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我が「トーマの心臓」譚(連載No.5)-純愛信仰と信仰弾圧の中で起きた『殉教』(ジョン・F・ケネディと今道潤三篇)

TBS今道順三による「ジョン・F・ケネディ」のカトリックロゴス感覚(Holy Communion)の報告

テレビ業界に対するカトリックロゴス感覚(Holy Communion)のカタルシス

カトリックロゴス感覚(Holy Communion)に対する「敵対感覚〈原罪〉」は「ケネディ暗殺」となり「見せしめの処刑(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)」として結実した。
ナザレのイエスのように・・・

2023年3月27日(月)撮影
撮影者 Soma Oishi
現在のTBS放送センターとハリーポッターの梟
ミネルヴァの梟
叡智を示している

ミネルヴァ‐の‐ふくろう【ミネルヴァの梟】 ‥フクロフ
ミネルヴァの連れている梟。知恵の象徴。

『広辞苑 第六版』 岩波書店

アテナ
Athena
ギリシアの女神で,ラテン語名を⇨ミネルワという。ゼウスと知恵の女神⇨メティスの子。メティスを最初の妻にしたゼウスは,彼女からやがて生れる男の子に自分の王位を簒奪される運命にあると知り,すでにアテナを妊娠していたメティスを腹に飲み込んでしまったところ,頭に陣痛を感じたのでヘファイストスまたはプロメテウスに命じ,斧で頭のてっぺんを割らせた。するとその割れ目から,武装した姿で飛出したのがアテナで,これによって彼女は戦いの女神であると同時に,知恵および技術万般を管掌することになった。神話のなかで彼女は,特に英雄たちの近しい守護者として彼らを危難から救い,手柄をあげるのに必要な佑助を与える。⇨ポセイドンとアッチカの支配権を争って勝ち,アテネ市の守護女神となったとされ,同市の⇨アクロポリスにいまも残る⇨パルテノン神殿は,この女神の最も有名な社であった。「処女神宮」を意味するこの社名のとおり,アテナは永遠の処女で,彼女の裸身を見た⇨テイレシアスは,罰として盲目にされたという。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.
フェイディアス作『アテナ・パルテノス』黄金象牙像(前438)のローマ時代模刻(130頃)

Athene /əˈѲiːni/ (also Athena)
<Greek Mythology>
the patron goddess of Athens, typically allegorized into a personification of wisdom.
Also called PALLAS.
Roman equivalent MINERVA.

●Oxford Dictionary of English, Second Edition revised

Mi・ner・va [minəːrvə]〓
―n.
1 ミネルバ:古代ローマの知恵・工芸・芸術・戦術の女神;ギリシア神話の Athena と同一視される.
2 (一般に)知恵の優れた女性,学識のある女性.
3 女子の名.

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

Minerva /mɪˈnəːvə/
<Roman Mythology>
the goddess of handicrafts, widely worshipped and regularly identified with Athene, which led to her being regarded also as the goddess of war.

●Oxford Dictionary of English, Second Edition revised

2023年3月27日(月)撮影
撮影者 Soma Oishi


2023年3月27日(月)撮影
撮影者 Soma Oishi

TBS開局70周年を記念して
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
2023年3月27日(月)撮影
撮影者 Soma Oishi

2023年3月27日(月)撮影
撮影者 Soma Oishi

現在のTBS放送センター
さくら坂より
2023年3月27日(月)撮影
撮影者 Soma Oishi

TBS創立十周年を記念して
今道潤三
アメリカのテレビネットワーク 機能と運営
当時のケネディ政権に招聘され研究したものらしい。
ケネディはアイルランド系でありカトリックであった。
"Fair is Foul, and Foul is Fair. But Fair is Fair, and Foul is Foul."
"Innocent is Guilty, and Guilty is Innocent. But Innocent is Innocent, and Guilty is Guilty."

