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祈りとヨガ

holo.holo yoga の Yukiko です( ´∀`)!

いよいよ平成も残すところ
あとわずかになりましたね。

平成の天皇皇后陛下は、
穏やかな時も困難な時も
いつも、国民のために
祈っていてくださっている印象があります。( ´∀`)

祈りは、
「宇宙の隅々まで届くもの」

とヨガの哲学では言われています。

自分でもベストを尽くしているけれど、
自分の力だけでは及ばないところ、
自然の力も味方についてもらおう!

という考えです。

インドのお祈りの儀式は、
お祈り専門の方が
火を焚いて、そこにお花、木の実、オイルなど
をくべて、
音、香り、身体と心を使ってお祈りします。

日本のお寺の護摩だきなど、
インドととてもそっくりです。
ルーツが同じなのが、よくわかります。

お寺だけでなく、
教会においても、祈りとともに
火を焚いて、お香、音、身体と心を使うことは
共通していますよね。

炎(浄化)、音、香りもまた、
「宇宙の隅々まで届くもの」
とされ、
祈りは、それらにのり、
全てに染み渡ります

ヨガ哲学のヴェーダで、

マントラというお祈りがあります。
このマントラを唱えるには、
お祈り専門業として、
お祈り専門の儀式、菜食主義、
伝統に従った生活をしていないといけません。

マントラは、
間違った発音や方法で唱えると、
思ってもみない結果を招くと言われています。

その代わり、

誰でも唱えられるお祈り、
シュローカがあります。
お祈りの型が決まっていて
迷わなくていいようになっています。
便利!

その人、ご家庭、
その土地、お国にあった祈り方で、
祈りの生活にしてみませんか?

朝起きたとき、
出かける時、
何かを始める前、
一日終えたあとなど
祈りで始まり、祈りで終えると
何が起きても
それが自分に必要で起きていること
気がつくようになります。

ヨガのレッスン前後に、
私は必ずお祈りをしています。
皆さまに感謝を込めて、
その1日も穏やかでありますようにと。
ヨガが、スポーツではない理由は、
自分の身体をも含め、全てに感謝してできること。

祈る前に、
自分はこうしたい
ということを明確に宣言するとより良いです。
それをサンカルパと言います。

例えば、
「今日1日、穏やかでいるために、祈る行為をします。」
のように。
具体的であればあるほど、
自分はそれに向けてどう行動して、
何をすべきなのかがはっきりわかってくるから。
個人的な宣言、総体的な宣言の2種類ありますね。

祈りは、人を成長させます。
祈りは、行為。
湖に小石を投げたら、
波紋が広がっているように、祈りは広がります。

行為には、結果がつきます。
目に見える結果、目に見えない結果。

また、祈りを口に出すことによって、
その音によって
自分の身体に響きわたり、
また空気中にも出て、宇宙の隅々まで伝わります。

怪我をして動けないとき、
病気をして思うように動けないとき、
困難な状況になっているとき、
「何もできない!」と焦りがち。
それでも、祈ることはできます。
( ´∀`)

天皇皇后陛下は、
私たちが絶望の中にいると思える時、
祈ることすらできなくなったような時、
いつも祈ってくださっていました。

平成から令和へ。
まるで、大晦日のような気持ちになっている方も
多いと思います。
心がそわそわする時こそ、
呼吸に意識を集中して、リラックス。

平成に感謝し、
次の令和の時代に向けて、
祈ってみる、神聖な時間を設けてみるのも
いいですね〜。( ´∀`)

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