塩水間欠泉と塩素間欠泉の地殻チューナーによる相互バフ

Oxygen Not Includedにハマっている。これについて、主にTwitterでハッシュタグを用いて備忘録を残していたのだが、Twilogが使えなくなったため別の記録方法が必要になったのでnoteに記していくことにする。

地殻チューナーは、間欠泉ごとに特定の資源を消費して、間欠泉の噴出量と噴出温度を上昇させる。
この特定の資源というのが、塩水間欠泉は漂白石、塩素間欠泉は塩である。つまり、塩水間欠泉から塩を取り出して塩素間欠泉の噴出量を上げて、塩素間欠泉から得られる塩素をやかましパフを用いて漂白石に変換、それをもって塩水間欠泉の噴出量を上げるという相互バフが可能なのではないかという試算をする。お互いの噴出量が足りるかが問題になってくる。

チューナーの仕様
・秒間の噴出量は、チューナー1つにつき+20%
・噴出温度は間欠泉によって変わるが、塩水は+20℃、塩素は+15℃。
・最大でチューナーのバフは5つ重ねられる。つまり、最大バフを重ねると噴出量は2倍になり、、塩水は+100℃されて195℃、塩素は+75℃されて135℃で出力される。
・資源の消費量はどちらも50kg/cyc=83.33g/s。ただしこれは噴出時にしか消費しないため、噴出間隔や休眠期によって、実際の消費量はことなる。秒間噴出量が高く、噴出時間が短く、休眠期が長いほど省資源で大きな効果をもたらすことになる。

塩水間欠泉側の計算

現在のコロニーには塩水間欠泉が2つある。まず1つ目がこれ。

平均出力3452.5gの超強力な間欠泉。しかも秒間噴出量がドでかくて噴出時間は短めとかいうまさに理想の1品。

まずは、必要となる漂白石の量を計算します。
活動間隔102.9cycのうち、噴出している時間がどれほどかを計算すると、
60.3×(183/431)=25.86cyc。
この間、バフ1つにつき漂白石を50kg/cycずつ消費するので、総消費量は25.86×50=1292.9.kg。
これを102.9cycで賄えればいいので、1サイクル当たりに直すと、1292.9÷102.9=12.56kg/cycの漂白石の供給が必要となる。
1秒あたりだと、12.56kg÷600=20.94g/sとなる。
バフを5つ重ねたければ、20.94×5=104.7g/sが必要。

続いて、バフを5つ重ねた時の塩の生産力について。
フルバフ時に生産できる塩水は、3452.5×2=6905g/s。
このうち7%が塩になるので、6905×0.07=483.35g/sの塩の生産力となる。
なお、このときは195℃で噴出するため、勝手に蒸気と塩に分かれて出力されるため、脱塩装置を使う必要はない。

もう1つがこちら。

平均出力2399.2g/sは最弱クラス。バランス取られたな。

まずは、必要となる漂白石の量を計算します。
活動間隔127.2cycのうち、噴出している時間がどれほどかを計算すると、
63.5×(314/627)=31.8cyc。
この間、バフ1つにつき漂白石を50kg/cycずつ消費するので、総消費量は31.8×50=1590.0kg。
これを127.2cycで賄えればいいので、1サイクル当たりに直すと、1590.0÷127.2=12.50kg/cycの漂白石の供給が必要となる。
1秒あたりだと、12.50kg÷600=20.83g/sとなる。
バフを5つ重ねたければ、20.94×5=104.2g/sが必要。

続いて、バフを5つ重ねた時の塩の生産力について。
フルバフ時に生産できる塩水は、2399.2×2=4798.4g/s。
このうち7%が塩になるので、4798.4×0.07=335.86g/sの塩の生産力となる。

塩素間欠泉側の計算

続いて塩素。これはコロニーに1つあり、それがこちら。

噴出温度を見てわかる通り、すでにフルバフ済。塩は採掘で山ほどとれるので、希少な塩素をなるべくため込んでおくために、常時バフをかけている。

まずは、必要となる塩の量を計算します。
活動間隔83.3cycのうち、噴出している時間がどれほどかを計算すると、
56.8×(203/474)=24.33cyc。
この間、バフ1つにつき塩を50kg/cycずつ消費するので、総消費量は24.33×50=1216.3kg。
これを83.3cycで賄えればいいので、1サイクル当たりに直すと、1216.3÷83.3=14.60kg/cycの漂白石の供給が必要となる。
1秒あたりだと、14.60kg÷600=24.34g/sとなる。
バフを5つ重ねたければ、24.34×5=121.7g/sが必要。

続いて、バフを5つ重ねた時の漂白石の生産力について。
フルバフ時に生産できる塩素は、251.6g/s。
このうち95%が漂白石になるので、251.6×0.95=239.02g/sの漂白石の生産力となる。

まとめ

・塩について
供給が819.21g/s、需要が121.7g/sなので、かなり余裕がある。
・漂白石について
供給が239.02g/s、需要が208.9g/sなので、なんとか足りている。

というか、塩水間欠泉は1個でいい。今回の出力が弱い側を考えると、
塩   供給 335.86 需要 121.7
漂白石 供給 239.02 需要 104.2
なので、十分間に合う。出力が強い側ならなおさら余裕。

もちろん間欠泉のステータスによって需要・供給は変化するため、コロニーごとの計算は必要。ただ、この計算した感じを見ると、塩水間欠泉と塩素間欠泉が1つずつあれば、ほぼ間違いなく相互にバフを掛け合えると思われる。どちらかが2個あってもかなりの確率ですべてフルバフにできそう。さすがに3個あると、相方が1つでは足りない可能性が高そう。

もっとも、別の問題として、とんでもない速さで噴出する蒸気の処理、195℃で出力される塩の冷却(必要なら)、そのままだとパフが蒸し殺される135℃塩素の冷却が課題に上がる。この点に関してはまた別に書こうと思す。

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