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沖島さんぽ


イベント企画の現地視察として、滋賀県の「沖島」に行ってきました。

人口300人弱、日本で唯一の淡水に浮かぶ有人島。
車も信号もなく、移動はすべて三輪車!
島民のほとんどが漁業を生業にしているため、港の大量の漁船は一家に一隻といったところでしょうか。
また、各家庭が小さな畑を持っており、島で取れる魚と、野菜で自給自足的な生活が営まれているそこは、時計が止まってしまっているかのような別世界でした。
何もないけれど、見渡せば広がる琵琶湖と自然、昔ながらの生活感溢れるまち並み。
ゆっくり、のんびりした時を過ごすことができる島です。

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イベントではカフェ「汀の精」さんで、沖島めしのお弁当を作ってもらおう!ということで、この日もお昼ご飯をいただいてきました。

琵琶ますのお造り、煮つけ、自家製みそのお味噌汁、小鮎とすじエビの佃煮に、畑で採れた野菜のかき揚げ・・・
すべて沖島産の「沖島めし」は、家庭(島)の味を凝縮した、お客様にも喜んでいただけること間違いなしの内容でした!

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ただ、島のおばあさんとお話させていただくと、寂しいお話も・・・。
島に若い人はほとんどおらず、島の小学生は4人だけ(でも島外から沖島の環境が気に入って沖島の小学校に通ってる子供もいるそうですが)。
明らかな高齢化と、コロナの影響で中心産業の漁業も買い手不足・・・。
そんな状況から5年後の沖島は、もう今の生活を続けるのは困難かもしれない・・・と。

ただ、そんな中でも、私のような若い人や、学生さんたちが来てくれたり、沖島に興味を持ってくれる人が増えることはすごく嬉しいことだとも話してくれました。


沖島で生活する島民の皆さんの生活に触れ、時間を共有させていただき、何もないけど、景色や人、島の味覚に癒され、心が豊かになる。
そんな沖島の魅力を知ってくれる人が一人でも増えるといいなぁと。

ノスタルジックに浸りたい方は沖島おすすめですよ 笑

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