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ベースラインの打ち込みでつまずきました⋯

やはり何事も順調にはいかないものですね、ここにきて壁が現れました。
ピアノ、ドラム、ときて次はいよいよベースの打ち込みに入ったのですが、ベタ打ちで入力する分には問題なく終わりました。

しかし、ベースと言えばやはりチョッパー(スラップ)やハンマリングオン&プリングオフといったようなリズミカルに跳ねるような音や、スライドやグリッサンドみたいに流れるように音が移り変わっていくのが特徴的なので、そのサウンドをDAW上で表現するのにいろんな動画やブログなどを見て参考にして試行錯誤してみましたが、これがどうにも上手くいきません。

理論上はピッチベンドやマスターゲインを調整する事でそれらの音を表現出来るはずなのですが、実際にやってみると全く求めている音にならないのです⋯

はて、どうしたら良いものか困り果ててしまいました。
正直この壁にぶつかって以来3日間ぐらい打ち込み作業が出来ていません。
その間はやり方を解説しているYouTubeの動画を観たりブログを読み漁り、自分なりに答えを探していたのですが今の段階ではまだ私には無理なのかなと思います。

それでもいつまでも足踏みしているわけにはいきませんので、ひとまずこの工程を飛ばしてピアノの細かい音を入力する作業に没頭しようかと思ったりしています。

でも念の為もう少し一応調べてみたんです。
そしたら「MODO BASS 2 CS」というプラグインが無料で手に入る事に気づいたのです!
これは以前から参考にさせていただいている「studio K」さんが以前ベースの打ち込み解説動画で使用されていたプラグインのバージョン違いの物なのですが、こちらの無料版があるなど知らなかったもので飛びついてDLしましたw

永久無料です

こちらのプラグインはキースイッチで弦指定をして"運指"させる事でスライドやグリスさせたり、スラップする時にゴーストノートを入れるといった事でより生演奏に近い、跳ねるようなサウンドで音を鳴らせるという非常に素晴らしいプラグインでございまして、これがあれば私も晴れてモヤモヤがスッキリしまして、練習曲の「可愛くてごめん」のベースもリアリティーある音になる事と思います。

ちなみに作業画面はこんな感じなのですが、ボディーが渋くてカッコいいですよねー。
細かい設定も出来て「Finger(指弾き)」とか「Picking(ピックで弾く)」「Slap(スラップ弾き)」といった様に弾き方も選択できて、さらに例えば「Finger」だったら人差し指だけで弾くのか、中指だけで弾くのか、交互に弾くのか選択できるみたいです。
すごくないですか?

MODO BASS 2 CSの作業画面

とはいえまだその入力作業が全然出来なくて勉強中なのですが、なんかすごくめんどくさい作業なんですこれ。
しかも操作方法もイマイチわかりづらい⋯

例えばゴーストノートと言って、弦を弾くときに抑えるフレットが変わる事でその時に出る「カッ」みたいな聴こえるか聴こえないかぐらいのノイズ音を敢えて入れてあげたりするんですけど、そのゴーストノートの打ち込みもイマイチ理解出来なくて頭から湯気が出そうなんです。

小節に合わせて打ち込んであるノートとノートの間ををわざと少し開けてあげる事でいかにも人が弾いているような自然なベース音になるんです。
つまり小節のラインにピッタリ合わせるよりは尻の方を少し切ってあげて、次の音との境をハッキリつけて歯切れをよくしてやる事で弾みがつくのでベースの音が活き活きするんです。

スライドやグリスはなんとなくピッチベンドの調整で出来そうなのですが、ゴーストノートにしてもスライドにしても、ハンマリング・オンやプリング・オフにしてもとにかく「キースイッチ」という事を知らないとダメなんですよね。

これは先が思いやられるわ⋯
正直ベースを普通に弾いた方が絶対はやいんですよね。
打ち込み慣れしていないと本当に時間のかかる作業です。

という事で今回はここまでで終わりです。

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それではまた次の記事でお会いしましょう。

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