こんな気持ちを言葉にすれば。
コメディアンの小堺一機さんが子どもの頃、お母さんと「ローマの休日」を見た時の話。
映画を見終わって、「ねえ、お母さん。この気持ちはなんだろう。悲しいじゃないし、淋しいとも違うし、なんか変な感じがする」と言ったら、「それはね、『切ない』って言うのよ」と教えてくれたそうです。いい話ですよね。
つい最近、我が子がドラえもんの映画「STAND BY ME」を見て、同じようなことを言いました。ちょっと泣きそうになりながら。
小堺さんのお母さんのように、「そういう気持ちは『切ない』って言うんだよ」と教えました。
そんな日が来るなんて、なんだか不思議な気持ちがします。
もちろん子どもの成長は、無条件に嬉しいことです。でも同時にちょっぴり切なくもあります。
できれば、ゆっくりゆっくり大人になってほしいなあ、と切に思います。
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