ホガークヴァイン

1.概要

[土地]
1 《森/Forest》
1 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
2 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3 《Bayou》
4 《Bazaar of Baghdad》
1 Savannah
[クリーチャー]
4 《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》
4 《縫い師への供給者/Stitcher's Supplier》
4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4 《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
1 《Elvish Spirit Guide》
4 《復讐蔦/Vengevine》
4 《虚ろな者/Hollow One》
4 《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》
[スペル]
1 《Black Lotus》
1 《Mox Jet》
1 《Mox Emerald》
4 《むかしむかし/Once Upon a Time》
3 《適者生存/Survival of the Fittest》
3 《活性の力/Force of Vigor》
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》

[サイドボード]
2《封じ込める僧侶/Containment Priest》
2《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy》
4《貪欲な罠/Ravenous Trap》
4《耳の痛い静寂/Deafening Silence》
1《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
1《露天鉱床/Strip Mine》
1《不毛の大地/Wasteland》

このデッキには2つの勝ち筋があります。
一つは供給者などを用いて、ホガークを高速展開(1.2ターン目)すること。
もう一つはサバイバルやバザーから復習蔦やホロウワンを大量展開することです。

2.理想的な展開
2ターン目ホガークという動きは結構簡単にできます。
1t むかしむかしフェッチ死儀礼
2t 供給者、墓地5枚リムーブほがーく
供給者+クリーチャー何か+墓地肥やし2枚という流れが多いです。

3.何故ホガークに注目したか?
A.墓地対策に強い。
mtgtop8のデータを元にしたヴィンテージのサイドボードに採用されている墓地対策採用率ランキングは以下です。(採用率5%以上のみ抜粋)
①:黒罠
②:トーモッド
③:檻
④:力戦
⑤:僧侶
⑥:イクスリッド
⑦:サージカル
この中でホガークの高速展開を確実に防ぐ事ができるのは力戦だけです。
2.の例で考えましょう。
大事なことは供給者誘発後、ホガークキャストまでに優先権が相手に渡らないことです。
黒罠:打てるのは供給者誘発後だが、優先権が間に合わない。
トーモッド:供給者誘発前に起動すれば最速ホガークは防げるが、墓地2枚とトーモッドの交換は割に合わない。墓地にあるホガークを追放することは可能。
檻:手札からキャストされるホガークに干渉できない
力戦:墓地が肥えないため、場に生物が7体揃うまでホガークを防ぐことはできる。
僧侶:全く干渉できない
看守:檻と同様手札からキャストされるホガークに干渉できない
サージカル:供給者誘発前なら墓地を減らし、干渉可能だが現実的ではない。

B.充分なサイズがあり、サバイバルの弱点を補える。
サバイバルとは蔦やホロウワンを大量展開するのがメインの勝ち筋ですが、タルモ等、蔦やホロウワンよりも大きな生き物が出てくるとビタ止まりしてしまいます。ですが、ホガークはタルモで止まることはほぼありません。トランプルがついているのでヤンパイなどトークンを大量展開されても、無視して殴ることができます。

4.相性

苦手なカード
カラカス、オーコ:ホガークを繰り返し無力化されて詰む
タバナクル:マナがあまり出なく生物の維持に困る。
ラヴィニア:ホガークはマナを払えないため、確実に打ち消される。

苦手なデッキ
ドレッジとTPS
相手の方が速度が速く、かつ干渉手段が少ないため。

得意なデッキ
フェアデッキ全般
打ち消しや対策がききづらなため
MUD
ホガークでサイズ勝ちできる

五分または調整次第
逆説
活性アウフと有効な干渉手段が大量につめるが、最近はオーコが採用され、五分くらいになった。
オース
先後の差の要素も強いが相手におーすを貼られるまえにほがーくを出せれば押し切れることも多い。
しかし、最近はオーコが大量採用され微不利くらいになった。

5.カード解説
土地
バザー

ルートワラ/ホガーク/蔦/余ったむかしむかしなどを捨てよう。マナが伸びなさそうならサバイバルを捨てて問題ない。手札がない時は、アップキープに起動しよう。ホロウワンをトップデッキした時に1マナで出せるから。

