オイルうがい（ガンドゥーシャ）

holo.holo yoga の Yukiko です！

今回は乾燥した季節にもってこいの
オイルうがいについて。

前回ご紹介した、太白ごま油でします。
（夏はココナッツオイルでも良いですね！）

太白ごま油の効果は、以下のように
アーユルヴェーダの聖典では言われています。
アーユルヴェーダは、ヨガの姉妹と言われる、
生命の科学、智慧と呼ばれる、インドでは伝統医学。
インドでは６年間大学で学びます。
紀元前１０００年前から記されておりますが、
それ以前は、口伝で代々、その家系で受け継がれてきました。

『全ての油剤の中で、ごま油が体力増進のためにも
油剤法にも最も優れている』
『植物性油（ごま油）は、ヴァータ（動きのエネルギー）を鎮静するが、
同時にカパ（安定させるエネルギー）を悪化させない。
そして体力を増進し、皮膚に良く、
温性で、身体を丈夫にし、女性生殖器を浄化する』
（チャラカ・サンヒター総論４章12-15）

朝、起きたら歯を磨く。
舌ゴケをタングスクレーパーやステンレスのスプーンなどで
優しくこそげ落とします。
舌ゴケケアも、ずっと昔から勧められていたのですね！
フロスもして、
お口の中が綺麗になったら、いよいよ
オイルうがい！

太白ごま油を、大さじ1.5杯ほど、口に含み、
ゆっくりブクブクします。
お口のあらゆるところにオイルが届くように
ブクブク、ブクブク。
５分〜１０分程度経ったら、
オイルが軽くなったように感じたり、鼻がツーンとしてきます。
その時、ティッシュにオイルを出し、ゴミ箱へ！
排水溝には、そのまま流しません^ - ^

注意点！
オイルは飲み込まないように。
ご自分の心地よさを優先に。無理しない。
良いと思ったら続ける。気持ち悪いと思ったら、中止。

効果としては、
唾液の分泌がよくなる、味覚が良くなる、喉や声に良い、
歯や歯茎を丈夫にする、口臭予防…などなど
たくさんあります。

お口の中は、粘膜です。
粘膜は、外側にある皮膚よりも、もっと吸収が早い。
そのため、粘膜に当たる部分には、品質の良いものを
使用するようにしたいものです。

ヨガティーチャーは、話している場面が多いです。
乾燥しているところでも、ずっと話しているので、
このケアは欠かせません(￣∇￣)

日本のごま油の精製技術は、とても優れているので安心です。

また口内は、脳に近い。
脳や神経の伝達物質の主成分が脂質です。
脳の約６５％は脂質と言われています。
また、細胞膜は脂質でできています。
良い細胞膜は、良い新陳代謝ができます。

また内容がマニアックになってきたので、
今回はここまで！

乾燥する季節に、オイルケアを上手に取り入れ、
ヨガをして、
自律神経を整えながら、
風邪予防して、過ごしていきましょう( ´∀｀)。