませんか?
商品をお金に換えることを今のうちにやっておきましょう。
夏物関連商品とか残っていませんか(ギクッ)?
2.融資を受ける
コロナの影響もあって、融資も大変受けやすくなっています。
僕はちょっと前ですが、3年間無利子の融資を500万受けました。
毎月返済しておりますが、500万円のバッファー(緩衝)ができたことになります。
極端な話をしますと、カードで500万円仕入れに使って商品が1個も売れなくても、この融資額をあてれば支払い可能となります。
一方でこの500万円は仕入れなどに必ず使う必要もありません。
使わずに、そのまま返済にあてることだって可能です。
ということで、融資を受けることは億劫になりますが、資金が足りなくなってお金を借りるよりは遥かに健全で安心なのです。
今(10月上旬)は、資金の準備をすることも大切な時期なのです。
最後にクレジットカード枠が多いから大丈夫は危険です。
仕入れはできても支払いができないケースがありますので、必ず返すための現金の準備を意識しておきましょう。
✅資金準備と資金管理は大切だよ
脅すわけではありませんが、身近に年末商戦真っただ中にAmazonアカウントが停止した事例が2件経験しています。
アカウント復活のため死力を尽くしたなぁ~と
今では懐かしい気持ちですが、その時は死ぬ物狂いです。
一番地獄なのは当人です。売れる時期に売れないですし、資金もロックされます。
アカウント閉鎖になれば、大量の商品が自宅や事務所に返送される事態となります。
こういった不測の事態も想定すると、ギリギリまで資金を使いきるのは危険だということが分かります。
そしてこのようなアカウント問題は、ルールを守って販売すれば早々起こりうることではありません。
中古品を新品で売るなどルールに反した販売をしないように注意していきましょう。
クリスマスプレゼント用にピカピカの商品を想像していたのに、中古品が届いたことを想像してみて下さい。
悪いレビューを入れたくなりますよね。モラル、ルールを守って販売しましょう。
ここまで、資金についてのお話をさせて頂きました。
続いては経費に関わるお話をしますね。
《送料について》
年末商戦ではモノがよく売れるとなると、発送の機会が多くなります。
Amazonに納品するにしても、自己発送でお客様に届けるにしても少なくとも通常の月よりは多くなるのは間違いありません。
ここにきて、”ヤマト便が廃止”というダブルパンチがきています。
(いやーこれは辛い)
ヤマト便に頼っている方は今のうちから対応策を検討しなければなりません。
Twitter情報を見てみると、西濃運輸、佐川急便、ヤマト運輸をはじめ地元の運送業者さんと交渉を進めているようですね。
僕はこれから交渉ですが、過去の運送に使った予算を提示して交渉に臨もうと思います。(すでに佐川さんには声を掛けました)
この後は、西濃運輸さん、地元の運送会社さんに交渉予定です。
送料問題は年末商戦だけでなく、来期以降も課題になることから必須事項になるでしょうね。
こうやって書いていると、リサーチする前に仕入れする前にやるべきことが多いなぁと感じてきますね(汗)
《場所と保管費用の問題》
Amazonせどりに取り組んでいる人は、FBAを使っている人も多いでしょう。
自宅や倉庫、事務所にモノが増える前にAmazon倉庫に送ることを選択している人も多いのでは?
スペースを多く持っている人は、じっくりと商品を溜めて配送することが可能でしょう。
自前のスペース問題は、ヤンキー在庫を片付けることが先決でして、そこは僕の課題でもあります。
一方Amazon倉庫に先行して送る場合は、Amazon保管料に注意しなければなりません。
ここで、少しAmazon在庫保管手数料について詳しく書いておきます。
在庫保管手数料
Amazonフルフィルメントセンターでお預かりしているすべての商品に、商品のサイズ(立方メートル)で計測した、日割りの在庫保管手数料が月単位で発生します。在庫保管手数料は、フルフィルメント by Amazonプログラムポリシーに従って梱包され、出荷が可能な状態にある商品のサイズを基準に計算されます。梱包された商品のサイズ(立方メートル)や重量の計測方法、または使用されるサンプルについては、Amazonが独自に規定する権利を有します。Amazonの計測結果と出品者からの情報が一致しない場合は、Amazonの計測方法に準拠するものとします。
商品の大きさに準じて保管手数料が掛かるよということですね。
これがなんと、10月~12月までは保管手数料が1.8倍になるのです。
これを基に、商品の保管料を計算してみましょう。
大きめの標準品を1か月保管すると
9.17(10~12月の係数)《1~9月は5.16》
45×30×20(標準品)÷ 1000=27
31(日数)÷ 31(当月日数)=1
これらを掛け合わせることになります。
9.17×27×1=247.59円
標準品最大の商品を10~12月間の1か月保管すると248円かかります。
2か月保管すると500円程度かかりますね。
更に消費税がかかりますので550円の経費がかかることになります。
商品によっては、長く納品しても大して保管費はかかりませんが
標準品でも大きなものや大型商品は、納品する前に販売する時期(出口戦略)を考慮しましょう。
例を出した商品で、2か月後に販売するとした場合は、利益額から550円を差し引いても目標とする利益が残らないと意味がないわけですね。