ドライアドの東屋

ホガークの招集コストになるので採用。

MUDが多い場合、2枚入れても良い。2枚入れると、三玉などで生物を唱えることができない状況になっても、バザーで墓地肥やしながらフェッチ2枚から東屋を2枚揃えることでホガークを唱えられる。

供給者
ホガーク高速展開には必須。かつ1マナクリーチャーは蔦を誘発させるのに役立つ
アウフ
逆説tpsmud相手以外だと微妙なので別にサイドでもよいがヴィンテージはサイドボード7-8枚のゲーム(残り半分はドレッジに取らざるを得ないため。)であるので枠削減のためにメイン大量採用。

死儀礼

ただ強な1マナ生物。対MUDで1t目バザーから生物を展開できなさそうなときは死儀礼を優先しよう。返しスフィアや不毛など食らったときのリスクヘッジ。

ルートワラ/復讐蔦/ホロウワン

蔦ルートの根幹。特にルートワラは1マナなので、バザーやサバイバルがない時に素だししてホガークのえさにしよう。中盤以降でバザーやサバイバルがなくてゲームが停滞しているときは、ホロウワンをサイクリングしよう。

ホガーク

8/8トランプルがでかい。このデッキのメイン勝ち筋。

出すためには黒か緑のクリーチャー2体と墓地5枚が必要。初動はそこを目標にプレイすることが多い。

Elvish sprit guide

サバイバルを回すときに、マナが足りなくて手札に捨てたいカード(蔦/ルートワラ)が多い時にサーチすることでサバイバルを回せる回数が増やせる。特に、起動回数が足りなくてホロウワンが十分軽くならない時に便利。

サバイバル

このデッキはバザーや供給者からのホガーク高速展開がメイン勝ち筋で、それをした時にサバイバルが役に立たないことが多いため、3枚に抑えている。従来のサバイバルと比べ、マナソースなどが少なく序盤に手札全部使うことも多いので、初手にあってもうれしくないことも多い。

ただし、マナフラッドした中盤以降にこれ1枚から面で攻めるのはサバイバルルートがメイン。面と点の両方で攻められることがこのデッキの強み。

むかしむかし

むかしむかしが刷られたからこのデッキが成り立ってるともいえる。

供給者とホガークの絵合わせに使う。あと、むかしむかしで墓地が1枚増えることも大切で、むかしむかし+フェッチ+供給者で墓地5枚達成し、供給者+フェッチから持ってきた東屋でクリーチャー2体達成することでお手軽に2tホガーク達成できる。

活性3/チャリス

逆説を最大限めたるため、活性よりチャリスを優先した。ルールスで壊したアーティファクトを回収されるので活性の効果が従来より下がった。

サイド

耳の痛い静寂4

コンボ全般を見れる。特にブリーチによく刺さるのが〇

封じ込める僧侶2

ドレッジには間に合わない。トーモッドや黒トラップと合わせると有効。しかし、オースも警戒するために封じ込める僧侶を採用。

不毛1/ストリップマイン

メインから逆説対策札を大量投入していて、逆説でもドレッジでもないデッキ相手にサイドアウトしきれないので、汎用サイド枠としても使えるドレッジ対策を採用。タバナクルやカラカス割れるとgood

暗殺者の戦利品2

上記と同じ汎用サイド枠。ただし、オースなどを壊すときに衰微の方が信頼できるので要検討。

トーモッド1/黒トラップ4

ドレッジに勝てないので。


サイドプラン

対フェア

活性/チャリス/アウフなどを抜いて不毛/ストリップ/トロフィーなどを入れる。

対逆説/ドレッジ/コンボ

入れるものは明確だが、問題は何を抜くかが検討中で、よい答えを持ち合わせていない。今まで俗にいうケバブボード(少しずつ各役割のカードを抜く 例むかしむかし1/森/ホガーク/復讐蔦2など)をしていたが、勝率が良くない。





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