また「世界信仰」としてあった「コミュニズム(Holy Communion)」が大きかったかもしれない。
「doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa」は「カトリックロゴス感覚・純愛メシア信仰(Holy Communion)」に敵対する闘争となりそれが「見世物(ショー)」とされる。
そういった「見世物(ショー)」は古代ローマの「グラディエーター」として行われた「愚民政策(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)」と同じであるだろう。
それは「神演出(敵対感覚〈原罪〉による見世物(ショー))」であり「doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa」である。
しかし「演劇」は「ペルソナ(自由の相互性〈相互愛〉)」によって演じられる。
「ペルソナ(自由の相互性〈相互愛〉)」は「偽善」の「仮面」を意味しているという指摘は誤りである。
「偽善」は「理性(自由の相互性〈相互愛〉)」に対する「敵対感覚〈原罪〉」を示している。
それは「カトリックロゴス感覚(Holy Communion)」の「ペルソナ(自由の相互性〈相互愛〉)」に対する「敵対感覚〈原罪〉」が「サタン(最高悪)」とされることと同じである。
「偽善」とは「カトリックロゴス感覚(Holy Communion)」の「ペルソナ(自由の相互性〈相互愛〉)」に対する「敵対感覚〈原罪〉」を正当化(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)する「仮面」をつけた「サタン(最高悪)」と定義される。
そして「カトリックロゴス感覚(Holy Communion)」は「理性(自由の相互性〈相互愛〉))」とされる。
一方で「偽善(仮面)」が形成した「理性(自由の相互性〈相互愛〉)の仮面(偽善)」をつけた最高悪(敵対感覚〈原罪〉)が人間関係(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)で正当化(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)される。
これが人の世の「理性(自由の相互性〈相互愛〉)」の在り方の「虚実」である。
当然に「理性(自由の相互性〈相互愛〉)の仮面(偽善)」は虚飾である。
「理性(自由の相互性〈相互愛〉)」とは「カトリックロゴス感覚(Holy Communion)」の回復(カタルシス)を行うメシア信仰である。
これは基本的な「理性(自由の相互性〈相互愛〉)批判(Holy Communion)」であり「最高悪批判」である。
「敵対感覚〈原罪〉」を超感覚(一方的自由の陰険)として立てただけの理屈は「理性(自由の相互性〈相互愛〉)」を完全弾圧した特殊詐欺(最高悪)でしかない。
最高悪(敵対感覚〈原罪〉)を立てた「doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa」は「最高悪崇拝」の「カルト教団」と同じである。
「理性(自由の相互性〈相互愛〉)」に対して「偽善(理性の仮面)」をつけたサタン(最高悪)が「敵対感覚〈原罪〉」によって行う攻撃に対し最高善の神の「聖戦」が始まる。
「ペルソナ(自由の相互性〈相互愛〉)」はその語源を確認してみると「仮面」ではなくその発声(カトリックロゴス感覚(Holy Communion))を示している。
それは「ペルソナ(自由の相互性〈相互愛〉)」の「演劇」によりイマーゴ(真善美の回復)という治療が行われることを意味していて「魂の浄化(Holy Communion)」の作用を齎す。
患者(病人)はイマーゴ(真善美の回復)へ導かれるのだ。
それが「カトリックロゴス感覚(Holy Communion)」の回復である。
「演劇」が「魂の浄化(Holy Communion)」だとする意味はここに示されている
そしてその在り方は「ナザレのイエス」であり「メシア」の実存を世界市民に示すことになる。
最高善の神の黙示とは「魂の浄化(Holy Communion)」と「魂を穢す(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)」の関係として表出するのだ。
それは先程指摘したテレビ局(TBSなど)の各社の理念(自由の相互性〈相互愛〉)の有無に如実に顕れていて理解しやすい。

最高善の神を信仰するか?(TBS)

サタン(最高悪)を崇拝するか?(その他のテレビ局)

治療(Holy Communion)であるか?(TBS)

加持祈祷(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)であるか?(その他のテレビ局)

フロイト(至高の抽象化の高み)(自由の相互性〈相互愛〉)であるか?(TBS)

ユング(原始的段階に近い在り方)(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)であるか?(その他のテレビ局)

カタルシス

カタルシス【katharsis ギリシア】
(浄化・排泄の意)
①古代ギリシアの医学で、病的な体液を体外へ排出すること。瀉血(しゃけつ)。
②オルフェウス教・ピタゴラス学派・エンペドクレスなどにおける、罪からの魂の浄(きよ)め。
③アリストテレスは悲劇の目的をパトス(苦しみの感情)の浄化にあるとした。最も一般的な理解では、悲劇を見て涙をながしたり恐怖を味わったりすることで心の中のしこりを浄化するという意味。
④抑圧されて無意識の中にとどまっていた精神的外傷によるしこりを、言語・行為または情動として外部に表出することによって消散させようとする心理療法の技術。浄化法。精神分析の用語。

『広辞苑 第六版』 岩波書店

カタルシス
katharsis
ギリシア語で「排泄」「浄化」の意。哲学と徳による魂のカタルシスを語ったプラトンの用法などもあるが,一般には悲劇の効果は恐れと憐れみによるカタルシスにありとしたアリストテレスの意味で使われる。その解釈には2説あり,感情を純化するとするルネサンスからレッシングにいたる倫理的解釈と,感情のうっせきを瀉泄(しゃせつ)するとする解釈があるが,アリストテレス自身は『政治学』で,ある種の音楽の効果としてヒポクラテスの医学にいう排泄と同様な意味でカタルシスを語っているところから,後者のほうが有力。これを全芸術の効果と考えようとする試みもある。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

カタルシス
katharsis
精神医学用語。浄化法ともいう。想起するだけで不快感や不安がよみがえる体験や心のしこりを自由に表現させることによって,心的緊張を解く方法。精神分析では暗示や示唆を避けるのに対し,方法に固執せず,内部信号系を外部信号系(言動)に転換させる過程と結果を重視するものもある。麻酔分析,集団療法,自律訓練など,いろいろな方法が用いられる。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

