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進化の過程とヨガ

こんにちは!holo.holo yoga のYukiko です!

私たちがこの世に生まれてからの身体の動きは、
仰向け、寝返り、ハイハイ、そして立つ。
また座り、仰向け…

ヨガのレッスンの導入部分と同じ。
特に基礎的なクラスの流れの中に組み込まれています。

もっと深く掘り下げると、
私たち脊柱動物のご先祖(ナメクジウオ)から
爬虫類の頃をたどり、
4足歩行の哺乳類の動きをたどり…
進化する過程の順序をたどっているのです!

そして私たちの祖先は、
奇跡的に2足歩行するという進化をしました。

進化に沿った身体の動かし方をすると
自然と余計に力んだりしなくていい
身体の使い方ができてくるのです。

ヨガのアーサナは、
この2足歩行で特に大事な筋肉、
腸腰筋など、とても意識していきます。
また、姿勢保持筋と呼ばれる、
深層部分の筋肉を活性化させます。

ゆったりとした、自然な呼吸の中、
自分の負荷で、
行ったり戻ったりする、等速の運動は、
私たちの姿勢、日常生活を支えてくれている
遅筋(筋肉の色は赤いので、赤筋と言われる)を
育んでくれます。

この赤筋は、マグロやカツオのような
赤身のお魚の筋肉です。
姿勢保持筋、持久力の役割をしています。
この筋肉を鍛えても、
ムッキムキのマッチョにはなりません( ´∀`)
身体の内側がしまっていくような、
動作に必要な働きをしてくれる、
姿勢、動作を安定させてくれる筋肉。

この姿勢保持筋は、重力に対して姿勢を
保ってくれるので、
生まれてから、命尽きるまで大切に育みたい
大事な筋肉です。

まずは、歩く前の立った姿勢から( ^∀^)

基本の山のポーズ、タダーサナ。
ただ立っているだけのように見えますが、
「静の中の動」でずっと姿勢保持のための筋肉たちが
上下に押し合い、伸び続けている、
とても気持ちの良いアーサナです。

上から押されても動じない、
安定していて強い山。

鼠蹊部を少し後ろへ引き込み、
脚は中心へ寄せる意識、
下腹を上方向に締めていく。
肩は下に下げて
ゆったりとした(鼻息の荒くない、静かな)
自然な呼吸を続けます。

時間のない時、身体や心がスッキリしないなぁ、
というときは、
タダーサナのポーズをして、
ゆったりとした呼吸を1分くらいすると
調整できますよ!

私がとても大切にしているタダーサナ。
レッスンの中でも、大事にさせていただいております( ´∀`)
このタダーサナの感覚が
全てのアーサナにつながるから。

すぐに出来上がらないのが、普通です( ´∀`)
積み重なって、安定した強い山へ成長しますよ〜。
心もそれに寄り添うように
安定して強くなっていくのが、ヨガです( ´∀`)



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