自前のスペースを確保してでも保管するもの、長期保管を加味しても納品して大丈夫なものがきっと分かれてくるはずです。
こういった視点を考慮しても、焦って仕入れるのではなく利益が確定してから仕入れに走るほうが無難だと分かりますね。
《納品遅延問題》
今年もAmazon倉庫が至る所に出来ていて驚くばかりですが、、、
年末に差し掛かれば必ず納品遅延が起こります。
納品した我々側からすると、1分1秒でも早く商品反映して欲しいとセラーアプリやプライスターを確認しますが、これがなかなか・・・
それでも倉庫に集まる商品たちで、Amazon倉庫もドタバタドタバタ。
確か24時間体制で受け入れ作業をやって頂いていると思います。
先ほどの保管料問題とは矛盾してきますが、11月に入れば早めの納品を心掛けるように切り替えていきます。
保管料も気になりますが、販売チャンスを失うほうがつらいですからね。
去年、僕の運営するチーム内ではどの倉庫が反映が早いか?みんなで共有し合いました。
そうやって情報共有することで、メリットを出せる側面もあります。
一方で、運送会社さんと交渉を進めておくとここでもメリットが出てきます。
そうです!FBAではなく、自己発送を多用することですね。
自己発送であれば、商品を自宅から購入者様に直接お送りできます。
そうなった時に、運送会社さんと良い条件で契約しておくと利益も大きくなりますし、納品遅延問題も気にする必要もありません。
スペース、送料、保管手数料、納品遅延問題は全て繋がっていますので、状況を見ながら臨機応変な対応が必要ですね。
✅経費は臨機応変な対応が必要だよ
《溢れる情報との付き合い方》
これから年末商戦にかけてたくさんの商品情報が飛び交うでしょう。
メルマガ、LINE、Twitter、インスタなど情報を拾う媒体はいくらでもあります。
今は情報過多な状況ですので、有益な情報であふれているのも事実です。
ただその情報を生かすも殺すも自分次第なんですよね。
あなたがあなたの持つ店舗の社長です。
仕入れや販売の最終判断を下すのは社長の仕事なのです。
利益になったら自分の手柄ですし、赤字になっても自分が被ります。
どなたからの情報をあてにしたとしてもですね。責任は情報を出した人ではなく、判断した自分にあることを忘れたらいけません。
例えば商品情報をSNSで取得したとしても
その商品は現行品なのか?廃盤品なのか?
品薄なのか?
誰しも購入できるのか?
全国統一セールなのか?
何個仕入れるのか?
安く仕入れできるのか?
などなど考えることはたくさんあります。
総合的な判断をして仕入れるかどうかを判断しなければなりません。
去年を考えるとスマホロトム、日輪等などすぐに思いつくものがあります。
これらの商品は、結果として利益を出すことも大赤字になることも起こりえました。
ですから何も考えずに仕入れると大赤字になる可能性もあったわけです。
仕入れる量、場所、販売するタイミングも凄く大切だった商品だったのです。
それでは、失敗しないためにはどうすればよいのか?
情報を拾って脳死状態で仕入れずに、しっかりと検証するに限ります。
利益が出るであろう裏付けとなる証拠をたくさん見つけましょう。
そして、情報を広げることも大切です。その商品に関連するほかの商品はないか?
その商品が必要ならば、この商品も必要になるよな。など。
自分で考える力をつけること、若しくはメンターさんや仲間に相談しながら進めていきましょう。
✅情報はしっかり精査、自分で判断を
《まとめ》
今回のnoteでは、年末商戦に挑む前の注意点と準備に特化したお話を書きました。
読み終えたあなたは、どのような心境になりましたか?
ワクワクしますか?それとも臆病になっていますか?
臆病になったとしてもやってやるぞー!!という気持ちが大切だと思いますよ。
フルベットする必要はありませんし、少しだけ挑戦しても良いですよね。
前述のように年末商戦は1年に1度しか経験できません。
1年で一番売れる時期でその年の終わりに達成感を味わうこともできます。
あなたの得意なジャンル又は少し手を広げたジャンルでチャレンジしてみることをお勧めします。
キャッシュアウトしないことだけは注意していきましょう!
《年末商戦に臨むあなたへ》
年末商戦に臨む準備が整ったら、次は戦略を練る必要があります。
過去の実績を元に振り返ったり、その経験を活かして今回どのような商品を仕入れるかリサーチしたりします。
年末商戦は1商品の積む量が多くなるので、商品選定が凄く大切になります。
keepaを読み違えて大きく積んだりすると、大痛手を受けることもありますので、入念なリサーチをお勧めします。
《最後に》
今回のnoteに関してですが、次作への期待を込めて
・noteの「♡いいね」ボタンを押す
・僕のnoteアカウントをフォローする
・noteの感想をハッシュタグ「#たれめるとnote」をつけてツイート
して頂けると大喜びして、次の記事作成に取り掛かります。
尚、確認できた感想は、
・RT(リツイート)させていただきます。
このnote内容に質問等ございましたら、TwitterのDMよりお寄せください。
Twitterでは伝えきれない内容は、メルマガ、公式LINEで配信しています。
せどりの情報や最新のアカウント情報は、メルマガ、公式LINEから拾ってください。
ぜひ、登録をお願いいたします。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?