カタルシス
[英] catharsis
特定の観念,記憶,情緒,衝動などを発散,解放すること。治療的作用を含むと理解されている。元来は浄化,清掃などを意味するギリシア語であるが,精神医学領域では,ブロイアー(Breuer J)とフロイト(Freud S)が,心の中に溜まっていたものを催眠下で発散させる催眠浄化法を提出したのに始まる。現在では,そのほか,麻酔面接,自由連想法,遊戯療法,芸術療法等々,各種の治療法が効果を果たす1つの要因がカタルシスであると理解されている。
(511007)

『医学書院 医学大辞典』 医学書院

catharsis (kă‐thar′sis)〓
[G. katharsis, purification< katharos, pure].
1.しゃ(瀉)下,便通,カタルシス.=purgation.
2.カタルシス,浄化〔法〕,開通法(過去の,特に抑圧された出来事から感情を解き放つよう精神分析学的に指導して,情動緊張,不安を取り除くこと).=psychocatharsis.

『ステッドマン医学大辞典』 メジカルビュー社

psychocatharsis (sī′kō‐kă‐thar′sis).〓
精神浄化〔法〕,精神カタルシス.=catharsis (2).

『ステッドマン医学大辞典』 メジカルビュー社

治療

治療(チリョウ)
[英] medical treatment, therapy, cure
[同義語] 【処置,療法】
疾病や外傷を治したり癒したりすること。あるいはそのための手技・手法。食事療法,内服療法,注射療法,吸入療法,外科的療法,理学療法,精神療法などさまざまな治療法がある。かつては開発者の人名のついた治療法([例] Carrel’s treatment;創傷の治療法など)が多数あったが,これらはほとんどが歴史的なものとなり,施行されるものは少なくなっている。
(271011)

『医学書院 医学大辞典』 医学書院

ちりょう【治療】
(medical)treatment; healing
病気の癒(いや)しにかかわる行為一般のこと。特定の病因論に対応する形で治療体系も発達している。近代医療においては,身体の異常を引き起こしていると考えられるウイルスや細胞の除去・抑制が治療とされる。一方,伝統社会においては,病気の原因を自然界からの働きかけ,祖霊の怒り,近親相姦(そうかん),憑依(ひょうい)霊などに求めるため,治療も儀礼の形態をとる。それゆえ何をもって病気が癒された・治ったとするかは文化的な病気観・健康観による。当該社会に内在するメタファーや伝統社会の呪医が使用する薬草などにも実際の治療効果が認められている。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

加持祈祷

か‐じ【加持】 ‥ヂ
〔仏〕(梵語adhisthana)
①仏が不可思議な力で衆生(しゅじょう)を加護すること。
②真言密教で、仏と行者の行為が一体となること。災いを除き願いをかなえるため、仏の加護を祈ること。印を結び真言を唱える。源氏物語(若紫)「わらはやみにわづらひ給ひて、よろづに、まじなひ・—などまゐらせ給へど」
③供物・香水・念珠などを清めはらう作法。

『広辞苑 第六版』 岩波書店

きとう【祈祷】
神秘的な力をもつ特定の対象に対し,期待する結果を得るために祈ること。インドのベーダ時代にあっては,たとえば『リグ・ベーダ』にすでにみられるように,肺結核をなおすため,流産防止のため,敵を破るための呪句などがあることからも,祈祷が盛んであったと考えられるが,初期の仏教では行われなかったとみられる。やがて,仏教にも呪術的要素が取入れられるようになって,次第に盛んとなり,特に密教においては重要となり,鎮護国家などの目的のために,厳密な規定のもとに実行される。そのためには祈願所が設けられたり,護符,護摩札などが重んじられて,祈祷の要素は日本の民間信仰のなかに融合して深く入っている。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

かじ‐きとう【加持祈˟祷】カヂキタウ
一般に、病気・災難などをはらうために行う祈祷、または、その儀式。印を結び、真言を唱え、いくつかの象徴的器具を用いて行う。

『大辞泉 第二版』 小学館

◗加持祈祷
incantation and prayers
♦加持祈祷をする
perform incantations
◾加持祈祷で病気を治す
perform a faith cure

『プログレッシブ和英中辞典(第3版)』 小学館

イクトゥス(イクテュス、ichthys ichtus、ギリシャ語: ΙΧΘΥΣ/ ἰχθύς 発音 [ikʰtʰýs]

ペルソナ(自由の相互性〈相互愛〉)

persona (per‐sō′nă)〓
[L. per, through+sonare, to sound.役者の発声を助ける古代劇用の面についている小さなメガホンから声が聞こえるの意].ペルソナ(その個人全体を統合する語.その人個有の物理的,心理的,行動的属性の全体像.Jung心理学において,パーソナリティの中で周囲に受け入れられる理想的なもの,真のパーソナリティを隠すために装われたもの.→ego; self (4). cf. shadow (2)).
『ステッドマン医学大辞典』 メジカルビュー社

※ペルソナ(自由の相互性〈相互愛〉)はカトリックロゴス感覚(Holy Communion)を示している。

最高善の神の王国の到来

風の谷のナウシカの試練

つづく


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